築5年の一戸建てに住む私は、昨年の更新時期まで火災保険料で年間18万円も支払っていました。それが当たり前だと思い込んでいた自分が、今となっては信じられません。

きっかけは隣人との何気ない会話でした。「うちは年間8万円くらいかな」という一言に、思わず聞き返してしまいました。同じような築年数、同じエリア、なのになぜ10万円も差があるのか

その答えが、今回ご紹介する住宅本舗の火災保険一括見積もりサービスにありました。

なぜ多くの人が火災保険で損をしているのか

住宅購入時、不動産会社やハウスメーカーから提案される火災保険。忙しい引越し準備の中で、「プロが勧めるなら間違いない」と考えてしまいがちです。私もその一人でした。

しかし実際は、提携先の保険会社の商品を優先的に提案されているケースが多いのです。本当にあなたの家に最適な保険かどうか、十分な比較検討がされていない可能性があります。

住宅本舗で実際に見積もりを取ってみた結果

半信半疑でWebサイトにアクセスし、必要事項を入力。所要時間はわずか3分程度でした。建物の構造、築年数、所在地などの基本情報を入力するだけです。

翌日、メールで届いた見積もり結果を見て驚愕しました。

  • 現在加入中の保険:年間18万2,000円
  • A社の見積もり:年間9万8,000円(46%削減
  • B社の見積もり:年間11万2,000円(38%削減)
  • C社の見積もり:年間10万5,000円(42%削減)

しかも、補償内容はほぼ同等。むしろ一部の補償は手厚くなっていました。

なぜこんなに差が出るのか?保険のプロに聞いてみた

住宅本舗の担当者から詳しい説明を受けて分かったことがあります。

1. 割引制度の適用漏れ
我が家はオール電化住宅でしたが、現在の保険では割引が適用されていませんでした。また、ホームセキュリティを導入していることも考慮されていなかったのです。

2. 不要な特約の付加
水災補償が付いていましたが、我が家は高台にあり、ハザードマップでも浸水リスクはゼロ。この特約を外すだけで保険料が大幅に下がりました。

3. 保険会社による料率の違い
同じ条件でも、保険会社によって保険料は大きく異なります。16社を比較することで、最もお得な会社を見つけることができました。

住宅本舗のサービス内容を詳しく解説

住宅本舗は、最大16社53商品の火災保険・地震保険を一括で比較できるサービスです。累計利用者数は5万人を突破しており、92%の利用者が満足していると回答しています。

対応保険会社一覧

  • 東京海上日動
  • 損保ジャパン
  • 三井住友海上
  • あいおいニッセイ同和損保
  • セコム損保
  • AIG損保
  • 楽天損保
  • その他9社

🎯 住宅本舗の3つの特徴

  1. 専門家による無料相談 - 保険の知識がなくても安心
  2. 既存見積もりとの比較 - 今の保険が適正か確認できる
  3. 契約義務なし - 見積もりだけでもOK

実際に利用してみて感じたメリット・デメリット

メリット

1. とにかく簡単で早い
Web入力は3分、翌日には複数社の見積もりが届きました。各社に個別に問い合わせる手間を考えると、圧倒的に効率的です。

2. プロのアドバイスが無料
保険の専門家が、我が家の状況に合わせて最適なプランを提案してくれました。「この特約は必要ない」「こちらの補償は追加した方がいい」など、具体的なアドバイスが本当に助かりました

3. 押し売りがない
心配していた強引な勧誘は一切ありませんでした。「じっくり検討してください」というスタンスで、安心して相談できました。

デメリット

1. 見積もり数が多すぎて迷う
16社分の見積もりは正直多すぎて、最初は圧倒されました。ただ、担当者が3〜4社に絞って説明してくれたので、結果的には問題ありませんでした。

2. 地域によっては対応できない保険会社も
離島や一部地域では、対応できない保険会社もあるようです。事前に確認が必要かもしれません。

他社サービスとの比較

火災保険の比較サービスは住宅本舗以外にもあります。主要な2社と比較してみました。

項目 住宅本舗 価格.com 保険の窓口
比較可能社数 16社 12社 8社
専門家相談 無料 なし 店舗のみ
見積もり速度 最短即日 2-3日 即日(店舗)
既存保険との比較
オンライン完結

価格.comは知名度が高く使いやすいですが、専門家への相談ができないのが難点。保険の窓口は対面相談が魅力ですが、店舗に行く必要があり、比較できる会社数も少なめです。

オンラインで完結し、かつ専門家のサポートも受けられるという点で、住宅本舗のバランスの良さが光ります。

地震保険についても要チェック

火災保険の見直しと同時に、地震保険についても確認しました。意外と知られていませんが、地震が原因の火災は火災保険では補償されません

住宅本舗の担当者から教えてもらった重要なポイント:

  • 地震保険は単独加入不可(火災保険とセット)
  • 補償額は火災保険の30〜50%まで
  • 建物5,000万円、家財1,000万円が上限
  • 保険料は地域によって大きく異なる

我が家の場合、地震保険料も見直しで年間2万円ほど安くなりました。地域のリスクレベルに応じた適正な補償内容に調整できたからです。

見積もり依頼から契約までの流れ

実際の流れを時系列でまとめました:

  1. Day1 午前:Webサイトで見積もり依頼(3分)
  2. Day1 午後:確認の電話(10分程度、詳細確認)
  3. Day2:メールで見積もり結果受領
  4. Day3:電話で詳細説明を受ける(30分)
  5. Day5:追加質問と再見積もり依頼
  6. Day7:最終的な保険会社を決定
  7. Day10:契約手続き完了

急がされることは一切なく、自分のペースで検討できました。

利用者の声から見えてきた傾向

住宅本舗の公式サイトに掲載されている利用者の声を分析すると、興味深い傾向が見えてきました。

30代主婦の場合:「子供が生まれて新築購入。保険料が大幅に安くなった」
40代会社員の場合:「地震保険の補償を手厚くできた」
50代会社員の場合:「20万円近く安くなり、水災補償が不要と判明」
60代主婦の場合:「追加資金なしで補償範囲を拡大」

共通しているのは、ライフステージの変化に合わせて保険を見直している点です。結婚、出産、定年など、生活が変わるタイミングで見直すことで、大きな節約効果が得られています。

火災保険見直しのベストタイミング

私の経験と専門家のアドバイスから、以下のタイミングでの見直しをおすすめします:

  • 更新時期の2〜3ヶ月前(余裕を持って比較検討)
  • 住宅ローンの借り換え時(セットで見直しが効率的)
  • リフォーム後(建物価値の変化を反映)
  • 家族構成の変化時(必要な補償が変わる)
  • 引越し時(地域リスクの再評価)

見直しで注意すべきポイント

安さだけを追求すると、いざという時に困ることも。以下の点は必ずチェックしましょう:

1. 免責金額の設定
保険料を安くするために免責金額を高く設定すると、小さな損害では保険金が出ません。バランスが重要です。

2. 補償の重複
個人賠償責任保険など、他の保険と重複している補償がないか確認しましょう。

3. 更新型と長期契約
長期契約の方が割安ですが、途中解約時のデメリットも理解しておく必要があります。

まとめ:年間10万円の節約は決して夢じゃない

火災保険の見直しで、我が家は年間8万4,000円の節約に成功しました。10年で84万円、30年なら252万円です。この差額で家族旅行に何回行けるでしょうか。

住宅本舗のサービスを利用して特に良かったのは、プロのサポートを受けながら、自分のペースで検討できたこと。保険の知識がなくても、最適な選択ができました。

もし今、「保険料が高いかも」と少しでも感じているなら、一度見積もりを取ってみる価値は十分にあります。見積もりは無料、契約義務もありません。

私のように、何年も高い保険料を払い続けてしまう前に、ぜひ一度チェックしてみてください。その一歩が、大きな節約への第一歩になるはずです。