朝の通勤電車で隣の女性が席を変えた。それが全ての始まりだった。

38歳、営業職。毎日スーツで外回り。汗だくになることも多い。でも体臭なんて気にしたことがなかった。妻の「最近、なんか臭い変わった?」という一言で、自分の加齢臭に初めて気づいた瞬間の衝撃は今でも忘れられない。

その日から始まった体臭対策の旅。様々な製品を試した末に辿り着いたのが、NULL薬用フレグランスボディーソープだった。

なぜ普通のボディソープでは効果がなかったのか

最初は市販の「消臭」を謳うボディソープを片っ端から試した。でも、どれも期待外れ。朝シャワーを浴びても、昼過ぎには自分でも分かるくらい臭いが戻ってきた。

調べてみると、加齢臭の原因は「ノネナール」という成分で、これは普通の洗浄成分では落としきれないということが分かった。さらに、背中のニキビや足の臭いも、単純な汚れではなく、雑菌の繁殖が原因だった。

NULL薬用フレグランスボディーソープとの出会い

同僚に相談したところ、「俺もこれ使ってる」と教えてくれたのがNULLだった。正直、3,000円超えのボディソープなんて高すぎると思った。でも、もう限界だった。電車で人に避けられる日々から解放されたかった。

初めて使った時の感覚は今でも覚えている。メントールのスーッとした清涼感が肌を包み、今までのボディソープとは明らかに違う洗浄力を感じた。泡立ちも想像以上に良く、少量でも全身をしっかり洗える。

使用感の詳細レポート

香り:爽やかなシトラス系の香り。きつすぎず、自然な感じ。妻曰く「高級ホテルのアメニティみたい」とのこと。

泡立ち:想像以上に良い。100円玉サイズで全身洗える。コスパは意外と悪くない。

洗い上がり:さっぱりするけど、つっぱらない。乾燥肌の自分でも問題なく使えた。

清涼感:メントールのスーッとした感じが心地良い。夏場は特に気持ちいい。冬は少し寒く感じることも。

3ヶ月使用後の変化

1週間目:朝の爽快感が違う。でも夕方にはまだ少し臭いが気になる。

2週間目:背中のニキビが明らかに減ってきた。これは予想外の嬉しい効果だった。

1ヶ月目:妻から「あの変な臭いしなくなったね」と言われた。正直、泣きそうになった。

3ヶ月目:もう体臭を気にすることがなくなった。電車でも堂々と立っていられる。仕事の商談でも自信を持って相手と接することができるようになった。

競合製品との徹底比較

実際に使い比べた3つの製品を詳しく比較してみた。

項目 NULL薬用フレグランス デオコ薬用ボディクレンズ ルシード薬用デオドラント
価格 ¥3,036 ¥1,200前後 ¥800前後
内容量 400ml 350ml 450ml
主な効能 体臭・加齢臭・背中ニキビ・足臭 加齢臭・体臭 加齢臭・体臭
香り シトラス系(自然) スウィートフローラル 無香料
清涼感 ◎(メントール配合)
持続性 ◎(夕方まで効果持続) ○(昼過ぎまで) △(午前中まで)
背中ニキビへの効果 × ×

デオコ薬用ボディクレンズの特徴

女性向けのイメージが強いが、実は男性の加齢臭にも効果がある。スウィートフローラルの香りは好き嫌いが分かれる。価格は手頃だが、効果の持続性はNULLには及ばなかった。朝使っても昼過ぎには効果が薄れてくる感じ。

ルシード薬用デオドラントボディウォッシュの特徴

40代以上の男性向け製品。無香料なので香りが苦手な人には良い。価格は最も安いが、効果も価格相応。軽い体臭なら十分だが、本格的な加齢臭対策には物足りない。

NULLのメリット・デメリット

メリット

即効性と持続性の両立 - 使った瞬間から効果を実感、夕方まで持続
多機能性 - 体臭だけでなく背中ニキビや足の臭いにも効果
使用感の良さ - 泡立ちが良く、少量で済むためコスパは悪くない
肌への優しさ - 薬用成分配合で肌荒れしにくい
香りの良さ - きつすぎない自然な香りで職場でも使いやすい

デメリット

価格の高さ - 初期投資として3,000円超えは躊躇する
冬場の清涼感 - メントールが冬は少し寒く感じる
容器の大きさ - 400mlボトルは旅行には不便
泡立ちの個人差 - 硬水地域では泡立ちが悪いという口コミも

実際のユーザーレビューから見える真実

公式サイトのレビュー1,298件を分析してみると、興味深い傾向が見えてきた。

評価4以上が80%以上を占めており、満足度は非常に高い。特に30代後半から40代の男性からの支持が厚い。

否定的なレビューで多かったのは「泡立ちが思ったほどではない」「価格が高い」という意見。確かに、硬水地域では泡立ちが悪くなることがあるらしい。

一方で、「3ヶ月使って背中がきれいになった」「妻に褒められた」など、継続使用による効果を実感している人が多いのも特徴的だった。

コストパフォーマンスの真実

3,036円という価格は確かに高い。でも、実際に計算してみると違う景色が見えてくる。

1回の使用量:約2ml
1本の使用回数:約200回
1回あたりのコスト:約15円

市販の安いボディソープ(500円/500ml)と比較すると:
1回の使用量:約5ml(泡立ちが悪いため多く使う)
1回あたりのコスト:約5円

差額は1回10円。月300円の差で、体臭の悩みから解放されるなら、決して高くはないと思った。

こんな人には向かないかも

正直に言うと、NULLは万人向けではない。

香りに敏感な人 - シトラス系の香りが苦手なら避けた方が良い
極度の乾燥肌 - メントールの刺激が強く感じる可能性
コスト重視の人 - 継続的な出費が厳しいなら他の選択肢も
即効性だけを求める人 - 背中ニキビなどは継続使用が必要

使い方のコツ(公式には書いていない)

3ヶ月使って編み出した、効果を最大化する方法を共有したい。

1. 泡立てネットを使う
少量でもモコモコの泡ができる。これで使用量を半分に減らせた。

2. 重点洗浄エリアを決める
脇、首筋、背中、足の指の間。この4箇所を念入りに洗う。

3. すすぎは念入りに
薬用成分が残ると肌トラブルの原因に。特に背中は要注意。

4. 朝シャワーがベスト
夜より朝使う方が1日の効果が高い。これは実体験から断言できる。

3ヶ月後の自分へ

もし3ヶ月前の自分に会えるなら、「もっと早く使い始めろ」と言いたい。

体臭を気にしなくなってから、仕事もプライベートも積極的になれた。商談で相手との距離を気にすることもなくなったし、満員電車も怖くない。何より、妻との距離が縮まった。これが一番嬉しかった。

高いと思っていた3,000円は、自信を取り戻すための投資だった。体臭に悩む全ての男性に伝えたい。悩んでいる時間がもったいない。

ただし、過度な期待は禁物。魔法のような即効性はない。でも、継続すれば必ず変化は訪れる。

最後に:購入を迷っている人へ

正直、最初は半信半疑だった。「どうせ他のボディソープと変わらないだろう」と。

でも、違った。明確に、はっきりと違った。

もちろん個人差はある。効果を感じにくい人もいるだろう。でも、体臭に本気で悩んでいるなら、試す価値は十分にある。

定期購入なら少し安くなるらしいが、まずは1本試してみることをお勧めする。合わなければやめればいい。でももし合えば、人生が少し変わるかもしれない。

38歳、営業職。今では自信を持って人と接することができる。全ては、あの朝の電車での出来事から始まった体臭対策の旅のおかげだ。