成田空港の到着ロビー。スマホの画面に表示された「圏外」の文字を見て、血の気が引いた。予約していたタクシーアプリは開けず、家族にも連絡できない。空港のWi-Fiは混雑で繋がらず、両替所の長蛇の列を見て絶望的な気持ちになった。

その時、隣で同じように困っていた外国人観光客がコンビニで何かを購入し、わずか3分でスマホが復活したのを目撃した。それが私とJAPAN&GLOBAL eSIMとの出会いだった。

従来の海外通信手段の落とし穴

これまで海外旅行では、主に3つの選択肢があった。国際ローミング、現地SIMカード、ポケットWi-Fi。しかし、実際に使ってみると、それぞれに想定外の問題があった。

国際ローミングは、ある日突然10万円の請求書が届いた友人の話を聞いてから避けていた。現地SIMカードは、言語の壁と設定の複雑さで断念。ポケットWi-Fiは、充電切れと返却の手間で毎回ストレスを感じていた。

eSIMという第4の選択肢

eSIMは、物理的なSIMカードを必要としないデジタルSIMだ。スマホに内蔵されたチップに直接プロファイルをダウンロードすることで、瞬時に現地の通信網に接続できる。

最初は「本当に使えるのか?」という不安があった。しかし、JAPAN&GLOBAL eSIMを実際に使ってみると、その簡単さに驚いた。QRコードをスキャンして、画面の指示に従うだけ。技術的な知識は一切不要だった。

実際に使ってみた率直な感想

設定の簡単さに感動

購入から利用開始まで、本当に5分もかからなかった。コンビニで購入したカードに記載されたQRコードをiPhoneのカメラで読み取り、「モバイル通信プランを追加」をタップするだけ。

以前、タイで現地SIMを購入した際は、店員とのやり取りに30分、設定に20分かかった上、結局うまく繋がらず諦めた苦い経験がある。それと比べると、革命的な簡単さだった。

通信速度と安定性

韓国のソウルで使用した際、地下鉄でもショッピングモールでも、常に4G LTEで接続されていた。速度テストを実施したところ、下り30Mbps、上り15Mbpsという結果。動画視聴もビデオ通話も問題なくこなせた。

ただし、田舎や山間部では速度が落ちることがあった。済州島の山頂付近では3Gに切り替わり、写真のアップロードに時間がかかった。都市部メインの旅行なら全く問題ないが、秘境巡りをする人は注意が必要だ。

データ無制限プランの実力

「本当に無制限なのか?」という疑問を持ちながら、あえて大量のデータを使ってみた。Google Mapのナビゲーション、YouTube動画の連続視聴、大容量ファイルのダウンロード。3日間で約15GBを消費したが、速度制限は一切かからなかった

従来のポケットWi-Fiでは、「無制限」と謳いながら実際は1日3GBで制限がかかることが多かった。その点、JAPAN&GLOBAL eSIMは本当の意味での無制限だった。

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価格面での驚き

正直、最初は「eSIM=高い」というイメージがあった。しかし、実際の価格を見て認識が変わった。

例えば、日本国内での利用なら1日あたり250円から。韓国は330円、タイは250円。これは、大手キャリアの国際ローミング(1日2,980円)と比べると、約1/10の価格だ。

7日間の韓国旅行で計算すると: - 国際ローミング:2,980円 × 7日 = 20,860円 - JAPAN&GLOBAL eSIM:330円 × 7日 = 2,310円 - 差額:18,550円

この差額で、現地での食事や観光を充実させることができた。

他社サービスとの詳細比較

実際に使用したことがある他社サービスと比較してみた。

項目 JAPAN&GLOBAL eSIM A社 eSIM B社 ポケットWi-Fi
設定時間 5分以内 10-15分 受取30分+設定10分
価格(日本7日間) 1,750円〜 2,800円〜 4,900円+保険
データ無制限 真の無制限 1日3GB制限あり 1日1GB制限あり
対応国数 190カ国以上 140カ国 100カ国
充電の必要性 不要 不要 必要(バッテリー切れリスク)
返却手続き 不要 不要 必要(遅延で追加料金)

A社eSIMとの比較体験

A社のeSIMも評判が良かったので試してみた。設定自体は問題なかったが、「無制限」と謳いながら実際は1日3GBで速度制限がかかった。観光地で写真や動画を撮影していたら、夕方には128kbpsに制限され、地図アプリすらまともに使えなくなった。

価格もJAPAN&GLOBAL eSIMより約60%高く、コストパフォーマンスは明らかに劣っていた。

B社ポケットWi-Fiとの比較

長年愛用していたB社のポケットWi-Fi。確かに複数人でシェアできる利点はあるが、充電管理が本当に面倒だった。観光中にバッテリーが切れて、カフェを探し回った経験は数知れず。

また、空港での受取・返却の手間、紛失・破損時の高額な弁償金(最大4万円)のプレッシャーもあった。一度、帰国便の遅延で返却が遅れ、延滞料金3,000円を請求されたこともある。

意外な落とし穴と対処法

eSIM対応機種の確認は必須

友人がJAPAN&GLOBAL eSIMを購入したものの、使えなかったという相談を受けた。原因はスマホがeSIM非対応だったこと。iPhone XS以降、Google Pixel 3以降など、比較的新しい機種でないと使えない。

購入前に必ず自分のスマホがeSIM対応か確認することが重要だ。設定画面の「モバイル通信」に「eSIMを追加」という項目があれば対応している。

プロファイルの削除タイミング

帰国後、eSIMプロファイルをいつ削除するか迷った。実は削除する必要はないことが分かった。複数のeSIMプロファイルを保存でき、次回の旅行時に再度アクティベートできる。

ただし、有効期限があるプランの場合は、期限内に使い切る必要がある。私は7日間プランを5日で帰国したため、2日分が無駄になってしまった。

デュアルSIMの活用術

最も便利だったのは、日本の電話番号を生かしたまま現地のデータ通信が使えること。重要な電話は日本の番号で受けられ、データ通信は現地のeSIMを使う。この使い分けができるのは、eSIMならではの利点だ。

実際のユーザーの声を検証

公式サイトに掲載されているレビューを見ると、高評価が目立つ。しかし、SNSや旅行フォーラムで実際のユーザーの声を調査すると、より現実的な評価が見えてきた。

ポジティブな声:

- 「設定が本当に簡単だった」(20代女性・韓国旅行) - 「ポケットWi-Fiの充電を気にしなくていいのが最高」(30代男性・ヨーロッパ周遊) - 「価格が安くて助かった」(40代女性・家族旅行)

ネガティブな声:

- 「山間部では繋がりにくかった」(30代男性・ベトナム) - 「問い合わせの返信が遅い」(20代女性・トラブル時) - 「プランの種類が多すぎて選びにくい」(50代男性・初利用)

コストパフォーマンスの真実

表面的な価格だけでなく、隠れたコストも含めて検証してみた。

JAPAN&GLOBAL eSIMの総コスト(7日間韓国): - プラン料金:2,310円 - 追加費用:なし - 合計:2,310円

ポケットWi-Fiの総コスト(同条件): - レンタル料金:4,900円 - 補償オプション:1,400円(200円×7日) - 受取手数料:550円 - 返却送料:520円 - 合計:7,370円

実に3倍以上の差があった。年間3回海外旅行する私の場合、年間で約15,000円の節約になる計算だ。

購入方法と注意点

購入場所の選択

JAPAN&GLOBAL eSIMは、主に3つの購入方法がある:

  1. コンビニエンスストア:緊急時に便利だが、在庫切れのリスクあり
  2. 空港の自動販売機:24時間購入可能、価格は定価
  3. オンライン事前購入:最も確実で、時々割引キャンペーンあり

私は最初コンビニで購入したが、人気の韓国プランは売り切れていた。事前のオンライン購入が最も確実だと学んだ。

プラン選択のコツ

豊富なプランがあるため、選択に迷う人も多い。実体験から言えば:

- 短期旅行(1週間以内):データ無制限プランがストレスフリー - 長期滞在(2週間以上):容量制限ありの長期プランがコスパ良好 - 複数国周遊:地域周遊プランが個別購入より40%以上お得
JAPAN&GLOBAL eSIM

トラブルシューティング実録

「圏外」表示の対処法

タイのバンコクで、設定完了後も「圏外」表示が続いた。焦ったが、以下の手順で解決した:

  1. 機内モードをオン→オフ
  2. 端末を再起動
  3. ネットワーク選択を「自動」に設定

3番目の設定で無事接続。多くの場合、端末側の設定で解決できることが分かった。

データが繋がらない時の確認事項

eSIMは正しくインストールされているのに、データ通信ができない。この場合、「モバイルデータ通信」の設定でeSIM回線が選択されているか確認が必要だ。

iPhoneの場合、複数のSIMがある時は手動で切り替える必要がある。これに気づかず30分も格闘した経験がある。

周遊プランの実力検証

ヨーロッパ49地域周遊プランを使って、実際に5カ国を回ってみた。フランス→ドイツ→オーストリア→チェコ→ポーランドという行程で、国境を越えても一切の設定変更なしで使えた。

以前は国ごとにSIMカードを購入していたため、その手間とコストを考えると革命的な進歩だ。ただし、スイスだけは周遊プランに含まれていなかったため、別途購入が必要だった。

ビジネス利用での評価

出張での利用も試してみた。最も評価できたのは領収書発行が簡単だったこと。オンライン購入なら即座にPDFで発行され、経費精算もスムーズだった。

また、テザリング機能も問題なく使えたため、PCでの作業も快適。ホテルの不安定なWi-Fiに頼らず、安全な通信環境を確保できた。

総合評価:誰におすすめか

JAPAN&GLOBAL eSIMを強くおすすめできる人

- 海外旅行に年2回以上行く - 荷物を最小限にしたい - 技術的な設定が苦手 - コストを抑えたい - 複数国を周遊する

他の選択肢を検討すべき人

- eSIM非対応のスマホを使用 - 大人数でデータをシェアしたい - 極地や僻地への旅行がメイン - 長期(1ヶ月以上)滞在予定

使ってみて変わった旅行スタイル

JAPAN&GLOBAL eSIMを使い始めてから、旅行の質が明らかに向上した。現地到着後すぐに地図アプリが使え、翻訳アプリで言語の壁も越えられる。SNSでリアルタイムに体験を共有でき、旅行がより豊かな体験になった。

何より、通信の心配から解放されたことで、純粋に旅行を楽しめるようになった。もはや私の海外旅行に欠かせないアイテムだ。

ただし、完璧なサービスではない。改善を期待したい点もある。カスタマーサポートの対応速度、より分かりやすいプラン体系、マイナーな国での通信品質向上など。

それでも、現時点で最もバランスの取れた海外通信サービスだと断言できる。次の旅行でまだ使ったことがない人は、ぜひ体験してみてほしい。きっと、私と同じような感動を味わえるはずだ。

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