病院で息子の症状を説明できず、ただ泣くしかなかった私が3ヶ月後に現地ママ友と爆笑トークできるようになった驚きの理由
息子が40度の熱を出して苦しんでいるのに、私は病院の受付で「fever... high... please help...」としか言えず、看護師さんの質問に答えられずにただ涙が溢れてきた。
夫の海外赴任についてきて3ヶ月。日本では英語が得意だと思っていた自分が、実際の生活場面では全く使い物にならないことを痛感した瞬間でした。
その夜、泣きながらネットで検索していて見つけたのが、駐妻専門の英語コーチングサービスでした。正直、最初は「また英会話スクールの類か...」と疑っていました。でも、無料カウンセリングを受けて、これまでの英語学習とは全く違うアプローチに衝撃を受けたんです。
なぜ駐妻には「普通の英会話」では通用しないのか
駐妻生活を送る中で気づいたのは、日常で必要な英語と、教科書で学ぶ英語は全く別物だということ。例えば:
- 子供の学校で「うちの子がいじめられているかも」という微妙なニュアンスを伝える
- 病院で「昨日から続いている鈍い痛み」を正確に説明する
- ママ友との雑談で「実は夫の仕事で悩んでいて...」と相談を切り出す
こんな場面、TOEICの勉強では絶対に出てきませんよね。

実際に3ヶ月間受講してみた率直な感想
結論から言うと、私は駐妻英語コーチングを3ヶ月受講して、本当に生活が変わりました。ただ、良いことばかりではありません。正直にメリット・デメリットをお伝えします。
【良かった点】
1. 「明日使える」フレーズから学べる
初回のセッションで「来週、何か英語で困りそうな予定はありますか?」と聞かれ、「子供の保護者面談がある」と答えたら、その場で面談用のフレーズを10個教えてもらいました。実際に使ってみたら、先生の反応が全然違って驚きました。
2. コーチ自身が元駐妻
私のコーチは、シンガポールに5年間駐在していた経験があり、「病院で子供の症状を説明できなくて泣いた」という私の経験に「私も全く同じことがありました!」と共感してくれました。この安心感は大きかったです。
3. LINEでいつでも質問できる(上位プランのみ)
スーパーで「この洗剤、色物に使えるか店員さんに聞きたい」という時、その場でLINEで質問したら5分で返信が。リアルタイムで助けてもらえるのは本当に心強い。
【イマイチだった点】
1. 料金は決して安くない
3ヶ月で99,000円〜132,000円は、正直高いです。夫の会社から補助が出なかったら、受講を躊躇していたかもしれません。
2. 自習時間の確保が必要
1日1時間の学習時間が推奨されていますが、子供の世話や家事で忙しい日は難しかったです。隙間時間を使うとはいえ、継続にはそれなりの覚悟が必要。
3. ビジネス英語は学べない
完全に生活英語に特化しているので、仕事で英語を使いたい人には向きません。
他社サービスとの比較:本音でレビュー
実は駐妻英語コーチングを始める前に、他のサービスも検討しました。実際に体験レッスンを受けたものも含めて、忖度なしで比較してみます。
| サービス名 | 料金(3ヶ月) | 特徴 | 駐妻向け度 |
|---|---|---|---|
| 駐妻英語コーチング | 99,000円〜 | 駐妻特化、元駐妻コーチ、生活場面別カリキュラム | ★★★★★ |
| RIZAP ENGLISH | 約50万円 | ビジネス英語中心、短期集中、専属トレーナー | ★★☆☆☆ |
| スピークバディ | 約18万円 | AI活用、発音矯正、日常会話対応 | ★★★☆☆ |
RIZAP ENGLISHは、確かに英語力は上がりそうですが、ビジネス英語メインで駐妻の生活には直結しない内容が多い印象。しかも料金が高すぎて現実的ではありませんでした。
スピークバディは料金面では魅力的でしたが、AIとの練習がメインで、「子供の学校でのトラブル対応」みたいな複雑な状況には対応できないと感じました。

実際のレッスンはどんな感じ?
週1回50分のオンラインセッションの流れを、実際の体験をもとに紹介します。
【ある日のレッスン内容】
最初の10分:1週間の振り返り
「今週、英語で困った場面はありましたか?」という質問から始まり、私が「子供の友達のお母さんから急にプレイデートに誘われて、断り方が分からなかった」と相談。
次の30分:シチュエーション練習
コーチが相手役になって、実際のやりとりを練習。ただ断るだけでなく、「今回は都合が悪いけど、また誘ってね」というニュアンスを伝える方法を丁寧に教えてもらいました。
最後の10分:来週の課題設定
「来週は子供の学校で個人面談があるから、それに向けて準備したい」とリクエストしたら、面談でよく使うフレーズ集と、実際の面談を想定した宿題をもらいました。
このレッスンの3日後、実際にママ友からランチに誘われた時、練習したフレーズがスッと出てきて、自然に会話できたんです。相手も「Your English is getting better!」と言ってくれて、本当に嬉しかった。
3ヶ月後の変化:数字で見る成長
受講前と後で、こんな変化がありました:
- 病院での会話時間:3分→15分(症状を詳しく説明できるように)
- ママ友とのランチ:月0回→月3回(誘いを断らなくなった)
- 学校の先生との面談:夫同伴必須→1人で対応可能
- 現地の友達:0人→4人(日本人以外の友達ができた)
特に嬉しかったのは、インド人のママ友ができたこと。彼女も英語が第二言語なので、お互い完璧じゃない英語で話せるのが逆に気楽で、今では週1でコーヒーを飲む仲になりました。
駐妻英語コーチングに向いている人・向いていない人
【向いている人】
- 海外生活で実際に英語に困っている人
- 子供の学校関係で英語が必要な人
- 現地の友達を作りたい人
- 1日1時間程度の学習時間を確保できる人
- 会社の補助が使える人(コスパ重視なら特に)
【向いていない人】
- TOEICスコアを上げたい人
- ビジネス英語を学びたい人
- ネイティブレベルを目指す人
- 自習が苦手で手取り足取り教えてほしい人
- 料金を最重視する人

受講を迷っている人へ:私からのアドバイス
正直、料金は高いです。でも、海外生活のストレスが減ることを考えたら、投資する価値はあると私は感じています。
特に、子供がいる駐妻の方。子供の体調不良や学校でのトラブルは必ず起きます。その時に英語で対応できないストレスは、経験した人にしか分からない辛さがあります。
私の場合、病院で息子の症状を説明できるようになっただけで、海外生活の不安が半減しました。「何かあっても英語で対処できる」という自信は、お金には代えられない安心感です。
まとめ:駐妻には駐妻のための英語学習が必要
3ヶ月の受講を終えて思うのは、駐妻の英語学習は「特殊」だということ。ビジネス英語でも、旅行英語でもない、生活に密着した英語が必要なんです。
駐妻英語コーチングは、まさにそのニーズに特化したサービス。完璧ではないけれど、少なくとも私には最適な選択でした。
もし今、海外生活で英語に悩んでいるなら、まずは無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。私も最初は半信半疑でしたが、カウンセリングで「あ、このサービスは他とは違う」と感じました。
海外生活は期間限定。その貴重な時間を、言葉の壁に悩んで過ごすのはもったいない。一歩踏み出せば、きっと違う景色が見えてくるはずです。