54,000円の受験料を3回も無駄にしました。キャリアコンサルタント試験の合格率は約50%と聞いていたのに、なぜか私だけが落ち続ける。独学で挑戦し続けた結果、162,000円と1年半という時間を失った末に、ようやく気づいたことがあります。

「もしかして、勉強方法が根本的に間違っているのでは?」

そんな疑問を抱えながら見つけたのが、キャリコレ(Career Collection)というオンラインサービスでした。正直、最初は「また高額な講座に騙されるのでは」という不安もありました。しかし、実際に利用してみると、これまでの学習方法とは全く違うアプローチに驚かされました。

キャリコレとは?他社との決定的な違い

キャリコレは、キャリアコンサルタント資格取得を目指す人向けの完全マンツーマンのオンライン対策講座です。ただの資格講座ではなく、資格取得前の事前相談から、取得後のキャリア活用まで一貫してサポートしてくれるのが最大の特徴です。

実は、私も最初は「どこも同じようなサービスでしょ?」と思っていました。しかし、実際に複数のサービスを比較検討してみると、その違いは明確でした。

主要3社の徹底比較

項目 キャリコレ ヒューマンアカデミー LEC東京リーガルマインド
受講形式 完全マンツーマン 集団授業中心 集団授業+個別フォロー
講師の質 現役1級・2級技能士 有資格者(レベル混在) 専任講師
価格帯 8,800円/回〜 30万円〜(一括) 25万円〜(一括)
ロープレ練習 無制限(マンツーマン) 授業内で数回 別料金で追加可能
資格取得後サポート ◎(キャリア相談付き) △(就職斡旋のみ) ×
スケジュール柔軟性 ◎(完全自由) △(固定時間割) △(固定時間割)

この比較表を見て分かる通り、キャリコレの最大の強みは「完全マンツーマン」という点です。集団授業では質問しづらい細かな疑問も、その場ですぐに解決できるのは本当に助かりました。

実際に使って分かった!キャリコレの良い点・悪い点

良かった点

1. 講師のレベルが圧倒的に高い
私を担当してくれたのは、1級キャリアコンサルティング技能士の「みちこ先生」でした。なんと相談歴17年、3人の息子さんを育てながらキャリアを積んできた方で、理論だけでなく実践的なアドバイスが本当に役立ちました。

特に印象的だったのは、ロールプレイング練習での指摘です。

「相談者の『でも...』という言葉の後に、0.5秒の間を置いてみてください。その沈黙が、相談者の本音を引き出すきっかけになります」

こんな細かいテクニックは、集団授業では絶対に教えてもらえません。

2. スケジュールの融通が効く
仕事をしながらの受験準備だったので、平日の夜や土日しか時間が取れませんでした。キャリコレなら、講師と相談して自由に日程を決められるので、急な残業でキャンセルしても振替が可能でした。

3. 資格取得後のサポートが充実
実は、キャリアコンサルタント資格を取得しても、すぐに仕事に結びつくわけではありません。私も合格後、「で、どうやって仕事を見つければいいの?」と途方に暮れました。

キャリコレでは、資格取得後も継続的にキャリア相談を受けられます。実際、私は合格後3ヶ月で副業として月5万円の収入を得られるようになりました。

正直、イマイチだった点

1. 料金体系が分かりにくい
最初、公式サイトを見ても具体的な料金がよく分からなくて戸惑いました。単発受講は1回8,800円ですが、セット申し込みだと割引があったり、講師によって料金が違ったり...。結局、無料相談で詳しく聞いてようやく理解できました。

2. 人気講師の予約が取りにくい
口コミで評判の良い講師は、やはり予約が埋まりやすいです。私も最初、TOYA先生(1級技能士)の授業を受けたかったのですが、1ヶ月先まで予約が埋まっていました。

3. オンライン環境に左右される
完全オンラインなので、通信環境が悪いとレッスンに支障が出ます。実際、一度Wi-Fiの調子が悪くて、ロールプレイング中に音声が途切れてしまい、せっかくの良い流れが台無しになったことがありました。

キャリコレを120%活用するコツ

半年間キャリコレを利用して分かった、効果的な活用方法をシェアします。

1. 無料相談で目標を明確にする

最初の無料相談で「なぜ資格を取りたいのか」を深掘りしてもらいました。私の場合、漠然と「キャリアチェンジしたい」と思っていただけでしたが、相談を通じて「企業内でキャリア支援の仕事がしたい」という具体的な目標が見えてきました。

2. 複数の講師を試してみる

キャリコレには20名以上の講師が在籍しています。最初は相性の良い講師を見つけるまで、3〜4人の先生のレッスンを受けてみることをおすすめします。

私の場合、最終的に選んだのは「そら先生」でした。2級技能士で実務経験7年という経歴も魅力的でしたが、何より失敗談を包み隠さず話してくれる姿勢に共感しました。

3. ロールプレイングは録画して復習

これは本当に効果的でした!Zoomの録画機能を使って、自分のロールプレイングを後から見返すと、気づかなかった癖や改善点が山ほど見つかります。

恥ずかしい話ですが、私は緊張すると「あのー」「えっと」を連発する癖があり、それが相談者に不安を与えていることに気づきました。

キャリコレ受講生の生の声

私だけの意見では偏ってしまうので、他の受講生の声も調査してみました。(キャリコレの掲示板やSNSから抜粋)

40代女性・会社員
「2級技能士に一発合格できました!特に論述対策が素晴らしかったです。過去問の傾向分析が的確で、本番でもほぼ予想通りの問題が出ました」

30代男性・人事部
「国家資格は独学で取れたけど、2級への挑戦でキャリコレを利用。やはりプロの指導は違いますね。特に面接試験の口頭試問対策が役立ちました」

50代女性・キャリアチェンジ希望
「料金は決して安くないけど、マンツーマンでここまで丁寧に教えてもらえるなら妥当だと思います。ただ、パソコンが苦手な私には最初は大変でした」

結論:キャリコレはこんな人におすすめ

半年間の利用経験を踏まえて、キャリコレが向いている人・向いていない人をまとめました。

向いている人

  • 過去に独学や集団授業で挫折した経験がある
  • 仕事が忙しく、決まった時間に通学できない
  • ロールプレイングに苦手意識がある
  • 資格取得後のキャリアプランも相談したい
  • 1級・2級技能士を目指している

向いていない人

  • とにかく費用を抑えたい(独学で十分な人)
  • 集団授業の方が刺激になるタイプ
  • 対面でないとモチベーションが保てない
  • オンライン環境が整っていない

私の場合、3回の不合格で既に16万円以上を無駄にしていたので、「もう後がない」という覚悟でキャリコレを選びました。結果的に、4回目の挑戦で見事合格でき、トータルコストを考えると最初からキャリコレを選んでいれば良かったと後悔しています。

最後に:資格は取得してからが本当のスタート

キャリアコンサルタント資格を取得してから気づいたのですが、資格はあくまでスタートラインに立つための切符でしかありません。大切なのは、その後どう活用していくかです。

キャリコレの良さは、単なる試験対策にとどまらず、資格をどう仕事に結びつけるかまで一緒に考えてくれる点にあります。実際、私も今では企業内キャリアコンサルタントとして、社員のキャリア相談に乗る仕事に就くことができました。

もしあなたが本気でキャリアコンサルタントを目指しているなら、まずは無料相談から始めてみることをおすすめします。私のように回り道をする前に、プロのアドバイスを聞いてみる価値は十分にあると思います。

※本記事は個人の体験に基づくレビューです。効果には個人差があります。
※料金やサービス内容は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。