去年の決算書を見て愕然とした。うちの会社、経費処理だけで年間300万円も無駄にしていたんです。立替精算の手数料、振込手数料、そして何より従業員の作業時間...

最初は「そんなバカな」と思いました。でも、税理士に詳しく分析してもらったら、本当にそれくらいの金額が消えていたんです。従業員15人の小さな会社なのに、です。

経費精算地獄の実態

うちの会社では、毎月末になると経理担当者が残業続き。従業員からの領収書の山、エクセルへの入力作業、銀行振込の処理...。月に40時間以上も経費精算に時間を取られていました

従業員も大変でした。出張や接待で立て替えた経費、平均して月末には一人あたり10万円近くになることも。給料日前には「早く精算してくれ」という声が上がり、社内の雰囲気も悪くなる一方でした。

マネーフォワード ビジネスカードとの出会い

そんな時、取引先の社長から聞いたのが「マネーフォワード ビジネスカード」でした。「うちはこれで経費精算がほぼゼロになった」と。

正直、半信半疑でした。年会費無料で、カード発行も無料なんて、何か裏があるんじゃないか?そう思いながらも、とりあえず申し込んでみることに。

驚きの審査スピード

申し込みはオンラインで完結。決算書の提出も不要で、わずか3営業日でカードが届きました。大手銀行系のカードだと1ヶ月以上かかることもあるのに、この速さには正直驚きました。

実際に使ってみて分かった本当のメリット

1. 従業員全員にカードを配布できる

これが一番の革命でした。バーチャルカードなら何枚でも無料で発行可能。営業担当、総務、経理...必要な部署全員にカードを配布しました。

最初は「管理が大変になるのでは?」と心配しましたが、管理画面で全ての利用履歴がリアルタイムで確認できるので、むしろ以前より透明性が上がりました。

2. ポイント還元で年間60万円の節約

通常利用で1%、マネーフォワードのサービス利用で3%のポイント還元。うちの会社の場合、年間約2,000万円の経費支出があるので、単純計算で20万円以上のポイントが貯まります

さらに月間利用ボーナスもあり、月500万円以上使うと最大5万円分のボーナスポイント。年間で60万円近くになります。

マネーフォワード ビジネスカード特徴

3. 経理作業が激減

カード利用データが自動で会計ソフトに連携されるので、手入力作業がほぼゼロに。以前は月40時間かかっていた経費処理が、今では5時間程度で終わるようになりました。

他社カードとの比較

導入前に検討した他社カードとの比較表を作成しました:

項目 マネーフォワード
ビジネスカード
楽天ビジネスカード JCB法人カード
年会費 無料 2,200円 1,375円〜
追加カード発行 無制限無料 550円/枚 1,375円/枚
ポイント還元率 1〜3% 1% 0.5%
利用限度額 最大10億円 最大300万円 最大500万円
決算書提出 不要 必要 必要

デメリットも正直に話します

良いことばかり書いても信用されないので、使って分かったデメリットも正直に書きます。

1. キャッシング機能がない

急な現金が必要な時に、キャッシング機能がないのは不便でした。ただ、考えてみれば法人カードでキャッシングするのは金利も高いし、そもそも良い選択ではないかもしれません。

2. 国際ブランドがVisaのみ

JCBやMastercardが使えないので、一部の店舗では使えないことも。でも日本国内ではVisaが使えない店はほとんどないので、実際にはそれほど問題になっていません。

3. リアルカード2枚目以降は有料

物理カードは2枚目から900円の発行手数料がかかります。ただ、バーチャルカードは無制限で無料なので、物理カードが本当に必要な人だけに絞れば問題ありません。

導入から半年後の変化

マネーフォワード ビジネスカードを導入して半年。経費処理にかかるコストは年間300万円から50万円以下に激減しました。

  • 経理担当者の残業時間:月40時間→5時間
  • 立替精算の処理件数:月150件→10件以下
  • 振込手数料:月3万円→ほぼゼロ
  • ポイント還元による実質節約:年間60万円

数字以上に大きかったのは、従業員のストレスが大幅に減ったこと。立替精算の煩わしさから解放され、本来の業務に集中できるようになりました。

こんな会社には特におすすめ

従業員数10〜50名の中小企業

経費精算の手間が最も負担になるのがこの規模。大企業のような専門部署もなく、かといって個人事業主のように簡単でもない。マネーフォワード ビジネスカードなら、システム投資なしで大企業並みの経費管理が実現できます。

創業して間もない企業

決算書不要で申し込めるのは、創業間もない企業には本当にありがたい。銀行系のカードだと「3期分の決算書を...」と言われて断念することも多いですから。

リモートワークが多い企業

バーチャルカードなら即日発行できるので、リモートワーク中の従業員にもすぐに配布可能。物理的なカードの受け渡しが不要なのは、今の時代にぴったりです。

申し込み前に知っておきたいこと

審査について

「年会費無料で審査も緩い」と思われがちですが、それは誤解です。与信限度額が最大10億円という高額設定なので、それなりの審査はあります。ただし、決算書不要なので、事業実態がしっかりしていれば問題ないでしょう。

ポイントの使い方

貯まったポイントは「1ポイント=1円」でウォレットにチャージして使えます。現金化はできませんが、そのまま経費の支払いに充てられるので実質的には現金と同じです。

会計ソフトとの連携

マネーフォワード クラウド会計との連携は当然として、他社の会計ソフトでもCSVデータで取り込み可能。うちは弥生会計を使っていますが、問題なく連携できています。

マネーフォワード ビジネスカード画面

まとめ:経費処理の常識が変わった

正直なところ、最初は「タダより高いものはない」と疑っていました。でも実際に使ってみると、これまでの経費処理がいかに非効率だったかを痛感しました。

年間300万円の無駄を50万円以下に削減。しかもポイント還元で実質的にはさらにお得。何より、経理担当者と従業員のストレスが激減したのが最大の成果です。

もちろん、全ての会社に合うわけではありません。現金決済が多い業種や、既に効率的な経費管理システムを構築している企業には不要かもしれません。

でも、もしあなたの会社も経費精算で悩んでいるなら、試してみる価値は十分あります。年会費無料なので、リスクはほとんどありません

ちなみに、導入を決めた時、経理担当者から言われた一言が忘れられません。

「社長、これでやっと定時に帰れます」

経費処理なんて、本来は価値を生まない作業。そこに時間とお金を使うのは、本当にもったいない。マネーフォワード ビジネスカードは、そんな当たり前のことに気づかせてくれました。

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