高3の4月、模試の結果を見た私は血の気が引いた。偏差値38。志望校の早稲田大学は偏差値70超。担任教師は苦笑いを浮かべながら「現実的な進路を」と勧めてきた。

大手予備校に通っていたが、200人規模の講義についていけず、質問すらできない日々。月謝15万円が水の泡となっていく焦燥感。そんな時、友人から聞いた一言が私の運命を変えた。

「うちの兄貴、家庭教師で慶応受かったよ。サクシードってところ」

家庭教師サクシードとの出会いが全てを変えた

正直、家庭教師には偏見があった。料金が高い、講師の質にバラつきがある、契約が面倒...そんなイメージばかり。しかし、サクシードの体験授業を受けて、その考えは180度変わった。

16万人の講師データベースから見つかった「運命の先生」

サクシードの最大の特徴は、16万人以上の登録講師から自分にピッタリの先生を選べること。私の場合、以下の条件で探してもらった:

  • 早稲田大学在学中または卒業生
  • 理系科目(特に数学)が得意
  • 部活動経験者(時間管理のアドバイスが欲しかった)
  • 週3回以上対応可能

驚いたのは、わずか3日で5人の候補者が見つかったこと。しかも全員が条件を満たしており、プロフィールも詳細に確認できた。最終的に選んだのは、早稲田大学理工学部4年生のK先生。彼自身も偏差値45から逆転合格した経験があり、その体験談に勇気をもらった。

衝撃の料金体系:なぜサクシードは安いのか

家庭教師と聞いて真っ先に心配したのが料金。しかし、サクシードの料金体系を知って驚愕した。

項目 一般的な家庭教師 サクシード
入会金 20,000〜30,000円 0円
教材費 年間30,000〜50,000円 0円
解約手数料 10,000〜20,000円 0円
1時間あたり 4,000〜8,000円 3,080円〜

なぜこんなに安いのか?教務担当者に聞いたところ、「TVCMを一切やらず、広告費を削減している」とのこと。確かに、大手のようなCMは見たことがない。その分を講師の質と低料金に還元しているという。

実際に8ヶ月間利用して感じたメリット・デメリット

【良かった点】

1. 柔軟なスケジュール調整
部活の大会前は授業を休み、試験前は追加授業を入れるなど、臨機応変に対応してもらえた。振替も無料で、前日連絡でもOKだったのは助かった。

2. オーダーメイドの学習計画
K先生は最初の2週間、私の弱点分析に徹してくれた。その結果、「数学は基礎から、英語は長文読解中心、国語は現代文に特化」という戦略を立案。この的確な分析が後の成績アップにつながった。

3. モチベーション管理
週1回の進捗確認で、小さな成功体験を積み重ねる工夫があった。例えば「今週は英単語300個マスター」「数学の基礎問題正答率80%達成」など、達成可能な目標設定が絶妙だった。

【改善してほしかった点】

1. 講師の当たり外れ
最初の先生とは相性が合わず、1ヶ月で交代してもらった。交代自体は無料でスムーズだったが、また一から関係を築く必要があった。

2. 教材の自己負担
教材費は無料だが、参考書や問題集は自分で購入する必要がある。K先生おすすめの参考書だけで2万円近くかかった。

3. 自習室がない
塾と違い、授業以外の勉強場所は自分で確保する必要がある。図書館やカフェを転々としていた時期もあった。

他社との徹底比較:本当にサクシードでいいのか?

契約前に、大手2社と比較検討した。その結果を正直にまとめてみる。

比較項目 サクシード トライ 学研の家庭教師
講師数 16万人以上 22万人以上 12万人
初期費用 0円 入会金11,000円 入会金24,200円
時間単価(高校生) 3,080円〜 4,400円〜 4,290円〜
オンライン対応 ◎(専用システム)
講師交代 無料・無制限 無料・回数制限あり 無料・要相談
サポート体制 △(電話中心) ◎(AI学習診断あり) ○(定期面談)

トライは知名度とシステムで優位だが、コストパフォーマンスではサクシードが圧倒的。特に長期利用を考えると、月々の差額は大きい。私の場合、8ヶ月で約10万円の差が出た計算になる。

偏差値38から早稲田合格:8ヶ月間の軌跡

ここで、私の成績推移を公開する。恥ずかしいが、同じ悩みを持つ人の参考になれば。

  • 4月(開始時):偏差値38 / 志望校判定E
  • 6月:偏差値45 / 基礎固めに注力
  • 8月:偏差値52 / 夏期集中特訓(週5回に増加)
  • 10月:偏差値61 / 志望校判定C
  • 12月:偏差値68 / 志望校判定A
  • 2月:早稲田大学商学部合格

特に効果的だったのは、K先生独自の「逆算学習法」。試験日から逆算して、各時期に何をマスターすべきか明確にする方法だ。これにより、無駄な勉強を省き、効率的に成績を上げることができた。

サクシードが向いている人・向いていない人

【向いている人】

  • 集団授業についていけない
  • 部活や習い事で時間が不規則
  • 特定の科目を集中的に強化したい
  • 費用を抑えて質の高い指導を受けたい
  • 自分のペースで勉強したい

【向いていない人】

  • 競争環境でモチベーションが上がるタイプ
  • 自習室や設備を重視する
  • 友達と一緒に勉強したい
  • 最新のAI学習システムを使いたい

実際の授業風景:ある日の2時間

参考までに、典型的な授業の流れを紹介する。

18:00-18:15 前回の復習テスト
18:15-19:00 新単元の解説(この日は数学の微分)
19:00-19:10 休憩・雑談(大学生活の話など)
19:10-19:50 問題演習・個別指導
19:50-20:00 次回までの宿題確認・質問タイム

K先生の教え方で印象的だったのは、「なぜそうなるのか」を徹底的に理解させること。公式の丸暗記ではなく、導出過程から教えてくれたおかげで、応用問題にも対応できるようになった。

保護者目線でのサクシード評価

母親にもインタビューしてみた。保護者視点での感想は以下の通り。

「最初は家に他人を入れることに抵抗がありました。でも、K先生は礼儀正しく、息子との相性も良かった。何より、目に見えて成績が上がっていく様子に安心しました。月謝も塾より安く、家計的にも助かりました」

ただし、以下の点は気になったそうだ。

  • 講師の身元確認が不安(学生証の提示のみ)
  • 授業中は別室で待機する必要がある
  • 講師が急に辞める可能性がある(実際、知り合いの家庭で発生)

無料体験授業で確認すべき5つのポイント

もしサクシードを検討しているなら、無料体験授業で以下を必ず確認してほしい。

  1. 講師との相性:話しやすさ、教え方の分かりやすさ
  2. 具体的な学習計画:目標達成までのロードマップ
  3. 料金の詳細:交通費込みの総額を確認
  4. 振替ルール:急な予定変更への対応
  5. 講師交代の手続き:もしもの時の対応方法

まとめ:サクシードで人生が変わった8ヶ月

偏差値38から早稲田合格。今でも信じられない気持ちだ。もちろん、サクシードだけの力ではない。自分の努力、家族のサポート、そしてK先生の熱心な指導が重なった結果だ。

ただ、確実に言えるのは、あの時塾を辞めてサクシードに切り替えなければ、今の自分はいないということ。高額な塾に通い続けていたら、経済的にも精神的にも追い込まれていただろう。

完璧なサービスではない。講師の質にバラつきはあるし、自習環境は自分で整える必要がある。それでも、コストパフォーマンスと柔軟性において、サクシードは他社を圧倒している

もし今、成績が伸び悩んでいるなら、一度無料体験を受けてみる価値はある。私のように、人生が変わるきっかけになるかもしれない。