愛犬が突然噛みついた日、私は「氣質」という概念に出会った - ペット氣質診断士講座の衝撃体験
愛犬のトイプードルが、ある日突然私の手を噛んだ。7年間一度も攻撃的な行動を見せなかった子が、なぜ?動物病院では「ストレスかもしれませんね」の一言で片付けられ、途方に暮れていた時に出会ったのがペット氣質診断という不思議な世界だった。
「あなたのワンちゃん、実は火の氣質が強いから、この時期は特に感情が高ぶりやすいんです」
偶然参加したペットイベントで、ペット氣質診断士の方にそう言われた瞬間、まるで霧が晴れたような感覚に包まれた。陰陽五行?東洋思想?最初は半信半疑だったが、診断結果を聞いているうちに、今まで理解できなかった愛犬の行動パターンが次々と腑に落ちていく。
ペット氣質診断士講座との運命的な出会い
その診断士さんが受講したという講座が、まさに今回レビューする風水ライフデザインスクールのペット氣質診断士講座。正直、22,000円という受講料を見た時は「高い...」と思った。でも、愛犬との関係が劇的に改善した今では、むしろ安すぎたと感じている。
実は私、過去にドッグトレーナーの個人レッスンを3ヶ月受けたことがある。週1回で月4万円、合計12万円かかったが、結局「しつけ」の域を出ることはなかった。それに比べると、この講座で得られる知識の深さと実用性は、コストパフォーマンスが異次元レベル。

陰陽五行でペットを理解する?最初は疑っていた私
「木・火・土・金・水」の五行説でペットの性格がわかる?正直、最初は「占いの延長でしょ」と思っていた。でも、講座の動画を見始めて10分で、その考えは180度変わった。
講師の松岡美奈子先生の説明は、単なる占いではなく、数千年の歴史を持つ東洋医学の理論をペットに応用したもの。人間の体質診断で使われている理論を、動物の行動パターンや性格分析に落とし込んでいるのだ。
例えば、うちのトイプードルは「火」の要素が強く、情熱的で活発な反面、興奮しやすく感情の起伏が激しいタイプ。確かに、散歩中に他の犬を見つけると異常に興奮するし、雷や花火の音にも過剰反応する。これらの行動が「火の氣質」という一つの軸で説明できることに、正直驚いた。
オンライン講座の実際:スマホ片手に愛犬と一緒に受講
この講座の最大の魅力は、完全オンラインで受講できること。私は主に夜、愛犬が膝の上で寝ている時間にスマホで動画を視聴していた。
動画は1本あたり15~30分程度で、忙しい日でも無理なく進められる。しかも、一度購入すれば何度でも繰り返し視聴可能。私は重要な部分を3回以上見返したが、そのたびに新しい発見があった。
実践編:我が家のトイプードルで氣質診断を試してみた
講座で学んだ知識をもとに、実際に愛犬の氣質診断を行ってみた。生年月日と生まれた時間(ブリーダーさんに確認)を使って計算すると、やはり「火」の要素が強く出た。
診断結果によると、火の氣質を持つペットには以下の特徴があるという:
- リーダーシップが強い
- 注目されることが好き
- 新しいことへの適応が早い
- 感情表現が豊か
- 興奮しやすく落ち着きがない時がある
まさに我が家の愛犬そのもの!特に「注目されることが好き」という特徴は、来客があると必ず芸を披露しようとする姿にぴったり当てはまる。
開運カラーで愛犬グッズを統一してみたら...
氣質診断では、それぞれの氣質に合った「開運カラー」も教えてくれる。火の氣質の場合、赤や紫が良いとのこと。半信半疑ながら、首輪とリードを赤に変えてみた。
すると不思議なことに、散歩中の興奮が少し収まったような気がする。もちろん、これが色の効果なのか、私の接し方が変わったからなのかは分からない。でも、飼い主が意識を変えることで、ペットとの関係性が変わることは確実に感じた。

保護犬・保護猫にも使える!誕生日不明でも大丈夫
この診断法の素晴らしい点は、正確な誕生日が分からなくても診断できること。保護犬や保護猫の場合、「我が家に来た日」を新しい誕生日として診断できるのだ。
実際、講座の中で保護犬活動をしている受講生の事例が紹介されていた。譲渡会でペット氣質診断を実施したところ、里親希望者との相性診断ができて大好評だったという。確かに、ペットと飼い主の相性を事前に知ることができれば、不幸な再放棄も減らせるかもしれない。
他のペット関連資格との比較:なぜペット氣質診断士を選んだか
ペット関連の資格を調べていた時、他にも魅力的な講座がいくつかあった。ここで、私が検討した3つの資格を比較してみる。
| 項目 | ペット氣質診断士講座 | ペット心理カウンセラー講座 | アニマルコミュニケーター養成講座 |
|---|---|---|---|
| 受講料 | 22,000円 | 45,000円 | 68,000円 |
| 学習期間 | 最短1日 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
| 理論的根拠 | 東洋医学(陰陽五行) | 西洋心理学 | スピリチュアル |
| 実用性 | すぐに使える診断法 | カウンセリング技術が必要 | 感覚的な要素が強い |
| 社会貢献 | 受講料の50%が寄付 | なし | なし |
ペット心理カウンセラー講座は、西洋心理学をベースにした本格的な内容だが、実際にカウンセリングを行うには相当な経験が必要。アニマルコミュニケーター養成講座は、正直なところ科学的根拠が薄く、効果を実感できるかが不安だった。
その点、ペット氣質診断士講座は、明確な理論に基づいた診断法をすぐに実践できるのが大きな魅力。しかも、受講料の半分が保護活動に寄付されるという社会貢献の仕組みも、他の講座にはない特徴だ。
受講料の50%が寄付される仕組みに感動
この講座を選んだ決め手の一つが、受講料の50%(11,000円)が保護犬・保護猫活動に寄付されること。単に資格を取るだけでなく、学びが直接的に動物たちの命を救う活動につながるなんて、素晴らしいシステムだと思う。
実際、講座のウェブサイトでは寄付先の活動報告も定期的に公開されている。自分の受講料がどのように使われているかが見えるのは、とても安心感がある。
試験は意外と本格的!でも恐れることはない
オンライン試験と聞いて「簡単なんでしょ?」と思っていたが、意外と本格的な内容だった。陰陽五行の基礎理論から、実際の診断方法、ペットの行動分析まで、幅広い知識が問われる。
でも、動画を真面目に視聴していれば必ず合格できる内容。私は1回で合格できたが、不合格でも再受験が可能とのこと。プレッシャーを感じることなく、自分のペースで挑戦できるのは良い。

資格取得後のフォローアップが充実
多くのオンライン講座は、資格を取ったら終わりというパターンが多い。でも、この講座は違った。偶数月に開催されるオンライン勉強会に参加できるし、メールでの情報提供も定期的にある。
先月参加した勉強会では、「多頭飼いでの氣質バランスの取り方」というテーマで、実践的なアドバイスがたくさん聞けた。他の受講生との交流も楽しく、ペット氣質診断士というコミュニティができているのを感じる。
実際に診断サービスを始めてみた結果
資格取得から3ヶ月後、思い切って友人のペットを診断してみることにした。最初は無料で、練習がてら5匹ほど診断。すると、「うちの子のこと、本当によくわかってる!」と大好評。
今では、月に2〜3件、ワンコイン(500円)で診断サービスを提供している。収入目的ではなく、診断を通じてペットと飼い主の関係がより良くなるのを見るのが楽しい。診断料は全額、地元の保護団体に寄付している。
こんな人にはおすすめしない正直な意見
ここまで良い面ばかり書いてきたが、正直に言って、この講座が合わない人もいると思う。
- 即効性のあるしつけ方法だけを求める人:この講座は、ペットの本質を理解することが目的。「吠え癖を今すぐ直したい」という即効性を求める人には向かない。
- 科学的根拠にこだわる人:東洋思想がベースなので、西洋医学的なエビデンスを求める人には物足りないかも。
- 資格をビジネスの箔付けにしたい人:知名度はまだ低いので、「資格を持っています」というアピールには使いにくい。
逆に、ペットとの絆を深めたい、ペットの個性を大切にしたい、東洋思想に興味がある、という人には心からおすすめできる。
受講から1年:我が家に起きた変化
ペット氣質診断士の資格を取得してから1年。我が家の愛犬との関係は、劇的に変わった。
以前は、愛犬の行動を「問題行動」として捉え、どう直すかばかり考えていた。でも今は、「この子の個性」として受け入れ、どう活かすかを考えるようになった。火の氣質の活発さを活かして、アジリティを始めたところ、愛犬はイキイキと楽しんでいる。
何より変わったのは、私自身の心の余裕。愛犬の行動の理由が分かるようになったことで、イライラすることが格段に減った。「また吠えてる...」ではなく、「火の氣質が出てるな、エネルギーを発散させてあげよう」と思えるようになった。
ペット業界で働く人にこそ知ってほしい
講座の中で印象的だったのは、トリマーやペットショップで働く人向けの活用法も紹介されていたこと。確かに、ペットの氣質を理解していれば、より適切なサービスが提供できる。
例えば、水の氣質で内向的な子には、静かな環境でゆっくりとトリミング。火の氣質で活発な子には、テキパキと短時間で。こうした配慮ができるトリマーさんがいたら、飼い主としては本当に嬉しい。
最後に:ペットとの時間は限られているから
ペットの寿命は、人間よりずっと短い。だからこそ、一緒にいられる時間を大切にしたい。ペット氣質診断は、その限られた時間の質を高めてくれるツールだと思う。
22,000円という受講料は、ペットフードなら2〜3ヶ月分。でも、得られる知識と経験は一生もの。しかも、その半分は保護活動に役立てられる。
愛犬が手を噛んだあの日から1年。今では、あの出来事に感謝している。あれがなければ、ペット氣質診断に出会うこともなかった。そして、愛犬の本当の姿を理解することもできなかったから。
ペットとの暮らしに、少しでもモヤモヤを感じている人。もっと深い絆を築きたいと思っている人。そんな人には、ぜひこの不思議で素敵な世界を体験してほしい。きっと、新しい発見があるはずだ。