推しのヨントンまであと3ヶ月。なのに韓国語が全く話せない。大手語学スクールに通い始めて半年、支払った金額は既に30万円を超えていた。週2回のグループレッスンで、発言機会は1回15分程度。隣の席の主婦は毎回同じ質問を繰り返し、私の貴重な学習時間を奪っていく。

「このままじゃヨントンで推しと話せない」

焦りと後悔で眠れない夜が続いた。そんな時、K-popオタク仲間から教えてもらったのがK-Francだった。

なぜ大手語学教室で失敗したのか

私が通っていた某大手韓国語教室の実態を暴露しよう。月謝は48,000円。これに教材費が3ヶ月ごとに15,000円。入会金30,000円も取られた。

最も致命的だったのは、20人のグループレッスンという環境。1回90分の授業で、実際に韓国語を話す時間は一人あたり4〜5分程度。残りの時間は他の生徒の間違いを聞いているだけ。

講師は日本人で、韓国への留学経験もない。発音は明らかにネイティブとは程遠く、「これで本当に韓国語が身につくのか?」という疑問が日に日に大きくなっていった。

K-Francとの出会いが全てを変えた

K-Francの体験レッスンを受けた時の衝撃は今でも忘れられない。

担当してくれたのは、日本語が堪能な韓国人講師。最初の5分で私のレベルを的確に把握し、「3ヶ月後のヨントンで使える実践的なフレーズ」を中心にカリキュラムを組んでくれた。

料金比較で見えた衝撃の事実

3つの韓国語教室を実際に体験して比較した結果がこちら。

項目 K-Franc 大手A社 オンライン専門B社
レッスン形式 完全マンツーマン グループ(最大20名) マンツーマン
1レッスンあたりの料金 3,300円〜 6,000円 4,500円
入会金 要問合せ 30,000円 10,000円
講師の質 ネイティブ+上級資格保有者 日本人中心 フィリピン在住韓国人
キャンセル規定 24時間前まで無料 1週間前まで 12時間前まで
教材費 購入自由(講師資料あり) 必須(15,000円/3ヶ月) 月額2,000円

実際に2ヶ月通って分かったK-Francの真実

正直に言おう。K-Francにも不満点はある

まず、人気講師の予約が取りにくい。特に韓国人ネイティブ講師は争奪戦状態で、希望の時間に予約を取るのは至難の業。私も最初の1ヶ月は、第3希望の講師で妥協することが多かった。

また、校舎によって設備の差が激しい。横浜金沢校は古いマンションの一室で、正直「ここで大丈夫?」と不安になった。一方、名古屋栄校は最新設備が整っていて、同じ料金なのに環境の差に驚いた。

教材についても、「自由」と聞こえは良いが、実際は生徒任せという側面もある。初心者の私は何を選べば良いか分からず、結局講師に相談して3冊購入。合計8,000円の出費となった。

重要:オンライン校を選ぶ場合、通信環境は自己責任。講師側の通信トラブルは補講対応してくれるが、生徒側のトラブルはレッスン消化扱いになるので注意。

それでも私がK-Francを続ける理由

不満もあるが、それを上回るメリットがK-Francにはある。

最大の魅力はカスタマイズ性の高さ。私の担当講師は、推しグループの動画を教材として使ってくれた。「この表現、○○くんがよく使うやつだ!」という発見の連続で、モチベーションが全く落ちない。

実際の成果として、2ヶ月で以下のことができるようになった:

  • ハングルの読み書き(完璧ではないが、8割は理解可能)
  • 簡単な日常会話(自己紹介、趣味の話など)
  • 推しへの応援メッセージ作成(ネイティブチェック済み)
  • 韓国ドラマの30%程度は字幕なしで理解

K-Francに向いている人、向いていない人

向いている人

  • 明確な目標がある(ヨントン、留学、TOPIK受験など)
  • 自分のペースで学習したい
  • グループレッスンが苦手
  • 推し活のために韓国語を学びたい

向いていない人

  • 仲間と一緒に学びたい
  • 宿題や課題を出してほしい
  • 決まったカリキュラムに沿って学びたい
  • 最安値を求める(もっと安いサービスは存在する)

申し込み前に知っておくべき裏技

K-Francには公式サイトに載っていない裏メニューが存在する。

例えば、「短期集中コース」。通常は週1〜3回のレッスンだが、交渉次第で週5回まで増やせる。料金は割高になるが、1ヶ月で基礎を固めたい人には最適。

また、友達紹介制度も活用すべき。紹介者・被紹介者ともにレッスン1回無料になる。SNSで「#KFranc仲間募集」と検索すれば、紹介してくれる人が見つかるはず。

2ヶ月後、ついに迎えたヨントンの日

手が震えた。画面越しに推しが現れた瞬間、頭が真っ白になった。

でも、口から自然に韓国語が出てきた。「오빠 너무 보고 싶었어요!(オッパ、すごく会いたかった!)」

推しの目が一瞬大きくなり、「韓国語上手だね!」と日本語で返してくれた。その後は韓国語で会話が続き、あっという間の1分間だった。

30万円を無駄にした過去の自分に言いたい。「もっと早くK-Francに出会えていれば」と。

確かに完璧なサービスではない。不満点も改善してほしい点もある。でも、マンツーマンでこの価格は正直破格だと思う。

今、私は次の目標に向けて学習を続けている。韓国のファンミーティングで、通訳なしで推しと話すこと。K-Francでなら、きっと実現できると信じている。

最後に:体験レッスンで確認すべき5つのポイント

  1. 講師の選択肢:何人の講師から選べるか必ず確認
  2. 実際の予約画面:デモで予約の取りやすさをチェック
  3. 料金プランの詳細:割引適用後の実質料金を計算してもらう
  4. 教材の推奨リスト:レベル別の教材案内をもらう
  5. 退会規定:万が一の時の手続きを確認

韓国語学習は、始めるタイミングが全て。悩んでいる時間があるなら、まず体験してみることをおすすめする。私のように遠回りする必要はない。