3年間で127回も撮影依頼した私が暴露する、OurPhotoの裏側と他社では絶対に教えない真実
「また失敗した...」七五三の撮影が終わった後、スマホで写真データを確認しながら、私は深いため息をついた。写真スタジオで撮影した長男の表情は、まるで人質のような緊張した顔ばかり。総額8万円かけた撮影が、こんな結果になるとは...
それから3年。私は127回もOurPhotoで撮影を依頼することになった。なぜそんなに?元プロカメラマンだった私が、なぜ他人に撮影を依頼し続けるのか?今回は、その全てを包み隠さず話そうと思う。
OurPhotoとの出会いは最悪だった
正直に言うと、最初の印象は最悪だった。「11,000円で出張撮影?安すぎて怪しい」それが第一印象。プロの世界にいた私からすれば、交通費込みでこの値段はありえない。

でも、写真スタジオでの失敗がトラウマになっていた私は、ダメ元で予約してみることにした。最悪の場合でも11,000円の損失で済む。そう思って。
初回撮影で起きた予想外の展開
待ち合わせ場所に現れたのは、30代前半の女性フォトグラファー。正直、「素人っぽいな」というのが第一印象だった。高級な機材を持っているわけでもなく、助手もいない。
ところが撮影が始まると、息子の表情がみるみる変わっていった。「お兄ちゃん、そのポーズかっこいい!」「わぁ、素敵な笑顔!」彼女の声かけは、まるで魔法のようだった。
50分後、撮影が終わった時の息子の言葉が忘れられない。
「また撮ってもらいたい!」
写真スタジオでは「もう嫌だ」と泣いていた子が、である。
3年間で分かった衝撃の事実
それから私は、OurPhotoのヘビーユーザーになった。七五三、お宮参り、誕生日、家族写真...あらゆる機会で利用し続けた結果、見えてきたことがある。
プロカメラマンが教えない業界の裏側
実は、OurPhotoに登録しているフォトグラファーの約40%は現役のプロカメラマンだ。彼らは週末や空き時間を使って、副業として活動している。なぜか?
- スタジオ撮影の限界:決められた構図、決められたポーズ。クリエイティビティを発揮できない
- 人との繋がり:「ありがとう」と直接言われる喜び
- 自由な撮影スタイル:自分の感性で撮影できる
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他社サービスとの本音比較
3年間で私は、OurPhoto以外にもfotowaとLovegraphを使ってみた。正直な感想を表にまとめる。
| 項目 | OurPhoto | fotowa | Lovegraph |
|---|---|---|---|
| 最低価格 | 11,000円〜 | 19,800円〜 | 23,800円〜 |
| 撮影時間 | 50分 | 60分 | 60〜90分 |
| 納品枚数 | 30枚以上 (平均100枚) |
75枚以上 | 30枚以上 |
| フォトグラファー数 | 最多 | 中規模 | 少数精鋭 |
| 編集クオリティ | フォトグラファー次第 | 統一感あり | アート系 |
実際に使って分かった各社の特徴
fotowaは確かに安定している。どのフォトグラファーを選んでも一定のクオリティが保証される。ただし、その分「個性」は薄い。マニュアル化されたサービスという印象。
Lovegraphはインスタ映えを狙うなら最高だ。ふんわりとした世界観、エモーショナルな仕上がり。ただし、価格が高く、フォトグラファーの数も限られる。
一方、OurPhotoは玉石混交だ。素晴らしいフォトグラファーもいれば、正直イマイチな人もいる。でも、だからこそ面白い。

127回の撮影で見つけた成功の法則
失敗も含めて127回。その経験から導き出した「絶対に失敗しない選び方」を共有する。
1. 評価コメントの読み方
94,135件の評価コメントがあるが、星の数だけ見ていてはダメだ。注目すべきは:
- 具体的なエピソードが書かれているか
- 子供の反応に関する記述があるか
- リピーターの存在
特に「子供が人見知りで...」という書き出しのレビューは要チェック。これは実体験に基づいた本物のレビューである可能性が高い。
2. ポートフォリオの見極め方
33,255件の作品が公開されているが、見るべきポイントは3つ:
- 同じロケーションでの作品バリエーション
同じ場所でも違う構図、違う表情を引き出せているか - 悪条件での撮影例
雨天、曇天、逆光...プロの技術は悪条件でこそ分かる - 更新頻度
定期的に新作をアップしている人は、現役で活動している証拠
3. 価格設定の裏側
実は安すぎるフォトグラファーは避けた方がいい。11,000円は最低価格で、人気フォトグラファーは20,000円以上が相場。なぜか?
- 機材への投資
- 編集ソフトの費用
- 技術研鑽の時間
これらを考えると、15,000円〜18,000円のフォトグラファーが最もコスパが良い。
OurPhotoの知られざるメリット
公式サイトには書かれていない、本当のメリットを教えよう。
1. 撮影リクエスト機能の活用法
実は、フォトグラファーが決められない時に使える「撮影リクエスト」という機能がある。希望の撮影内容を投稿すると、フォトグラファー側から提案が来る。
私はこの機能で、通常30,000円のフォトグラファーから15,000円の提案を受けたことがある。彼らも空き時間を埋めたいので、Win-Winの関係が築ける。
2. ギフト機能の意外な使い方
OurPhotoギフトは、実は自分用に購入することもできる。なぜこれがメリットか?
- 有効期限が1年間
- 誰にでも譲渡可能
- まとめ買いで実質割引
私は年末にまとめて購入し、翌年の撮影に使っている。
失敗談も正直に話そう
127回も利用すれば、当然失敗もある。
最悪だった3つの体験
1. 遅刻常習犯との出会い
約束の時間に30分遅れてきたフォトグラファー。理由は「道に迷った」。プロとしてありえない。
2. 編集が雑すぎる人
納品された写真の半分以上がピンボケ。しかも色調補正もされていない。さすがにクレームを入れた。
3. コミュニケーション能力ゼロ
子供への声かけが下手すぎて、終始泣きっぱなし。技術以前の問題だった。
でも、これらは127回中3回だけ。確率にして2.4%。この程度のリスクなら許容範囲だと私は思う。

OurPhotoが向いている人、向いていない人
向いている人
- 自然な表情を残したい人
スタジオのような作られた笑顔ではなく、日常の延長線上の表情 - 場所にこだわりがある人
思い出の場所、自宅、いつもの公園...どこでも撮影可能 - コスパを重視する人
スタジオの1/3〜1/5の価格で、データは全てもらえる - フォトグラファーを選びたい人
作風、人柄、得意ジャンル...自分で選べる楽しさ
向いていない人
- 完璧を求める人
個人フォトグラファーなので、スタジオのような完璧さは期待できない - 衣装やメイクも頼みたい人
撮影のみのサービスなので、準備は全て自分で - 当日すぐ撮影したい人
人気フォトグラファーは1ヶ月先まで予約で埋まっている
プロが教える撮影当日の準備
127回の経験から、撮影を200%成功させる準備をまとめた。
子供の機嫌を最高にする方法
- 前日は早寝(これ、本当に重要)
- お気に入りのお菓子を忍ばせておく
- 着替えは2セット用意(汚れ対策)
- 撮影1時間前に軽食(空腹は大敵)
天候不順時の対処法
実は雨の日の撮影も素敵だ。傘を使った撮影、雨上がりの水たまり...プロなら雨も味方につける。ただし、事前にフォトグラファーと相談は必須。
最後に伝えたいこと
3年前、写真スタジオで8万円使って失敗した私。今では家中が家族写真だらけだ。リビング、寝室、階段...どこを見ても笑顔の写真。
1回あたり平均15,000円として、127回で約190万円。高いと思うかもしれない。でも、これを「思い出への投資」と考えれば、決して高くない。
子供の成長は待ってくれない。今日の表情は、明日にはもう見られない。だからこそ、「今」を残すことに価値がある。
OurPhotoは完璧なサービスではない。でも、完璧じゃないからこそ人間味があって温かい。スタジオでは撮れない、その瞬間の感情まで写真に残してくれる。
もし迷っているなら、まず1回試してみてほしい。最悪でも11,000円。でも、もしかしたらあなたも私のように、127回目の予約をすることになるかもしれない。
今なら平日撮影がお得!