毎月3,000円で魚が届くサブスクで起きた予想外の家族崩壊？妻と子供が魚料理に夢中になり、私の存在が消えた日

「パパの料理より美味しい！」娘のその一言が、私の料理人としてのプライドをズタズタに引き裂いた。

料理好きを自称していた私が、月額3,000円の魚サブスクに完敗した瞬間だった。妻は「あなたの魚料理より手軽で美味しい」と追い討ちをかけ、週末の料理担当だった私の立場は一瞬にして消滅。フィシュルという魚の定期便サービスが、我が家の食卓に革命をもたらしたのだ。

魚嫌いだった娘が変わった理由

実は、フィシュルを始める前、8歳の娘は典型的な魚嫌いだった。「骨があるから嫌」「臭いから無理」と、私が丹精込めて作った焼き魚も煮魚も、ほとんど箸をつけない状態。しかし、フィシュルの魚を初めて食べた日、娘は完食した。

なぜか？答えは単純だった。骨が完璧に取り除かれていて、味付けが子供でも食べやすいように工夫されていたのだ。私が何時間もかけて下処理していた作業を、プロが完璧にこなしていた。

正直、冷凍の魚なんて大したことないだろうと思っていた。スーパーの冷凍魚のイメージしかなかった私にとって、最初に届いた魚を見た時の衝撃は今でも忘れられない。

フィシュルを使い始めてから、他の魚サブスクも気になり始めた。主要な2社と比較してみた結果が以下の通りだ。

項目	フィシュル	サカナDIY	BonQuish
月額料金	2,100円〜	5,400円	5,465円
1パックあたり	350円	675円	683円
下処理	完璧（骨抜き済み）	自分で処理	一部処理済み
調理時間	5〜10分	30分以上	20分程度
味付け	プロの味付け済み	自分で味付け	基本味付けのみ

価格面でフィシュルが圧倒的に安いのは明白だが、実際に使ってみると価格以上の価値の差を感じた。サカナDIYは確かに本格的だが、平日の忙しい時に30分以上かけて魚を捌くのは現実的じゃない。

とはいえ、フィシュルも完璧ではない。使い続けて気づいた問題点もある。

6パックが一度に届くため、冷凍庫のスペース確保が必須。我が家は最初、冷凍庫がパンパンになってアイスクリームを泣く泣く処分した。今は届く前に冷凍庫を整理する習慣がついた。

おまかせ便なので、苦手な魚が届くこともある。私の場合、青魚が苦手なのだが、サバやイワシが届いた時は正直困った。ただ、意外にも味付けが工夫されていて、苦手だった青魚も美味しく食べられた。

1パックは1人前なので、食べ盛りの中高生には物足りないかもしれない。我が家では息子用に2パック使うこともある。

導入から半年経った今、我が家の食卓は大きく変わった。

魚料理にかかる時間が従来の1/3以下になった。買い物、下処理、調理を合わせると2時間近くかかっていたのが、今では解凍して焼くだけの10分。この差は大きい。

自分では絶対に買わない魚や味付けに出会える。特に九州の地魚を使った郷土料理風の味付けは、家族全員のお気に入りだ。

これが一番大きな変化。娘は今では「今日の魚は何？」と楽しみにするようになった。栄養面でも安心できる。

月額2,100円（6パック）は一見高く感じるかもしれない。しかし、実際に計算してみると：

トータルで考えると、フィシュルの方が経済的だった。特に、プロの味付けと下処理を考えると、この価格は破格だ。

妻が始めた#フィシュル飯のInstagram投稿が、思わぬ反響を呼んでいる。見た目が美しく、盛り付けるだけで映えるため、料理下手な私でもそれなりの写真が撮れる。

「料理上手な夫」というアイデンティティを失った私だが、家族との時間が増えたことは確かだ。料理に使っていた時間を、子供と遊んだり、妻と話したりする時間に充てられるようになった。

フィシュルは単なる魚の定期便じゃない。時間と心の余裕を生み出すサービスだと思う。魚嫌いだった娘が「パパ、今日も魚食べたい！」と言ってくれる。その笑顔を見るたびに、プライドなんてどうでもよくなる。

初回30%OFFで試せるので、迷っている人は一度体験してみてほしい。我が家のように、予想外の変化があるかもしれない。