那覇空港に降り立った瞬間、私の財布から2万円が消えていた。正確に言えば、現地で申し込んだシュノーケリングツアーで、同じ内容なのに他の参加者より2万円も高い料金を支払っていたことが判明したのだ。

隣で準備をしていた東京から来た女性が「たびらいで予約したから半額以下だった」と話しているのを聞いて、頭が真っ白になった。同じボート、同じインストラクター、同じ青の洞窟ツアー。違うのは予約方法だけ。

衝撃の価格差を生んだ「たびらい」という存在

その日から私は徹底的にアクティビティ予約サービスを調べ始めた。たびらいは沖縄と北海道に特化したアクティビティ予約プラットフォームで、300以上の体験プランを提供している。

最初は半信半疑だった。旅行予約サイトなんてどこも同じだろうと。しかし、実際に使ってみると、その考えは完全に覆された。

なぜ現地予約より圧倒的に安いのか

調査の結果、たびらいが安い理由は3つあることが分かった:

  • 最低価格保証制度がある(他社より高い場合は差額返金)
  • 事業者との直接契約により中間マージンをカット
  • グループ割・家族割などの独自割引システム

特に驚いたのは「たびらいあんしんキャンセル300」という制度。わずか300円で、天候不良時の全額返金が保証される。台風シーズンの沖縄では、これが命綱になることを後で思い知ることになる。

3つのサービスを実際に比較してみた結果

私は同じ条件で3社のサービスを比較してみた。青の洞窟シュノーケリングツアー(大人1名、送迎付き)での結果がこちら:

サービス名 料金 キャンセル料 特典
たびらい 3,500円 300円で全額保証 写真データ無料
じゃらん遊び・体験 4,800円 前日50% ポイント2%
アクティビティジャパン 5,200円 3日前から発生 なし

実際に使って分かった意外な落とし穴

ただし、たびらいにも弱点はある。沖縄と北海道以外のエリアは対応していないのだ。東京や大阪でアクティビティを探している人には無用の長物。また、プラン数は他社と比べると少なめで、マニアックな体験を求める人には物足りないかもしれない。

それでも私が年3回もたびらいを使い続けている理由は明確だ。節約できた金額で、さらに多くの体験ができるようになったから。最初の失敗で2万円を損したが、その後の予約で合計6万円以上節約できた。

予約前に確認すべき3つのポイント

  1. 開催場所の詳細確認 - 那覇市内でも北部と南部では移動時間が全く違う
  2. 年齢制限の有無 - 5歳以下OKのマークがあるプランは家族向け
  3. 送迎エリアの範囲 - ホテルによっては対象外の場合も

台風で予定が狂った時の神対応

去年の夏、3泊4日の沖縄旅行中に台風が直撃した。予約していたダイビング、パラセーリング、カヤックツアーが全て中止に。普通なら涙目になる状況だが、たびらいあんしんキャンセル300のおかげで全額返金された。

他社で予約していた友人は、キャンセル料で1万円以上支払うハメに。この差は大きい。

北海道でも使ってみた結果

冬の北海道旅行でも活用してみた。青の洞窟クルージング、旭山動物園ツアー、ニセコでのスノーアクティビティなど、定番から穴場まで幅広くカバーしていた。

特に印象的だったのは、現地スタッフの質の高さ。たびらい経由の予約者には特別な配慮があるのか、写真撮影サービスや地元情報の提供など、プラスアルファのサービスが多かった。

まとめ:賢く使えば旅行の質が変わる

正直に言えば、たびらいは万能ではない。エリアが限定的だし、超マイナーな体験は見つからない。でも、沖縄・北海道の定番アクティビティを最安値で確実に予約したいなら、これ以上の選択肢はない。

私のように現地で高額な料金を払って後悔する前に、事前予約の習慣をつけることをおすすめする。特に繁忙期は、現地価格が跳ね上がることを身をもって経験したから。

最後に一つアドバイス。会員限定プランは本当にお得だ。無料会員登録だけで、さらに10-20%安くなるプランがゴロゴロある。面倒くさがらずに登録しておくことが、結果的に大きな節約につながる。

私が実際に利用したプラン

  • 青の洞窟シュノーケリング(3回)
  • 慶良間諸島日帰りツアー(2回)
  • マングローブカヤック(1回)
  • ホエールウォッチング(1回)
  • 小樽青の洞窟クルーズ(1回)