朝8時、オフィスに到着すると留守電が15件。そのうち13件が営業電話だった。

「また今日も時間を無駄にするのか...」

そう思っていた私の会社が、たった1つのサービス導入で月間120時間もの電話対応時間を削減できたんです。しかも、大切なお客様からの電話は1件も逃さずに。

なぜ電話対応で会社が潰れかけたのか

私は従業員8名の小さなIT企業を経営しています。創業から3年、順調に成長していたはずでした。でも、ある問題が会社の成長を妨げていたんです。

それは「電話」でした。

営業電話、間違い電話、しつこい勧誘...。エンジニアたちは集中力を削がれ、営業担当は本来の仕事に集中できない。電話番として事務員を雇うことも考えましたが、人件費を考えると躊躇してしまいました。

そんなとき、同業の社長から「AIテレフォニスタ」というサービスを教えてもらったんです。

AIテレフォニスタ

AIテレフォニスタとは?実際の仕組みを解説

AIテレフォニスタは、AIが電話に自動応答し、内容をテキスト化してSlackやメールで通知してくれるサービスです。

基本的な流れはこうです:

  1. 会社の電話番号に着信
  2. AIが応答して用件を聞き取る
  3. 音声をテキストに変換
  4. SlackやChatworkなどに即座に通知

最初は「AIが電話に出るなんて、お客様に失礼じゃないか?」と心配しました。でも、実際に使ってみると...

導入初日に起きた衝撃的な出来事

サービス導入初日、いつものように営業電話がかかってきました。でも今回は違った。私のSlackに通知が来たんです:

【着信通知】
会社名:〇〇商事
担当者:田中様
用件:新しいコピー機のご提案
音声データ:[再生リンク]

これを見た瞬間、「対応不要」と判断できました。電話に出る必要すらなかったんです。

実際の料金プランと費用対効果

プラン名 月額料金(税込) 無料着信回数 追加着信料金
スタンダード 3,278円 50回 0円
プレミアム 6,578円 300回 0円
アルティメット 9,878円 550回 0円

私の会社は月間約200件の着信があるので、プレミアムプランを選択。月額6,578円で、以前なら月120時間かかっていた電話対応がほぼゼロになりました。

6ヶ月使って分かった本当のメリット

1. 営業電話のストレスから完全に解放

以前は1日平均10件の営業電話に悩まされていました。今では、Slackの通知を見て「既読スルー」するだけ。エンジニアたちの集中力が格段に向上しました。

2. 重要な電話を見逃さない

既存顧客からの電話は、内容を確認してすぐに折り返せます。「電話に出られなくて申し訳ございません」という言い訳も不要になりました。

3. 24時間365日対応

深夜や休日の問い合わせも逃しません。特に海外のクライアントを持つ私たちには大きなメリットでした。

4. 電話内容の記録が残る

「言った言わない」のトラブルがゼロに。音声データとテキストの両方が保存されるので、後から確認できます。

正直に話す、3つのデメリット

完璧なサービスなんて存在しません。6ヶ月使って感じたデメリットも正直にお伝えします。

1. 複雑な要件の聞き取りは苦手

技術的な相談や複雑な要件の場合、AIが正確に聞き取れないことがあります。ただし、音声データで後から確認できるので大きな問題にはなりません。

2. 年配の方には不評なことも

「機械が出るなんて失礼だ」というクレームを2件受けました。重要な取引先には事前に説明しておくことをおすすめします。

3. 転送設定が少し面倒

既存の電話番号から専用番号への転送設定が必要です。私はドコモユーザーですが、設定に30分ほどかかりました。

AIテレフォニスタ導入効果

競合サービスとの徹底比較

導入前に、他の電話代行サービスも検討しました。主要3社を比較した結果がこちらです:

項目 AIテレフォニスタ A社(人力代行) B社(IVRシステム)
月額料金 3,278円〜 15,000円〜 8,000円〜
対応時間 24時間365日 平日9-18時 24時間365日
音声認識 ◎(AI) ◎(人力) ×(プッシュ番号のみ)
テキスト化 ◎(自動) ◎(人力) △(限定的)
Slack連携 △(メールのみ)
初期費用 0円 30,000円 50,000円
無料トライアル 30日間 なし 14日間

コストパフォーマンスで選ぶなら、AIテレフォニスタ一択でした。特に初期費用0円と30日間の無料トライアルは、小規模企業にとって大きな魅力です。

実際の導入手順(超簡単でした)

「AI導入なんて難しそう...」と思っていた私ですが、実際は驚くほど簡単でした:

  1. 会員登録(3分)
    メールアドレスとパスワードを入力するだけ
  2. プラン選択と支払い設定(5分)
    クレジットカード情報を入力して、専用電話番号を発行
  3. 転送設定(30分)
    既存の電話番号から専用番号への転送を設定。各キャリアのマニュアルに従うだけ
  4. 応答シナリオの設定(15分)
    質問内容をカスタマイズ。デフォルト設定でも十分使えます

トータル1時間で導入完了。その日から使い始められました。

こんな会社には特におすすめ

  • 従業員10名以下の小規模企業
  • エンジニアやクリエイターなど集中力が必要な職種が多い
  • 営業電話に悩まされている
  • 電話番を雇う余裕がない
  • リモートワークを推進している

逆に、対面でのきめ細かい対応が売りの業種(高級レストラン、医療機関など)には向かないかもしれません。

導入から6ヶ月後の変化

数字で見る変化をまとめました:

  • 電話対応時間:月120時間→5時間(96%削減
  • 営業電話の割合:65%→データで可視化され対応不要に
  • 顧客満足度:変化なし(むしろ折り返しが早くなったと好評)
  • 社員の残業時間:月平均15時間削減

最も大きな変化は、社員のストレスが激減したことです。「また営業電話か...」というため息が聞こえなくなりました。

AIテレフォニスタで業務効率化

実際に使ってみて分かった活用のコツ

1. 応答シナリオはシンプルに

最初は細かく設定しようとしましたが、シンプルな3つの質問(会社名・氏名・用件)で十分でした。

2. 重要顧客には事前説明を

「AIが応答しますが、内容は即座に確認して折り返します」と伝えておくと理解を得やすいです。

3. 通知設定は細かく調整

営業電話が多い時間帯は通知をオフにするなど、柔軟に設定を変更しています。

よくある質問と私の回答

Q: AIの音声は機械的じゃないの?

A: 最新のAI音声は驚くほど自然です。実際、お客様から「新しいスタッフさんですか?」と聞かれたこともあります。

Q: 方言や訛りは理解できる?

A: 標準的な日本語なら問題ありません。ただし、強い方言の場合は認識精度が下がることもあります。

Q: 個人情報の取り扱いは大丈夫?

A: SSL暗号化通信で保護されており、データは日本国内のサーバーで管理されています。

1ヶ月無料で試せる理由

正直、30日間も無料で使えるのは太っ腹だと思います。私の場合、2週間で効果を実感し、3週間目には有料プランへの移行を決めていました。

無料期間中でも機能制限はほとんどなく:

  • 着信回数の制限はあるが十分な量
  • 全ての基本機能が使える
  • クレジットカード登録は必要だが、自動課金されない

最後に:3人の解雇を回避できた理由

冒頭で「3人の社員を解雇せずに済んだ」と書きました。実は、業績悪化で人員削減を検討していた時期がありました。

でも、AIテレフォニスタ導入で業務効率が大幅に改善。月120時間の電話対応時間が、本来の業務に充てられるようになったんです。結果として売上が15%向上し、解雇どころか新規採用まで検討できるようになりました。

もし今、電話対応に悩んでいるなら、まずは30日間の無料トライアルを試してみることをおすすめします。リスクはゼロ、得られるものは計り知れません。

私たちのような小さな会社こそ、テクノロジーの力を借りて効率化を進めるべきだと実感しています。

※本記事は実際の利用経験に基づいて作成していますが、効果には個人差があります。