月額3,910円のおもちゃが17,000円分?借りて分かった衝撃の真実とママ友が教えてくれなかった裏側
6歳の娘の誕生日プレゼントに買った2万円の知育玩具。たった3日で飽きられ、今では押し入れの奥で埃をかぶっている。
「また無駄遣いしたの?」夫の冷たい視線が胸に刺さる。でも、子どもの成長に良いものを与えたいという気持ちは嘘じゃない。
そんな時、保育園のママ友から聞いた一言が私の常識を覆した。
「うちの子、月4,000円以下で毎月違うおもちゃで遊んでるよ。しかも定価で買ったら17,000円以上するやつ」
正直、最初は信じられなかった。そんな都合の良い話があるわけない。でも、彼女の子どもが毎回違う高級知育玩具で遊んでいるのは事実だった。
押し入れに眠る総額15万円のおもちゃたち
我が家の現実を直視してみた。過去3年間で購入したおもちゃの総額を計算すると、なんと約15万円。そのうち現在も遊んでいるのは、たった5個程度。
特に痛かったのは:
- 3万円のプログラミングロボット(対象年齢を間違えて購入)
- 1万8千円の木製積み木セット(すぐに飽きられた)
- 2万5千円の英語学習タブレット(画面ばかり見るので没収)
子どもの成長は早い。3ヶ月前に夢中だったおもちゃも、今では見向きもしない。でも、高額なおもちゃを頻繁に買い替えるなんて、我が家の家計では無理だ。
Cha Cha Chaとの出会いと最初の衝撃
ママ友が使っていたのが「Cha Cha Cha(チャチャチャ)」という知育玩具のサブスクリプションサービス。半信半疑で調べてみると、確かに初月1円というキャンペーンをやっていた。

「1円なら試してもいいか」という軽い気持ちで申し込んだ。最悪、すぐ解約すればいい。
1週間後、大きな段ボールが届いた。中を開けて、思わず声が出た。
予想を超えた内容
入っていたのは:
- ボーネルンドの知育パズル(定価4,500円)
- くもんの数字盤(定価3,800円)
- エド・インターの木製楽器セット(定価5,200円)
- 学研の図形パズル(定価2,800円)
- その他小物2点
合計すると、確かに17,000円を超えている。しかも、全て有名メーカーの商品。中古品かと思いきや、新品同様にピカピカだった。
3ヶ月使って分かった本当のメリット
最初は「すぐ飽きるんじゃないか」と心配だったが、2ヶ月ごとに新しいおもちゃが届くシステムが絶妙だった。
1. 子どもの食いつきが違う
「新しいおもちゃが来る日」を娘はカレンダーに印をつけて楽しみにしている。以前は買ったおもちゃに3日で飽きていたのに、2ヶ月間しっかり遊ぶようになった。期間限定だからこそ、大切に遊ぶ心理が働いているようだ。
2. 親の精神的負担が激減
おもちゃ選びのプレッシャーから解放された。以前は:
- 「このおもちゃで本当に知育効果があるのか」
- 「年齢に合っているか」
- 「すぐ飽きたらどうしよう」
こんな不安で、おもちゃ売り場で30分以上悩むことも。でも今は、知育の専門スタッフが選んでくれるから安心。実際、届いたおもちゃは全て月齢にぴったりだった。

3. 意外な発見の連続
自分では絶対選ばなかったタイプのおもちゃで、娘が夢中になることが何度もあった。特に衝撃だったのは、地味な見た目の「ひも通し」。正直「これで遊ぶの?」と思ったが、娘は1時間以上集中して遊んでいた。
正直に伝えたいデメリット
良いことばかりではない。3ヶ月使って感じた問題点も包み隠さず書く。
1. おもちゃを選べないストレス
カタログから3つまでリクエストできるとはいえ、必ず希望通りになるわけではない。娘が「あのプリンセスのおもちゃが欲しい」と言っても、知育玩具中心なので期待に応えられないことも。
2. 返却のタイミングが難しい
2ヶ月経って、ちょうど子どもがおもちゃに慣れた頃に返却時期が来る。「まだ遊びたい」と泣かれたことも。買取オプションはあるが、それなら最初から買えばよかったという気持ちになる。
3. 衛生面の不安は完全には消えない
清掃・消毒を徹底していると説明されているし、実際きれいな状態で届く。でも、「他の子が舐めたかもしれない」という考えが頭をよぎるのは事実。特に0〜1歳児向けのおもちゃは、どうしても気になってしまう。
他社サービスとの本音比較
Cha Cha Cha以外にも、トイサブ!やイクプルなど類似サービスがある。実際に友人が使っているのを見せてもらい、比較してみた。
| 項目 | Cha Cha Cha | トイサブ! | イクプル |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 3,910円〜 | 3,980円〜 | 3,700円〜 |
| 初月特典 | 1円 | 半額(1,990円) | なし |
| おもちゃ数 | 6〜7点 | 6点 | 3〜6点 |
| カタログ選択 | ○(3つまで) | △(条件指定のみ) | × |
| 特別プラン | 学研監修/特別支援 | なし | なし |
価格差はわずかだが、初月1円は圧倒的に試しやすい。また、カタログから選べるのはCha Cha Chaだけ。子どもと一緒にカタログを見る時間も楽しみの一つになっている。
特に印象的だった知育玩具たち
3ヶ月で届いた中で、特に良かったおもちゃを紹介する。
1ヶ月目:ボーネルンドのカラフルギア
歯車を組み合わせて回す単純なおもちゃだが、因果関係の理解に効果抜群。「ここを回すと、あっちも回る!」という発見に娘は大興奮。購入すると6,000円以上するが、1ヶ月遊べば十分だと感じた。
2ヶ月目:くもんの図形モザイクパズル
正直、地味すぎて期待していなかった。でも、娘は毎日のように遊び、空間認識能力が明らかに向上した。お絵かきでも、以前より立体的な絵を描くようになった。
3ヶ月目:プログラミング的思考を育むボードゲーム
5歳には早いかと思ったが、意外にもルールを理解し、論理的に考える練習になっている。「もしこうしたら、次はこうなる」という予測する力が身についてきた。
ママ友には内緒にしていること
実は、Cha Cha Chaを使い始めてから、ある変化があった。それは「おもちゃを大切にする心」が育ったこと。
以前は、買ったおもちゃをぞんざいに扱うことも多かった娘。でも「2ヶ月したら返すんだよ」と伝えてから、丁寧に片付けるようになった。
さらに予想外だったのは、「次はどんなおもちゃが来るかな」という期待感が、日々の生活にメリハリをつけてくれたこと。おもちゃが届く日は、まるで小さなクリスマスのよう。
でも、これをママ友に話すと「サブスクなんて贅沢」と言われそうで、黙っている。月4,000円弱で、子どもの笑顔と成長が買えるなら、私は決して高いとは思わない。

結論:押し入れの肥やしを作るくらいなら
3ヶ月使った今、はっきり言える。おもちゃの購入で失敗を繰り返すくらいなら、Cha Cha Chaを試す価値はある。
特に:
- おもちゃ選びに自信がない
- 収納スペースが限られている
- 子どもの成長に合わせたおもちゃを与えたい
- 高額なおもちゃを買う前に試したい
こんな人には、本当におすすめ。初月1円なら、リスクはほぼゼロ。
ただし、「おもちゃは買って所有したい」という価値観の人には向かない。また、特定のキャラクターものが欲しい子どもには物足りないかもしれない。
我が家の押し入れに眠る15万円分のおもちゃたち。あの時、このサービスを知っていれば...と思うと複雑な気持ちになる。でも、これからは違う。娘の成長に本当に必要なおもちゃを、必要な時期に、適切に与えられる。
子育てに正解はない。でも、少なくともおもちゃ選びの失敗を減らす方法は見つかった。