40歳で決断した包茎手術、予想外の展開に妻も驚愕した真実
手術台に横たわった瞬間、看護師から言われた一言が今でも忘れられない。「あら、これはちょっと特殊なケースですね」
40歳にして初めて包茎手術を決意した私が、皐月クリニック大阪梅田院で体験した3時間の出来事は、人生観を変えるほど衝撃的だった。手術費用35万円という金額に妻は最初反対したが、術後の結果を見て「もっと早くやればよかったのに」と言葉を変えた。
なぜ40歳で包茎手術を決意したのか
正直に告白すると、20代から悩んでいた。温泉旅行を断る理由を作り続けて20年。会社の慰安旅行では「体調不良」を装い、友人との銭湯も避けてきた。仮性包茎という診断名が重くのしかかっていた。
転機は息子の一言だった。「パパ、なんで僕たちと一緒にお風呂入らないの?」
5歳の息子には説明できない。このまま逃げ続けるのか、それとも向き合うのか。悩んだ末に、ネットで評判の良かった皐月クリニックのカウンセリングを予約した。
他クリニックとの比較検討
実は皐月クリニックを選ぶまでに、3つのクリニックでカウンセリングを受けた。その時の印象を正直に比較してみる。
| 項目 | 皐月クリニック | A美容外科 | B男性クリニック |
|---|---|---|---|
| 初回カウンセリング料 | 無料 | 3,300円 | 無料 |
| 手術費用(仮性包茎) | 15万~35万円 | 25万~50万円 | 20万~40万円 |
| 麻酔方法 | 局所麻酔(痛み最小限) | 局所麻酔 | 全身麻酔も選択可 |
| 手術時間 | 30分~1時間 | 45分~1.5時間 | 1時間~2時間 |
| アフターケア | 完全無料・回数無制限 | 3ヶ月まで無料 | 6ヶ月まで無料 |
| 男性スタッフ対応 | 100%男性対応 | 医師のみ男性 | 100%男性対応 |
カウンセリング当日の衝撃
梅田の繁華街にある皐月クリニック。ビルの5階にあるクリニックは、想像していた病院とは全く違った。まるで高級ホテルのロビーのような待合室。他の患者と顔を合わせないよう配慮された動線設計に安心した。
カウンセラーの山田さん(仮名)は30代半ばの男性。「実は私も5年前にここで手術を受けたんです」という告白から始まった。
彼の体験談は生々しかった。手術前の不安、麻酔の瞬間の恐怖、そして術後の解放感。「奥さんとの関係が劇的に改善した」という言葉が特に印象的だった。
手術方法の選択で悩んだ3週間
皐月クリニックでは主に3つの手術方法があった:
- CC法:最もスタンダードな方法。費用は15万円~
- マイクロカット法:傷跡が目立ちにくい。費用は25万円~
- ナチュラルカット法:最も自然な仕上がり。費用は35万円~
正直、違いがよくわからなかった。医師の説明を3回聞き直し、過去の症例写真を50枚以上見せてもらった。結局、妻と相談して中間のマイクロカット法を選んだが、手術当日に予想外の展開が待っていた。
手術当日、医師から告げられた事実
「田中さん、実は軽度のカントン包茎の傾向もありますね」
手術直前の診察で医師から告げられた。カントン包茎は放置すると血流障害を起こす可能性があるという。追加費用5万円で同時に治療できるとのこと。
正直、営業トークかと疑った。でも医師の真剣な表情と、詳細な説明を聞いて納得した。結果的に30万円の出費になったが、今思えば正しい判断だった。
麻酔の恐怖と意外な現実
一番恐れていた麻酔注射。ネットで「激痛」「地獄の苦しみ」と書かれていたのを読んで震えていた。
しかし実際は...チクッとした後、じんわりと感覚がなくなっていく程度。歯医者の麻酔の方がよっぽど痛い。看護師さんが「みなさん拍子抜けされますよ」と笑っていた理由がわかった。
手術中は医師と世間話をしていた。「昨日も同じ年代の方が3人いらっしゃいました」「最近は50代、60代の方も増えています」という話に勇気づけられた。
術後の地獄と天国
手術後3日間は正直きつかった。トイレのたびに恐怖。痛みというより、違和感と腫れが辛い。処方された痛み止めを規定量ギリギリまで飲んだ。
しかし4日目から急激に回復。1週間後の抜糸の時には、すでに日常生活に支障なし。医師から「経過は完璧です」と言われた時の安堵感は忘れられない。
2週間後、初めて銭湯に行った。人生で初めて堂々と歩けた瞬間だった。隣の人の視線を気にすることなく、ゆっくりと湯船に浸かった。40年間の重荷が一気に取れた気がした。
妻の反応と夫婦関係の変化
実は一番気になっていたのが妻の反応。手術を反対していた妻だったが、術後1ヶ月で態度が180度変わった。
「なんか...自信に満ちてる?」
妻のこの一言が全てを物語っていた。実際、夜の生活も改善した。これまで避けがちだったスキンシップも自然に増えた。手術費用30万円は高い買い物ではなかったと今では思う。
3ヶ月後の検診で知った事実
定期検診で医師から興味深い話を聞いた。「実は包茎手術を受ける方の7割は既婚者なんです」
独身時代は諦めていたが、結婚後にパートナーのために決意する人が多いという。また、子供が生まれて「息子に胸を張れる父親になりたい」という理由も多いそうだ。
私だけじゃなかったんだ、という安心感と同時に、もっと早く決断すればよかったという後悔も湧いた。
皐月クリニックの本当の評価
良かった点:
- 男性スタッフのみの対応で精神的に楽だった
- 待合室で他の患者と会わない配慮
- アフターケアが充実(24時間電話対応)
- 傷跡が本当に目立たない(妻も気づかないレベル)
- 大阪、神戸、広島、岡山と関西・中国地方に展開していて通いやすい
改善してほしい点:
- 初回カウンセリングの予約が取りにくい(2週間待ち)
- 駐車場がない(コインパーキング利用)
- 支払いが現金と医療ローンのみ(クレカ使えず)
手術を悩んでいる人へのアドバイス
正直に言うと、手術を受けるまでは「たかが包茎」と思っていた。でも実際は「されど包茎」だった。
20年間悩み続けた時間を返してほしい。温泉旅行を断った回数は50回を超える。彼女に振られた原因も、もしかしたら...と今でも思う。
ただし、手術は魔法じゃない。過度な期待は禁物。あくまで「普通」になるだけ。でもその「普通」がどれだけ素晴らしいか、手術を受けた人にしかわからない。
カウンセリングは無料。まずは話を聞くだけでも価値がある。私のように40歳まで悩む必要はない。一歩踏み出すかどうかは、この記事を読み終わった後のあなた次第だ。
追記:手術から1年後の現在
この記事を書いているのは手術から1年後。傷跡は完全に消え、機能的にも全く問題ない。
先月、会社の慰安旅行で初めて大浴場に入った。同僚と普通に会話しながら入浴できた喜びは、言葉では表現できない。
息子とも毎週末一緒に銭湯に通っている。「パパと一緒にお風呂入るの楽しい!」という言葉が、30万円以上の価値があったと確信している。
人生は一度きり。コンプレックスに支配される時間がもったいない。私の体験が、同じ悩みを持つ誰かの背中を押すきっかけになれば幸いだ。