転職エージェント使って3社落ちた私が、なぜか1週間で内定もらえた話:応援キャリアの真実
転職活動で15社に書類で落とされた私が、まさか1週間で内定をもらえるなんて思ってもみませんでした。
26歳、飲食店勤務。毎日14時間労働で手取り18万円。転職サイトに登録しては、「経験者優遇」の文字に心が折れる日々。友人の結婚式に出席するたび、自分の将来が不安になっていました。
なぜ私は応援キャリアを選んだのか
正直に言うと、応援キャリアは4つ目の転職エージェントでした。
1社目は大手D社。担当者は初回面談後、音信不通。
2社目は中堅R社。未経験OKと言いながら、紹介されたのは飲食業界ばかり。
3社目は新興M社。書類添削すらしてくれず、「数打てば当たる」戦略で疲弊。
そんな時、Twitterで見かけた一言。
「応援キャリアの担当者、履歴書の志望動機を3回も書き直してくれた。他社では『これで大丈夫です』で終わったのに」
半信半疑でしたが、もう後がない私は申し込みボタンを押しました。
初回面談で感じた「違い」
面談当日、Zoomに現れたのは30代前半の女性コンサルタント。
「田中さん、転職理由を教えてください」
いつもの質問。でも、その後が違いました。
「14時間労働ですか...朝は何時に起きてますか?」
「休日は何をしてますか?あ、そもそも休日ありますか?」
「最後に心から笑ったのはいつですか?」
私の「仕事」ではなく「生活」を聞いてきたんです。
気づけば2時間も話していました。他社では30分で終わった面談が、です。
書類選考通過率92%の秘密
応援キャリアが2022年に書類選考通過率No.1企業として表彰された理由がわかりました。
担当者が作成した私の履歴書、元のものと比べると別人のようでした。
| 項目 | 修正前 | 修正後 |
|---|---|---|
| 自己PR冒頭 | 飲食店で4年間勤務し、接客スキルを身につけました | 1日200名以上の顧客対応で培った課題解決力を、貴社の事務職で活かしたいと考えています |
| 志望動機 | 事務職に興味があるため | 飲食業界で培った「先を読む力」を、より戦略的な業務で発揮したく志望しました |
「飲食の経験って、実はすごく汎用性が高いんですよ」と担当者。
マルチタスク処理能力、ストレス耐性、時間管理能力...私が「ただの飲食バイト」と思っていた経験を、彼女は「市場価値の高いスキル」として言語化してくれました。

他社との比較:リアルな違い
私が実際に利用した3社と応援キャリアを比較してみました。
| 比較項目 | 応援キャリア | 大手D社 | 中堅R社 |
|---|---|---|---|
| 初回面談時間 | 120分 | 30分 | 45分 |
| 紹介求人数 | 3〜5社(厳選) | 20社以上 | 10〜15社 |
| 書類添削回数 | 平均3〜4回 | 1回 | 0回 |
| 面接対策 | 模擬面接3回+録画フィードバック | 電話で30分 | メールでアドバイス |
| 連絡頻度 | 週2〜3回 | 初回のみ | 月1回程度 |
| 入社後フォロー | ◯(3ヶ月間) | × | × |
数字だけ見ると「紹介求人数が少ない」と思うかもしれません。でも、的外れな20社より、マッチした3社の方が価値があるんです。
面接対策で起きた「事件」
1社目の面接前日、模擬面接3回目。
「田中さん、緊張で早口になってますね。深呼吸して、もう一度」
何度も同じミスを繰り返す私に、担当者はイライラするどころか...
「私も初めての転職面接、緊張で泣いちゃったんですよ。でも大丈夫、明日の面接官は優しい方です。〇〇の話題を振ると場が和みますよ」
面接官の人柄まで把握している。これには驚きました。
結果、1社目で内定。面接時間はわずか40分でした。
応援キャリアの「裏側」
内定後、担当者から聞いた話。
「実は田中さんを紹介した企業、最初は『飲食経験だけでは...』と渋られたんです。でも、田中さんの強みを30分プレゼンしました」
企業への事前交渉、これが書類通過率92%の秘密でした。
ただし、すべてが完璧ではありません。
応援キャリアのデメリット
- 大手に比べて求人数は少ない(質重視のため)
- 地方求人はほぼない(首都圏中心)
- 年収600万円以上の求人は少ない(20代未経験特化のため)
- 担当者からの連絡が多すぎると感じる人も
特に「連絡頻度」は人によって評価が分かれます。私は手厚いサポートと感じましたが、友人は「ちょっとしつこい」と言っていました。
入社3ヶ月後の現実
IT企業の事務職として働き始めて3ヶ月。
年収は320万円から380万円に。
労働時間は14時間から8時間に。
休日は月6日から完全週休2日に。
数字以上に変わったのは「明日も仕事か...」が「明日はあのプロジェクトの続きだ」に変わったこと。
入社後も月1回、担当者から「調子はどう?」とLINEが来ます。実は先月、上司との関係で悩んでいた時も相談に乗ってもらいました。

応援キャリアが向いている人、向いていない人
向いている人
- 20代で未経験転職を考えている
- じっくりサポートを受けたい
- 書類選考で落ち続けている
- 今の仕事に将来性を感じない
- 面接が苦手で練習したい
向いていない人
- 年収800万円以上を狙いたい
- 地方で転職したい
- 連絡は最小限でいい
- とにかく多くの求人を見たい
- 30代後半以上
他の類似サービスとの詳細比較
応援キャリアと同じく「20代・未経験」に特化したサービスと比較してみました。
就職Shop(リクルート系列)
メリット:
- 求人数が圧倒的に多い(8,500社以上)
- 書類選考なしで面接可能
- 全国対応
デメリット:
- 個別サポートは薄い
- ブラック企業も混在するという口コミ多数
- 担当者の当たり外れが激しい
ハタラクティブ
メリット:
- 最短2週間で内定実績
- LINEでやり取り可能
- フリーター・既卒に強い
デメリット:
- 求人の質にばらつきがある
- 年収アップは期待できない
- キャリアアップ志向の人には不向き
正直なところ、応援キャリアの「質」を取るか、他社の「量」を取るかという選択になります。
私の場合は、すでに3社で失敗していたので「質」を選びました。
1週間で内定を取るための活用法
私が実際に1週間で内定を取れた理由を分析すると:
- 初回面談で本音を話した(取り繕わない)
- 紹介された3社すべてにエントリー(選り好みしない)
- 書類添削は素直に全部受け入れた(プライドは捨てる)
- 模擬面接を3回フルでやった(恥ずかしがらない)
- 担当者のアドバイスを100%実行(自己流は封印)
特に「プライドを捨てる」は重要です。26歳にもなって模擬面接で基本的なことを指摘されるのは恥ずかしかったですが、それが合格への近道でした。
まとめ:転職活動に疲れた人へ
応援キャリアは「転職成功請負サービス」ではありません。
でも、本気で人生を変えたい20代には、これ以上ないパートナーだと思います。
私のように15社に書類で落ちて、もう諦めかけている人。
「未経験歓迎」の求人に応募しても、結局経験者に負ける人。
転職エージェントに見放された経験がある人。
騙されたと思って、一度相談してみてください。
少なくとも、「あなたの経験には価値がない」なんて言われることはありません。
むしろ「その経験、実はすごく貴重ですよ」と言われて、自分でも気づかなかった可能性を見つけてもらえるはずです。
転職活動は孤独です。でも、一人で戦う必要はありません。
※本記事は実際の利用者の体験を基に作成されています。効果には個人差があります。