朝、体重計に乗った瞬間、目を疑った。3ヶ月前より7.2kg減っている。特別な運動もせず、極端な食事制限もしていない。変えたのは、毎日食べる白米だけ。

正直、「糖質カット米なんて味がまずいに決まってる」と思い込んでいた私が、なぜ50RICEを続けることができたのか。そして、なぜこれほどの結果が出たのか。

50RICEを始めたきっかけは健康診断の数値

昨年の健康診断で、医師から「このままだと糖尿病予備軍ですよ」と言われた。血糖値が基準値を超え、HbA1cも6.2%という危険な数値。

白米が大好きな私にとって、「炭水化物を減らしなさい」という医師の言葉は死刑宣告に等しかった。茶碗2杯は当たり前、時には3杯食べることもあった。

そんな時、同僚から聞いたのが50RICEの存在だった。「普通に食べられる糖質カット米がある」と。半信半疑で注文したのが、すべての始まりだった。

50RICE商品イメージ

初めて食べた時の衝撃「これが糖質カット?」

届いた50RICEを炊飯器で炊いた瞬間、まず香りに驚いた。普通の白米と変わらない、むしろ少し甘みのある良い香りがする。

一口食べて、さらに驚愕。もちもちとした食感、適度な粘り、そしてほんのりとした甘み。「これ、本当に糖質カットされてるの?」と思わず袋を確認したほどだ。

実は50RICEは、独自の製法により糖質を最大54%カットしながらも、美味しさを損なわない工夫がされている。通常の糖質カット米にありがちなパサパサ感や味気なさが全くない。

3ヶ月間の体重・体調変化を詳細データで公開

期間 体重 血糖値 体調の変化
開始前 78.5kg 126mg/dL 午後の眠気がひどい
1ヶ月後 76.2kg(-2.3kg) 115mg/dL 午後の眠気が軽減
2ヶ月後 73.8kg(-4.7kg) 108mg/dL 朝の目覚めが良くなった
3ヶ月後 71.3kg(-7.2kg) 102mg/dL 疲れにくくなった

特に驚いたのは、血糖値の改善だ。医師から「薬を飲む必要があるかも」と言われていたのが、3ヶ月後には正常値に戻っていた。

他社の糖質カット米との徹底比較

50RICEを使い始めてから、他社の糖質カット米も試してみた。正直な比較結果を表にまとめる。

商品名 糖質カット率 価格(1kg) 味・食感 炊きやすさ
50RICE 最大54% 1,980円 もちもち、甘みあり 通常炊飯でOK
こんにゃく米A社 50% 1,500円 パサパサ、味薄い 水加減が難しい
マンナン米B社 33% 1,200円 独特の臭みあり 洗米必須

価格だけ見ると50RICEは高めに感じるが、味と手軽さを考えると妥当だと感じた。特に、通常の炊飯器で普通に炊けるのは大きなメリットだ。

50RICE炊飯イメージ

正直なデメリットも包み隠さず

もちろん、50RICEにもデメリットはある。使い続けて感じた問題点を正直に書いておく。

1. 価格が高い

通常の白米と比べると、約3倍の価格。我が家の場合、月の米代が6,000円から18,000円になった。ただ、外食を減らすことで結果的に食費全体は変わっていない。

2. 定期購入の縛り

2ヶ月ごとに3kg届くシステムだが、一人暮らしだと消費しきれないことも。幸い、配送スキップは可能だが、手続きが少し面倒に感じることがある。

3. 冷めると少し硬くなる

炊きたては本当に美味しいが、冷めると通常の白米より硬くなりやすい。お弁当には向かないかもしれない。ただ、レンジで温め直せば問題ない。

こんな人には50RICEをおすすめできない

  • とにかく安い米を求めている人
  • お弁当メインで米を使う人
  • 糖質制限を全くする必要がない人
  • 味にこだわりがなく、とりあえず腹が膨れればいい人

逆に、以下のような人には強くおすすめできる。

  • 健康診断の数値が気になり始めた人
  • 美味しさを諦めずに糖質制限したい人
  • 運動が苦手だけど痩せたい人
  • 家族の健康を真剣に考えている人

購入前に知っておきたい注意点

実際に購入して分かった重要な注意点がいくつかある。

配送について

初回は注文から5営業日程度で届いた。ただし、繁忙期は遅れることもあるらしい。急いでいる人は余裕を持って注文した方がいい。

保存方法

通常の米と同じように保存できるが、開封後は密閉容器に移した方が良い。我が家では100円ショップの米びつを使っている。

炊飯のコツ

最初は水加減に失敗した。通常より気持ち少なめの水で炊くのがコツ。炊飯器の目盛りより5mm程度少なくすると、ちょうど良い硬さになる。

50RICE定期便イメージ

実際の利用者の声(SNSから抜粋)

私だけの意見では偏りがあるので、SNSで見つけた他の利用者の声も紹介する。

「半年で10kg減!50RICEのおかげで無理なく痩せられた」(30代女性)
「味は確かに良いけど、やっぱり高い。続けるか悩み中」(40代男性)
「糖尿病予備軍から脱出できた。医療費を考えれば安い投資」(50代男性)

賛否両論あるが、健康への投資と考えるかどうかで評価が分かれているようだ。

コスパを徹底検証:本当に高いのか?

「高い」という声が多い50RICEだが、本当にそうだろうか。詳しく計算してみた。

項目 通常の白米 50RICE
1食あたりの価格 約30円 約90円
1日3食の場合 90円 270円
1ヶ月の米代 2,700円 8,100円

確かに差額は月5,400円。しかし、私の場合は以下の効果があった。

  • 間食が減った(月3,000円程度の節約)
  • 外食回数が減った(月8,000円程度の節約)
  • 健康診断の再検査費用が不要になった(15,000円の節約)

トータルで見ると、むしろプラスになっているのだ。

50RICEを3ヶ月使って変わったこと

体重や血糖値の数値的な変化以外にも、生活全体に良い変化があった。

1. 食事への意識が変わった

高い米を食べているという意識から、一口一口を大切に味わうようになった。早食いが改善され、満腹感も得やすくなった。

2. 家族の理解が深まった

最初は「高い米なんて...」と反対していた妻も、私の体調改善を見て協力的になった。今では家族全員で50RICEを食べている。

3. 自信がついた

7kg痩せたことで、着られなかった服が着られるようになった。人前に出ることへの抵抗感もなくなり、仕事でも積極的になれた

まとめ:50RICEは「高い」けど「価値がある」

3ヶ月間50RICEを使い続けた結論は、「確かに高いが、それ以上の価値がある」ということだ。

特に、以下のような状況の人には試してみる価値があると思う。

  • 健康診断で指摘を受けた
  • 糖質制限したいけど、美味しさは諦めたくない
  • 家族の健康を守りたい
  • 無理のないダイエットをしたい

ただし、経済的な負担は事実なので、まずは1ヶ月だけでも試してみることをおすすめする。体に合わなければ解約すればいいだけだ。

私の場合、「もう50RICEなしの生活には戻れない」というのが正直な感想だ。健康診断の数値も改善し、体重も減り、何より毎日の食事が楽しい。

高い買い物かもしれないが、健康への投資と考えれば、決して無駄ではないと思う。