「月3,980円で稼げる」は本当?MARKENISTAで学習報酬システムの衝撃的な真実
「月3,980円で稼げる」は本当?MARKENISTAで学習報酬システムの衝撃的な真実
正直に言います。「学習するだけで1日数万円稼げる」という触れ込みを見た時、詐欺だと思いました。
しかし、実際に3ヶ月間MARKENISTAを利用してみて、その仕組みと現実が想像とはまったく違っていたことに驚かされました。確かに報酬は得られます。ただし、そこには誰も教えてくれない重要な落とし穴も存在していたのです。
MARKENISTAとは?実際に使ってわかった3つの顔
MARKENISTAは表向き「Webマーケティングのオンライン学習プラットフォーム」として紹介されていますが、実際に利用してみると、それは氷山の一角に過ぎませんでした。
1. 学習プラットフォームとしての顔
16カテゴリー、1000レッスン以上という圧倒的なコンテンツ量は伊達ではありません。特に印象的だったのは:
- リスティング広告の設計から運用まで、実務で使えるレベルの内容
- 縦型ショート動画制作という最新トレンドにも対応
- GA4の使い方など、アップデートにも素早く対応
ただ、動画の質にはばらつきがあります。一部の講師は明らかに「台本を読んでいるだけ」で、実務経験があるのか疑問に思うこともありました。
2. コミュニティとしての顔
月1回のオンラインセミナーとワーク会。最初は「おまけ程度」だと思っていたのですが、これが予想外に価値がありました。
特に印象的だったのは、「ChatGPTで集客の業務効率を10倍上げる活用法」のセミナー。実際に現場で使っている人の生の声が聞けて、これだけでも月額料金の元は取れたと感じました。
3. 報酬システムとしての顔
そして最も気になる「Learn to Earn」システム。確かに報酬は発生します。私の場合、3ヶ月で約15,000円相当の報酬を獲得しました。
しかし、ここに大きな誤解があります。「1日数万円」は理論上の最大値であり、現実的ではありません。
報酬システムの実態:期待と現実のギャップ
MARKENISTAの報酬システムは、以下の2つの軸で構成されています:
- Learn to Earn:学習することで報酬を獲得
- Teach to Earn:他の受講生に教えることで報酬を獲得
私が3ヶ月で獲得した約15,000円の内訳は:
| 項目 | 獲得報酬 | 備考 |
|---|---|---|
| 動画視聴 | 約8,000円 | 1日平均2時間学習 |
| テスト合格 | 約4,000円 | 合格率による変動あり |
| 質問への回答 | 約3,000円 | 採用された回答のみ |
つまり、時給換算すると約166円という計算になります。これを「稼げる」と表現するのは、正直微妙なラインです。
競合サービスとの徹底比較
MARKENISTAの立ち位置を理解するため、類似サービスと比較してみました。
| サービス名 | 月額料金 | コンテンツ数 | 報酬システム | コミュニティ |
|---|---|---|---|---|
| MARKENISTA | 4,378円 | 1,000以上 | あり | 月1セミナー+ワーク会 |
| Udemy Business | 約2,500円〜 | 5,000以上 | なし | なし |
| デジマナ | 1,980円 | 約300 | なし | Slackコミュニティ |
価格だけ見ると高く感じるかもしれませんが、報酬システムを考慮すると実質的な負担は軽減されます。私の場合、3ヶ月で15,000円の報酬があったので、実質的な月額は約2,378円でした。
3ヶ月使って感じたメリット・デメリット
予想外に良かった点
1. コンテンツの更新頻度
毎月新しいコンテンツが追加され、トレンドに遅れることがありません。特にChatGPTやGA4など、最新ツールへの対応は素早いです。
2. 実務に直結する内容
理論だけでなく、実際の管理画面を使った操作説明が多く、すぐに実務で活用できました。
3. 質問への回答速度
質問フォームから送った内容には、だいたい24時間以内に回答が来ます。これは他のオンライン学習サービスと比べて圧倒的に速いです。
期待外れだった点
1. 報酬の現実
「1日数万円」という表現は誇大広告に近いです。現実的には月5,000円程度が限界でしょう。
2. コンテンツの質のばらつき
講師によって説明の分かりやすさに大きな差があります。一部の動画は音質も悪く、聞き取りづらいものもありました。
3. 初心者には難しい内容も
「ゼロから学べる」とありますが、一部のコンテンツは基礎知識がないと理解が困難です。
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こんな人には向いている、向いていない
向いている人
- Web業界への転職を本気で考えている人
- 月額4,378円を「投資」と考えられる人
- コツコツ学習を継続できる人
- 最新のWebマーケティング情報をキャッチアップしたい人
向いていない人
- 「楽して稼ぎたい」と考えている人
- 体系的な学習より、ピンポイントで知識を得たい人
- 月額料金を回収することが主目的の人
- 動画学習が苦手な人
実際の学習スケジュールと成果
私が3ヶ月間で実践した学習スケジュールと、その成果を共有します。
1ヶ月目:基礎固め期間
平日2時間、週末3時間の学習時間を確保。主に「Webマーケティング概論」と「基本ツール」のカテゴリーを中心に学習しました。
この期間の報酬は約3,000円。正直、時給換算すると悲しくなる数字でしたが、知識の土台作りと割り切りました。
2ヶ月目:実践応用期間
リスティング広告とSNS広告の設計・運用に集中。実際に自分のブログで小額広告を出稿してみました。
学んだ知識を実践することで理解が深まり、質問フォームでの回答も採用されるようになりました。報酬は約6,000円に増加。
3ヶ月目:専門深化期間
GA4とヒートマップ分析に特化。月1回のワーク会では、実際の企業サイトを題材にした分析を体験できました。
この頃には他の受講生の質問に答えることも増え、報酬は約6,000円を維持。ただし、学習時間は増えているので時給は変わらずという現実も。
報酬システムの裏側:知っておくべき3つの真実
1. 報酬には上限がある
公式サイトには「付与上限あり」と小さく書かれていますが、これが意外と低い設定です。どんなに頑張っても、月間で獲得できる報酬には天井があります。
2. 換金には条件がある
報酬を日本円に換金するには一定の条件があり、すぐに現金化できるわけではありません。また、換金レートも固定ではなく変動する可能性があります。
3. 「教える」ハードルは高い
Teach to Earnで報酬を得るには、他の受講生から「役に立った」と評価される必要があります。単に回答すれば報酬がもらえるわけではありません。
最終評価:MARKENISTAは「買い」なのか?
3ヶ月間の利用を通じて、MARKENISTAは「学習投資として見れば十分価値がある」というのが私の結論です。
ただし、以下の点は明確にしておきます:
- 報酬システムは「おまけ」程度に考えるべき
- 本気でWebマーケティングを学びたい人向け
- コミュニティ機能は予想以上に価値がある
- 月額4,378円の価値は、活用度次第で大きく変わる
特に印象的だったのは、月1回のオンラインセミナーの質の高さです。外部講師による最新情報は、独学では絶対に得られない価値がありました。
まとめ:期待値を調整すれば満足度は高い
「月3,980円で稼げる」という触れ込みに惹かれて始めた私ですが、結果的に得られたものは報酬以上でした。
確かに報酬システムには誇大広告的な要素があります。しかし、学習プラットフォームとしての質は確かで、特に以下の人にはおすすめできます:
- Web業界への転職・キャリアチェンジを真剣に考えている
- 最新のWebマーケティング情報を継続的に学びたい
- 独学の限界を感じている
- コミュニティで他の学習者と交流したい
逆に、「楽して稼ぎたい」「報酬目的」で始めると、間違いなく失望します。
MARKENISTAは、あくまで「学習にボーナスがついてくる」サービスとして捉えるべきでしょう。その視点で見れば、月額4,378円は決して高くない投資だと感じました。


