水道代20円で飲み放題?3年使って分かった「ピュレスト」の衝撃的コスパと意外な落とし穴
毎月のウォーターサーバー代が8,000円を超えていた我が家。ある日、水道代の明細を見て衝撃を受けました。
「え?水道代って200リットル使ってもたった60円なの?」
それなのに、なぜ私はボトル水に毎月8,000円も払っていたのか。この矛盾に気づいてから、水道直結型サーバーという選択肢にたどり着くまで、実はかなり迷いました。
重いボトル交換から解放されて分かった本当の価値
12キロのボトルを持ち上げる瞬間、いつも腰に激痛が走っていました。特に妊娠中は本当に地獄でした。夫は仕事で不在がちで、結局自分でやるしかない。
ピュレストに変えてから3年。もう一度もボトルを持ち上げていません。これだけで月額3,278円の価値があると断言できます。
水道水がここまで変わるとは思わなかった
正直に言います。最初は「所詮は水道水でしょ?」と半信半疑でした。
設置初日、恐る恐る飲んでみた冷水。カルキ臭が完全に消えていて、まるで市販のミネラルウォーターのような味わい。3本の高性能フィルターを通すだけで、ここまで変わるものなのかと驚愕しました。
実際の使用量と水道代の真実
| 使用量 | 水道代(概算) | ボトル換算 |
|---|---|---|
| 月200L(我が家の実績) | 約60円 | 約17本分 |
| 月300L(料理にも使用) | 約90円 | 約25本分 |
この数字を見て、今まで何をしていたんだろうと愕然としました。
3年使って分かった意外なデメリット
良いことばかり書いても信用されないので、正直なデメリットも書きます。
1. 設置場所の制約
水道から15メートル以内に設置する必要があります。我が家はリビングに置きたかったのですが、配管の関係でキッチン横になりました。タンクタイプもありますが、結局給水の手間を考えると直結型一択でした。
2. フィルター交換の忘れやすさ
6ヶ月ごとに送られてくるフィルター。「後でやろう」と思って、気づいたら1ヶ月放置していたことも。交換自体はワンタッチで簡単なのに、なぜか後回しにしてしまう不思議。
3. 停電時は使えない
当たり前ですが、電気がないと動きません。災害時の備蓄水としては期待できないので、別途ペットボトルの水は常備しています。
他社サービスとの本気の比較
導入前に検討した「ウォータースタンド」と「楽水」との比較表を作りました。
| サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ピュレスト | 3,278円〜 | 0円(設置月無料) | 3本フィルター、RO水も選択可 |
| ウォータースタンド | 3,850円〜 | 9,900円 | 機種が豊富、有人メンテナンス |
| 楽水 | 3,278円〜 | 5,500円〜 | 買取プランあり、カートリッジ式 |
価格だけ見るとピュレストと楽水が同額ですが、初期費用0円キャンペーンがあったのが決め手でした。
実際に使って驚いた予想外の活用法
朝の洗顔が劇的に変わった
浄水された常温水での洗顔。最初は「もったいない」と思っていましたが、肌のつっぱり感が明らかに減りました。使い放題だからこそできる贅沢です。
ペットの飲み水にも安心
愛犬の腎臓が弱く、獣医から「きれいな水を」と言われていました。以前はペット用の水を別途購入していましたが、今はピュレストの水をそのままあげています。
料理の味が確実に変わる
特に出汁を取る時の違いは歴然。昆布の旨味がストレートに出るようになり、料理上手になった気分です(錯覚かもしれませんが)。
設置月レンタル料0円キャンペーン実施中
公式サイトで詳細を確認する設置工事の真実(思ったより簡単だった)
「工事」と聞いて身構えていましたが、実際はたった1時間で完了。
作業員さんが来て、キッチン下の配管に6mmの細いホースを接続するだけ。壁に穴を開けることもなく、賃貸でも問題ありませんでした。退去時は元に戻せるそうです。
設置前に準備しておくべきこと
- キッチン下の写真を撮っておく(事前確認用)
- 設置場所周辺を片付けておく
- コンセントの位置を確認
ROフィルター(純水タイプ)は必要か?
月額料金が1,452円アップして4,730円になるROフィルター。正直、一般家庭には不要だと感じています。
ただし、以下の場合は検討の価値あり:
- 赤ちゃんのミルク作りに使いたい
- 放射性物質まで除去したい
- アレルギー体質で水質に敏感
我が家は通常のミネラルタイプで十分満足しています。
3年間のランニングコストを計算してみた
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 月額レンタル料 | 3,278円 |
| 水道代(月200L使用) | 約60円 |
| 電気代(エコモード使用) | 約500円 |
| 月額合計 | 約3,838円 |
ボトルタイプの時は水代だけで月8,000円。半額以下になって使い放題。この差額で家族で外食に行けます。
意外と知られていない便利機能
再加熱機能が地味に便利
通常90℃のお湯が、ボタン一つで95℃に。カップラーメンには90℃だと少しぬるいんです。この5℃の差が大きい。
省エネモードの実力
光センサーで部屋が暗くなると自動で省エネモード。電気代が約30%削減されました。
チャイルドロックの安心感
2歳の娘がいる我が家。長押ししないとお湯が出ない設計に何度も救われています。
フィルター交換の実際(超簡単だけど...)
「クルッとワンタッチ」は本当でした。ただし、古いフィルターから水が垂れることがあるので、タオルは必須です。
交換時期:
- セディメントカーボンフィルター:6ヶ月
- ウルトラフィルター:12ヶ月
- ポストカーボンフィルター:12ヶ月
忘れそうになりますが、ちゃんと時期になると郵送で届きます。
正直な総評:こんな人にはおすすめしない
3年使った経験から、おすすめしない人も正直に書きます:
- 一人暮らしで水の使用量が少ない(月50L以下)
- 引っ越しが多い(設置・撤去の手間)
- 断水が多い地域(水道直結の宿命)
- 初期費用0円でも月額3,278円が厳しい
逆に絶対おすすめしたい人
- ボトル交換で腰を痛めた経験がある
- 料理にもたっぷり使いたい
- 家族が多く、水の消費量が多い
- 在宅勤務で家にいる時間が長い
- ペットを飼っている
まとめ:水道水への偏見を捨てた先にあったもの
「水道水なんて...」という偏見を持っていた3年前の自分に教えてあげたい。
適切な浄水システムを通せば、水道水は最高のコスパで美味しい水になるということを。
月額3,278円。コーヒー10杯分の値段で、家族全員が好きなだけきれいな水を使える生活。ボトルの置き場所に悩むこともなく、重い思いをすることもない。
ただし、完璧なサービスではありません。設置場所の制約、停電時の問題、フィルター交換の手間。これらを理解した上で選ぶなら、きっと満足できるはずです。
もし迷っているなら、設置月無料キャンペーンを利用して1ヶ月試してみるのもいいかもしれません。合わなければ解約すればいいだけです(解約金なしのプランもあります)。
水は毎日使うもの。だからこそ、ストレスフリーな選択をしてよかったと心から思っています。


