3年前、私は念願のハリアーを総額420万円で購入しました。しかし今、その車を売却し、月額29,810円の新車リースに切り替えています。

「なぜ?」と聞かれることが多いのですが、答えは単純です。3年間で失った150万円以上の価値と、毎月の維持費を計算したとき、衝撃的な事実に気づいたからです。

車の価値が3年で半分以下に…私の失敗談

2021年、私は貯金を崩して新車のハリアーを購入しました。「一生モノの買い物」だと思っていましたが、現実は違いました。

  • 購入価格:420万円
  • 3年後の査定額:260万円
  • 価値の減少:160万円(38%下落)

さらに、この3年間でかかった維持費を計算すると:

項目 3年間の合計
自動車税 135,000円
車検費用 120,000円
保険料 360,000円
駐車場代 540,000円
合計 1,155,000円

つまり、3年間で実質275万円以上のコストがかかっていたのです。月額に換算すると約76,000円。この金額を見て、私は新車リースという選択肢を真剣に検討し始めました。

クルマの自販機の新車リースを選んだ5つの理由

数あるカーリースサービスの中で、なぜ私が「クルマの自販機」を選んだのか。実際に利用してみて感じたメリットをお伝えします。

1. 初期費用0円という驚き

正直、最初は信じられませんでした。通常の新車購入では頭金や諸費用で最低でも50万円は必要です。しかし、クルマの自販機では本当に0円でスタートできました。

2. 月額料金に含まれる安心感

月額29,810円には以下が含まれています:

  • 車両本体価格
  • 自賠責保険
  • 自動車税
  • 重量税
  • 登録諸費用

つまり、駐車場代と任意保険以外はすべて込みという明朗会計。予想外の出費に悩まされることがありません。

3. 3年リースで車検費用をカット

これは盲点でした。新車の初回車検は3年後。つまり、3年リースなら車検費用が一切かからないのです。私の場合、これだけで12万円の節約になりました。

4. 契約満了時の4つの選択肢

3年後には以下の選択ができます:

  1. そのまま乗り続ける(再リース)
  2. 新しい車に乗り換える
  3. 返却する
  4. 車を買い取る

私は「いろんな車に乗ってみたい」タイプなので、この柔軟性は非常に魅力的でした。

5. プロが厳選した車種とグレード

正直、車に詳しくない私にとって、これは助かりました。残価率の高い車種を選んでいるため、月額料金が抑えられているとのこと。実際、同じハリアーでも他社より月額5,000円以上安い設定でした。

実際に利用してわかったデメリットも正直に

良いことばかりではありません。実際に利用して感じたデメリットも包み隠さずお伝えします。

走行距離制限がある

月間走行距離は1,500kmが上限。年間18,000kmです。私の場合、通勤と週末のドライブで月1,200km程度なので問題ありませんが、長距離通勤の方には厳しいかもしれません。

カスタマイズに制限

返却時は原状回復が必要なため、大幅な改造はできません。ただし、カーナビやETCの後付けは可能です。

中途解約は原則不可

3年契約の場合、途中での解約には違約金が発生します。ライフスタイルが変わる可能性がある方は注意が必要です。

他社サービスとの徹底比較

私は契約前に、主要な3社のサービスを徹底的に比較しました。その結果を表にまとめます。

項目 クルマの自販機 A社 B社
ハリアー月額料金 29,810円〜 35,200円〜 36,800円〜
初期費用 0円 0円 頭金10万円〜
走行距離制限 月1,500km 月1,000km 月2,000km
メンテナンス 別途 込み 別途
車種選択 厳選された人気車種 全車種対応 限定車種
契約期間 3年/4年(商用車) 3年/5年/7年 3年/5年
契約満了時の選択肢 4つ 3つ 2つ

A社はメンテナンス込みで安心感がありますが、月額料金が5,000円以上高いのがネック。B社は走行距離に余裕がありますが、初期費用が必要で、選べる車種も限られています。

6ヶ月利用して感じた率直な感想

クルマの自販機を利用して半年。率直な感想をお伝えします。

月々の支払いが明確で家計管理が楽に

以前は車検や税金の時期になると、まとまったお金を用意する必要がありました。今は毎月定額29,810円だけ。家計の見通しが立てやすくなりました。

新車の快適さを改めて実感

当たり前ですが、新車は快適です。最新の安全装備、燃費の良さ、故障の心配がない…。これらを月3万円以下で享受できるのは、正直お得だと感じています。

3年ごとに最新モデルに乗り換えられる楽しみ

車の技術進化は早く、3年も経てば安全性能も燃費も大きく向上します。常に最新の車に乗れるというのは、想像以上に魅力的でした。

こんな人にはおすすめできない

ただし、以下のような方にはおすすめできません:

  • 月2,000km以上走る方:走行距離制限を超えると追加料金が発生します
  • 車を資産として考える方:リースでは所有権は得られません
  • 10年以上同じ車に乗りたい方:長期的にはコスト高になる可能性があります

申込みから納車までの流れ

実際の申込みプロセスをご紹介します。

  1. Web申込み(5分):必要事項を入力するだけ
  2. 審査(1〜2営業日):私の場合は翌日に結果が来ました
  3. 契約手続き(郵送):書類のやり取りは郵送で完結
  4. 納車(約2ヶ月):ディーラーで受け取り

特に面倒な手続きはなく、ほぼすべてオンラインと郵送で完結したのは助かりました。

よくある質問への回答

Q: 本当に追加費用はかからない?

A: 任意保険、ガソリン代、駐車場代、メンテナンス費用は別途必要です。ただし、税金や自賠責保険は込みなので、予想外の出費はありません。

Q: 事故を起こしたらどうなる?

A: 通常の車と同じく、保険で対応します。ただし、全損の場合は契約解除となり、残りのリース料を一括で支払う必要があります。

Q: ボディカラーは選べる?

A: 審査通過後に相談可能です。特注色の場合は追加料金がかかることがあります。

最終的な判断:新車購入 vs 新車リース

6ヶ月間利用して出した結論は、「3〜5年で乗り換えたい人には新車リースが圧倒的にお得」ということです。

計算してみると:

  • 新車購入:3年で275万円のコスト(減価償却+維持費)
  • 新車リース:3年で107万円のコスト(月額29,810円×36ヶ月)

差額は168万円。この差額で、また新しい車のリースを始められます。

まとめ:私が新車リースを選んだ本当の理由

最後に、私が新車リースを選んだ本当の理由をお伝えします。

それは、「車にかけるお金を最小限にして、その分を他のことに使いたい」という価値観の変化でした。

420万円で車を買う代わりに、月3万円で新車に乗り、残りのお金は投資や旅行、子供の教育費に回す。これが今の私にとって最適な選択でした。

もちろん、車を長く大切に乗りたい方、カスタマイズを楽しみたい方には購入がおすすめです。しかし、私のように「適度に新しい車に乗れればいい」という方には、新車リースという選択肢を検討する価値があると思います。

特にクルマの自販機は、月額料金の安さと契約の柔軟性で、他社より一歩リードしていると感じました。まずは公式サイトで、お目当ての車種の月額料金を確認してみてはいかがでしょうか。

※記載の料金は2024年12月時点のものです。最新の料金は公式サイトでご確認ください。