京大生講師のプログラミング塾で15歳の息子が月10万円稼ぐようになった衝撃の真相
月10万円。これが15歳の息子が先月稼いだ金額です。
「お母さん、今月の報酬振り込まれたよ」そう言って見せてくれた通帳の数字を見て、私は言葉を失いました。たった1年前まで、ゲームばかりしていた息子が、本物のWebアプリ開発案件を受注できるようになっていたのです。
きっかけは、京都大学の学生が講師を務めるBeEngineer(通称:BeEn)というプログラミング塾でした。正直、入会時は「また新しい習い事か...」程度にしか思っていませんでした。しかし、この選択が息子の人生を大きく変えることになるとは。
なぜBeEnを選んだのか?他社との決定的な違い
プログラミング教室選びで、私たち親子は3つの教室を比較検討しました。その過程で見えてきたBeEnの特異性について、まずお話しさせてください。
| 項目 | BeEngineer | A社(大手プログラミング教室) | B社(オンライン特化) |
|---|---|---|---|
| 講師の質 | 京大生中心の現役エンジニア | 社会人講師(IT経験様々) | 海外在住エンジニア |
| 月謝 | 26,400円 | 19,800円 | 14,300円 |
| 学習内容 | 実践的なPythonアプリ開発 | Scratch→簡単なWeb制作 | 基礎プログラミング全般 |
| 機材サポート | MacBook Air無料貸出 | なし(要持参) | なし(要持参) |
| 到達レベル(1年後) | チャットアプリ開発可能 | 簡単なWebサイト作成 | 基礎的なプログラム作成 |
表を見ていただくと分かる通り、BeEnは決して安くありません。むしろ他社より高額です。それでも私たちがBeEnを選んだ理由は、体験会での衝撃的な出来事があったからでした。
体験会で目撃した「普通じゃない」光景
体験会当日、教室に入った瞬間、違和感を覚えました。他の教室のような「お勉強感」がまったくなかったのです。
中高生たちが真剣な表情でコードを書いている横で、京大生の講師が「このエラーはね、実際の開発現場でもよく起こるんだ」と説明している。まるで企業のエンジニアチームのような雰囲気でした。
そして驚いたのは、高校2年生の生徒が作ったというAIを使った画像認識アプリのデモンストレーション。「これ、本当に高校生が作ったんですか?」思わず聞いてしまいました。
講師の京大生は苦笑いしながら「BeEnでは、最初から実践的なコードを書いてもらいます。子供向けの簡易言語は使いません」と答えてくれました。
入会して3ヶ月、息子に起きた変化
正直に言うと、最初の2ヶ月は地獄でした。
息子は毎週のように「難しすぎる」「わからない」と愚痴をこぼしていました。他の教室なら、もっと優しい内容から始めるのでしょう。でもBeEnは違いました。初日からPythonの本格的なコードを書かされたそうです。
転機は3ヶ月目に訪れました。ある日、息子が興奮気味に「お母さん、見て!動いた!」とノートパソコンを持ってきたのです。画面には、シンプルながら確かに動作するToDoリストアプリが表示されていました。
「これ、全部自分で書いたの?」
「うん!エラーも自分で解決した!」
その時の息子の顔は、今でも忘れられません。本物の達成感に満ちていました。
京大生講師の「異常な」指導法
BeEnの講師陣について、もう少し詳しくお話しさせてください。息子の担当講師は、京都大学工学部3年生のK先生でした。
K先生の指導法は、一般的なプログラミング教室とは180度違いました。例えば、エラーが出た時の対応。普通なら「ここをこう直して」と教えるところを、K先生は違います。
「このエラーメッセージ、英語だけど何て書いてある?」
「えっと...『定義されていない変数』?」
「そう!じゃあ、どこで定義し忘れたか探してみよう」
最初は「もっと教えてあげればいいのに」と思いました。でも、この考えさせる指導法が、後に息子を大きく成長させることになったのです。
特別授業での衝撃体験
BeEnでは長期休暇中に特別授業があります。息子が夏休みに参加した「3日間でゲームBotを作ろう」という授業の話をさせてください。
参加費は別途15,000円。正直「また出費か...」と思いました。しかし、3日後に息子が見せてくれたものは、その金額以上の価値がありました。
なんと、自動でゲームをプレイするAIを作っていたのです。「これ、YouTubeで見たことある!」と興奮する息子。確かに、プロのエンジニアが作るようなものを、中学生が作れるようになっていました。
ただし、良いことばかりではありません。この特別授業、朝10時から夜7時までという長時間。息子は3日間ヘトヘトでした。「プログラミングって、こんなに疲れるんだ...」とつぶやいていたのを覚えています。
1年後、まさかの展開
入会から1年が経った頃、BeEnの掲示板に「案件募集」の張り紙が貼られました。地元企業からの簡単なWebアプリ開発の依頼でした。
「応募してみたら?」と軽い気持ちで勧めた私。まさか本当に案件を獲得するとは思っていませんでした。
K先生のサポートを受けながら、息子は2ヶ月かけてアプリを完成させました。そして冒頭の通り、10万円の報酬を手にしたのです。
「プログラミングって、お金になるんだ」
そう実感した息子は、さらに学習に熱が入るようになりました。
BeEnの「影」の部分も正直に
ここまで良い面ばかり書いてきましたが、BeEnにも欠点があります。利用者として感じた問題点を正直にお伝えします。
1. 挫折率の高さ
息子の同期15人のうち、1年続いたのはたった8人でした。半分近くが辞めています。理由は明確で「難しすぎる」から。BeEnは本当に実践的な内容を教えるため、ついていけない生徒も多いのが現実です。
2. 宿題の量
毎週出される課題は、正直かなりの量です。息子は平均して週に10時間以上プログラミングに時間を費やしていました。部活や他の習い事との両立は、相当な覚悟が必要です。
3. 親のサポートの必要性
特に最初の数ヶ月は、親のメンタルサポートが不可欠でした。「もう辞めたい」と泣く息子を励まし続けるのは、正直しんどかったです。
4. 費用対効果の見えにくさ
月26,400円は決して安くありません。最初の半年は「本当に意味があるの?」と何度も自問自答しました。成果が見えるまでに時間がかかるのは、覚悟しておいた方が良いでしょう。
他社サービスとの詳細比較
実際に体験会に参加したり、知人の評判を聞いたりして比較した結果をまとめます。
Tech Kids School(サイバーエージェント運営)との比較
| 比較項目 | BeEngineer | Tech Kids School |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 中高生 | 小学生〜中学生 |
| プログラミング言語 | Python(実践的) | Swift、C#(ゲーム開発中心) |
| 授業形態 | 少人数制(最大6名) | 個別指導 |
| 月謝 | 26,400円 | 23,100円 |
| 特徴 | 実務レベルの開発スキル習得 | プレゼン能力も重視 |
Tech Kids Schoolは小学生から始められる点が魅力ですが、内容はゲーム開発が中心。一方BeEnは、より実践的なWebアプリ開発に特化しています。将来エンジニアとして働くことを視野に入れるなら、BeEnの方が適していると感じました。
Life is Tech!との比較
Life is Tech!は中高生向けプログラミング教育の老舗です。キャンプ形式の短期集中型プログラムが有名ですが、通年のスクールもあります。
- Life is Tech!の良い点:全国展開していて通いやすい、イベントが充実
- Life is Tech!の課題:講師の質にばらつきがある、費用が高額(キャンプは5日間で10万円超)
- BeEnの優位性:京大生講師の質の高さ、継続的な学習環境、MacBook無料貸出
1年半後の現在、息子の変化
BeEnに通い始めて1年半が経過した現在、息子は高校1年生になりました。プログラミングスキルの向上はもちろんですが、それ以上に大きな変化がありました。
1. 論理的思考力の向上
数学の成績が急激に上がりました。「プログラミングと数学って似てるんだ」と息子。問題を分解して考える力が身についたようです。
2. 英語への抵抗感の減少
エラーメッセージは全て英語。最初は苦労していましたが、今では「英語のドキュメントも読めるようになった」と自信を持っています。
3. 将来の目標の明確化
「大学では情報工学を学びたい」という明確な目標ができました。京大生講師との交流が、良い刺激になっているようです。
4. 自己肯定感の向上
何より嬉しいのは、「自分にもできる」という自信がついたこと。以前は何事にも消極的だった息子が、積極的にチャレンジするようになりました。
BeEnが向いている人、向いていない人
1年半の経験を踏まえて、BeEnに向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。
向いている人
- 将来エンジニアになりたいという明確な目標がある
- 難しくても諦めない粘り強さがある
- 週10時間以上の学習時間を確保できる
- 親がサポートする覚悟がある
- 実践的なスキルを身につけたい
向いていない人
- 楽しくプログラミングを体験したいだけ
- すぐに成果を求める
- 他の習い事で忙しい
- 月3万円近い出費が厳しい
- 挫折しやすい性格
料金は高いが、投資として考えれば...
BeEnの月謝26,400円は、正直高いです。年間で計算すると316,800円。これに特別授業の費用も加わります。
しかし、息子が1年で身につけたスキルで10万円を稼げたことを考えると、投資として見れば悪くないかもしれません。大学受験の予備校と比べても、実は同じくらいの金額です。
何より、「稼ぐ力」を中高生のうちから身につけられるのは、他の習い事にはない価値だと思います。
入会を検討している方へのアドバイス
最後に、BeEnへの入会を検討している保護者の方へ、経験者としてのアドバイスをさせてください。
1. まず体験会に参加を
BeEnの雰囲気は独特です。必ず体験会に参加して、お子さんとの相性を確認してください。「難しそうだけど、やってみたい」という反応があれば、見込みありです。
2. 最初の3ヶ月は覚悟を
繰り返しになりますが、最初は本当に大変です。3ヶ月は続けるという約束をお子さんとしてください。そこを超えると、急に楽しくなります。
3. 京大生講師を活用する
BeEnの最大の魅力は講師陣です。プログラミング以外にも、勉強法や進路相談など、積極的に相談してください。息子も「大学ってどんなところ?」など、よく質問しています。
4. 親も一緒に学ぶ姿勢を
プログラミングの内容を理解する必要はありませんが、お子さんが何を学んでいるかには興味を持ってください。「今日は何を作ったの?」の一言が、大きなモチベーションになります。
まとめ:BeEnは「本気の人」のための場所
BeEngineerは、本気でプログラミングを学びたい中高生のための場所です。楽しいだけの教室ではありません。時には辛く、投げ出したくなることもあるでしょう。
でも、その先には「自分の力で何かを作り出せる」という最高の体験が待っています。息子のように、中高生でも実際にお金を稼げるレベルまで成長できる可能性があります。
月謝は確かに高いです。でも、将来への投資と考えれば、その価値は十分にあると私は感じています。
もしお子さんが「プログラミングで何か作ってみたい」と言っているなら、BeEnの扉を叩いてみてください。そこには、京大生講師たちが本気で待っています。
まずは体験会で BeEn の雰囲気を確かめてみませんか?
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