朝6時、母の部屋から聞こえてきた物音で目が覚めた。慌てて駆けつけると、84歳の母が薬の瓶を開けようとして手を震わせていた。関節の痛みとむくみで、簡単な日常動作すら困難になっていく母の姿に、私は言葉を失った。

この瞬間が、私が介護リハビリセラピスト通信講座を受講するきっかけとなった転機だった。

なぜ介護リハビリセラピストを選んだのか

母の症状は日に日に悪化していた。病院では「年齢的なもの」と言われ、特別な治療法もない。デイサービスでは基本的なケアは受けられるものの、個別の症状改善までは期待できなかった。

そんな時、同じマンションに住む看護師の友人から聞いた一言が私の考えを変えた。

「うちの施設では、アロマとビタミンEを使った施術で、利用者さんの症状が驚くほど改善してるのよ。あなたも学んでみたら?」

半信半疑だったが、母のために何かできることはないかと調べ始めた。そして出会ったのが、この通信講座だった。

実際の受講体験:想像以上の充実度

教材到着〜最初の印象

申し込みから3日後、思っていたよりコンパクトな箱が届いた。中身は:

  • オリジナルテキスト(全120ページ)
  • 実技DVD(3枚組、合計約4時間)
  • オンライン学習用のログイン情報
  • サポート窓口の連絡先カード

正直、「これだけ?」と思った。他社の講座では精油セットや道具一式が付いてくることが多いからだ。しかし、このシンプルさこそが、低価格を実現している理由だと後で理解することになる。

学習開始〜挫折しそうになった1週間目

最初の1週間は、アロマ精油の基礎知識から始まった。ラベンダー、ペパーミント、ローズマリー...それぞれの効能を覚えるのに苦労した。

特に苦戦したのは、精油の希釈濃度の計算だ。高齢者の皮膚は薄くデリケートなため、一般的なアロマテラピーより低濃度で使用する必要がある。0.5%〜1%という微妙な調整が求められ、何度も計算をやり直した。

しかし、DVDの実技解説が予想以上に分かりやすかった。講師の手の動きをスローモーションで見せてくれる場面があり、細かい手技まで理解できた。

2週間目〜母への初めての施術

恐る恐る母の手にハンドマッサージを試してみた。アロマビタミンオイルの香りに、母は「いい匂いね」と微笑んだ。

施術中、母の表情が徐々に和らいでいくのが分かった。15分ほどのマッサージが終わると、「手が軽くなった気がする」と言ってくれた。この瞬間、続ける価値があると確信した。

3ヶ月後の変化:数値で見る効果

継続的な施術を始めて3ヶ月が経過した頃、母の症状に明確な変化が現れた:

項目 施術前 3ヶ月後
手のむくみ(周囲径) 18.5cm 16.8cm
肩こりの自覚症状(10段階) 8 4
睡眠時間 4〜5時間 6〜7時間
日中の活動意欲 低い 普通〜高い

数値だけでなく、母の表情が明るくなり、会話も増えた。デイサービスのスタッフからも「最近、お母様が元気になられましたね」と言われるようになった。

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他社サービスとの詳細比較

受講を検討する際、他の介護アロマ講座も調べた。主要な3社を比較してみる:

項目 介護リハビリセラピスト
通信講座
A社
介護アロマ講座
B社
高齢者ケア資格
受講料 49,800円 78,000円 65,000円
学習期間 3〜6ヶ月(自由) 6ヶ月固定 4ヶ月固定
実技指導 DVD+オンライン動画 DVDのみ テキストのみ
サポート 無制限メール相談 3回まで 有料オプション
資格認定 認定証発行 修了証のみ 認定証発行
高齢者特化度 ◎(専門) △(一般向け) ○(介護全般)

A社は価格が高く、実技指導もDVDのみ。B社は実技がテキストだけで不安が残る。介護リハビリセラピスト通信講座は、価格と内容のバランスが最も優れていると判断した。

実際に感じたメリット・デメリット

良かった点

1. 高齢者に特化した内容
一般的なアロマ講座と違い、高齢者特有の症状(関節痛、むくみ、認知症予防など)に焦点を当てている。座位での施術方法など、現実的な技術が学べた。

2. 実践的なカリキュラム
理論より実技重視。DVDで何度も確認できるため、自信を持って施術できるようになった。

3. 充実したサポート体制
質問メールへの返信が早い(通常24時間以内)。講師の回答も具体的で分かりやすかった。

4. 柔軟な学習スタイル
仕事をしながらでも、自分のペースで学習できた。オンライン動画は通勤時間にスマホで視聴できて便利だった。

改善してほしい点

1. 精油セットが含まれていない
初心者には、どの精油を購入すればよいか迷う。推奨商品リストはあるが、セット販売があればもっと便利だった。

2. 実習の機会が限定的
通信講座の宿命だが、直接指導を受ける機会がない。動画を送ってアドバイスをもらえるシステムはあるが、やや手間がかかる。

3. 認定試験の難易度
思っていたより試験が難しかった。特に精油の禁忌事項に関する問題は、かなり細かい知識が要求された。

資格取得後の活用方法

認定試験に合格してから半年が経過した現在、様々な場面で資格を活用している:

1. 家族のケア

母だけでなく、父(86歳)の腰痛ケアにも活用。また、姉の子供(中学生)の部活での筋肉痛にも応用できることが分かった。

2. ボランティア活動

地域の高齢者サロンで、月1回のハンドマッサージボランティアを始めた。参加者から「楽しみにしている」と言われるのが嬉しい。

3. 副業としての可能性

まだ本格的ではないが、知人から有料での施術依頼を受けることもある。1回3,000円程度で、月に数回程度だが、講座費用は既に回収できた。

受講を迷っている人へのアドバイス

この講座は、以下のような人に特に向いている:

  • 家族の介護で悩んでいる人
  • 介護施設で働いていて、スキルアップしたい人
  • 高齢者に関わる仕事をしていて、付加価値を付けたい人
  • 将来的に介護業界で活躍したい人

一方で、以下の人には向かないかもしれない:

  • すぐに高収入を期待している人
  • 独学が苦手で、対面指導を希望する人
  • アロマに全く興味がない人

よくある質問と私の回答

Q: 医療知識がなくても大丈夫?
A: 私も全くの素人だったが問題なかった。基礎から丁寧に説明されているので、看護師でなくても理解できる。

Q: どのくらいの期間で資格取得できる?
A: 私は仕事をしながら4ヶ月で取得した。集中すれば2ヶ月でも可能だと思う。

Q: 男性でも受講できる?
A: もちろん。受講生の約3割は男性とのこと。介護施設では男性セラピストの需要も高い。

Q: 認定試験に落ちたら?
A: 再試験制度がある(追加料金5,000円)。私の知る限り、2回目で合格する人がほとんど。

まとめ:母の笑顔が全てを物語る

あの朝、薬の瓶を開けられずに震えていた母の手。今では、私の施術を楽しみに待ってくれている。「今日もお願いね」と言いながら、安心して手を預けてくれる。

介護リハビリセラピスト通信講座は、単なる資格取得講座ではなかった。大切な人との絆を深め、その人らしい生活を支える技術を身につけることができた。

確かに完璧な講座ではない。精油の準備や実技の不安など、課題もある。しかし、高齢者ケアに特化した実践的な内容と、手厚いサポート体制は、他社にはない強みだ。

もし、あなたが家族の介護で悩んでいるなら、介護の仕事でスキルアップしたいなら、この講座は確実に力になってくれる。母の笑顔が、その証明だ。

最後に、母が最近よく言う言葉を紹介したい。

「あなたの手、魔法みたいね。触れてもらうと、痛みが飛んでいくの」

この言葉を聞くたびに、受講して本当に良かったと心から思う。あなたの大切な人にも、同じ笑顔が訪れることを願っている。

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