毎月違う銘柄が届くのに、なぜか3本とも好みドンピシャ…saketakuの日本酒選定システムの裏側を徹底検証してみた
先月届いた「華鳩 貴醸酒 8年貯蔵」を開けた瞬間、思わず声が出た。
「これ、あの幻の…」
地元の酒屋で一度だけ見かけて、値段を見て諦めたあの日本酒が、まさか自宅に届くとは。しかも定価よりも安い月額料金の中に含まれているなんて。
saketakuを始めて半年、毎月のように「当たり」を引き続けている理由がようやく分かってきた。単なる運じゃない。このサービスの仕組みそのものに、ある秘密が隠されていたのだ。
saketakuって実際どんなサービス?使ってみて分かった3つの特徴
saketakuは、全国1.5万種類の日本酒の中から、プロが厳選した銘柄を毎月届けてくれる定期便サービスだ。
最初は「日本酒のサブスクなんて、どうせ在庫処分品が届くんでしょ」と疑っていた私。でも実際に届いたのは、普通なら手に入らないような希少銘柄ばかり。

1. 「美味しさ」と「希少性」へのこだわりが半端じゃない
届いた日本酒のラインナップを見て驚いた。「寿 純米吟醸 西都の雫」「青煌 特別純米」など、地元でも入手困難な銘柄ばかり。
調べてみると、saketakuのソムリエは1年以上かけて全国の酒蔵を回り、実際に試飲して厳選しているという。道理で外れがないわけだ。
2. おつまみ付きで届いた瞬間から楽しめる
個人的に一番嬉しかったのがこれ。日本酒だけじゃなく、その日本酒に合うおつまみも一緒に届く。
先月は燻製チーズが入っていて、濃厚な純米大吟醸との相性が抜群だった。わざわざ買い物に行く必要もなく、箱を開けてすぐに至福の時間が始められるのは本当に便利。
3. 日本酒の知識が自然と身につく仕組み
同封されている「鑑定書」がまた面白い。その日本酒の特徴や酒蔵のストーリー、おすすめの飲み方まで詳しく書かれている。
最初は流し読みしていたけど、今では毎回じっくり読むようになった。おかげで日本酒の知識がかなり増えて、居酒屋でも自信を持って注文できるようになった。
他社サービスと徹底比較!saketakuの立ち位置は?
日本酒の定期便サービスは他にもある。実際に3社を比較してみた結果がこちら。
| サービス名 | 月額料金 | 本数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| saketaku | 6,578円~ | 1~2本 | 希少銘柄中心、おつまみ・鑑定書付き |
| KURAND CLUB | 4,378円~ | 1本 | 季節限定酒が中心 |
| 日本酒にしよう | 3,990円~ | 2本 | 全国の定番銘柄 |
料金だけ見ると、saketakuは他社より高めに見える。でも、希少性の高い日本酒+おつまみ+各種特典を考えると、実はコスパは悪くない。
特に「日本酒にしよう」は安いけど、届くのは酒屋でも買える定番銘柄が中心。一方、saketakuで届く日本酒は、そもそも一般流通していないものも多い。

正直に言うと、ここは微妙だと感じた3つのポイント
半年使ってきて、良いところばかりじゃないことも分かってきた。
1. 何が届くか分からないギャンブル要素
これは人によっては楽しみでもあり、不安要素でもある。事前に銘柄を知ることはできないので、苦手な味わいの日本酒が届く可能性もゼロではない。
私の場合、6回中1回だけ、ちょっと甘すぎるかなと感じた日本酒があった。でも、それも新しい発見と捉えれば悪くはない。
2. 飲むペースが追いつかない時がある
毎月確実に届くので、飲みきれずに溜まっていくことがある。特に出張が多い月は、前月分が残っているのに新しいのが届いて焦った。
ただ、スキップ機能があるので、事前に分かっていれば対応可能。私も今は2ヶ月に1回のペースで調整している。
3. プレゼントには向かない仕様
定期便という性質上、単発でのギフト利用がしづらい。誰かにプレゼントしたい時は、別途ギフトボックスを注文する必要がある。
実際のユーザーの声をSNSで調査してみた結果
私だけの感想では偏るかもしれないので、TwitterとInstagramで「#saketaku」を検索してみた。
ポジティブな投稿が8割以上を占めていて、特に多かったのが:
- 「こんな日本酒があるなんて知らなかった」
- 「おつまみのクオリティが高い」
- 「鑑定書を読むのが楽しみ」
一方で、ネガティブな意見としては:
- 「量が多くて飲みきれない」(→スキップで解決)
- 「もう少し安いプランがあれば」
といった声があった。概ね私の感想と一致している。
saketakuが向いている人、向いていない人
向いている人
- 新しい日本酒との出会いを楽しみたい人
- 日本酒の知識を深めたい人
- 希少な銘柄を飲んでみたい人
- おつまみ選びも面倒だと感じる人
向いていない人
- 好きな銘柄だけを飲みたい人
- 月1本も飲まない人
- 甘口・辛口など好みが極端に偏っている人
- とにかく安く日本酒を楽しみたい人

始める前に知っておきたい、お得な始め方
実は、saketakuにはLINE友だち登録で2,000円OFFクーポンがもらえる仕組みがある。これを使えば、初回は4,000円台で試せる計算になる。
また、7日間の返金保証もついているので、万が一合わなかった場合でも安心。私の友人も最初はこの保証があるから始めたと言っていた。
解約やスキップも縛りがなく、いつでもWebから手続きできる。実際に私も何度かスキップしているが、特に引き止められることもなくスムーズだった。
半年続けて見えてきた、saketakuの本当の価値
正直、最初は「ちょっと高いかな」と思っていた。でも半年続けてみて、単なる日本酒の定期便以上の価値があることに気づいた。
毎月違う日本酒が届くことで、自然と日本酒の知識が増え、好みの幅も広がった。以前は「辛口の純米酒」しか頼まなかった私が、今では吟醸酒や古酒も楽しめるようになった。
そして何より、毎月必ず「楽しみ」が届くというのが大きい。仕事で疲れた時、saketakuの箱を開ける瞬間のワクワク感は、ちょっとした癒しになっている。
「日本酒なんて、どれも同じでしょ」と思っている人にこそ、一度試してみてほしい。きっと、日本酒の奥深さと、それを楽しむ新しい世界が広がるはずだ。
ただし、くれぐれも飲み過ぎには注意。美味しすぎて、ついつい…という失敗を、私は何度も繰り返している。