英語が話せない44歳の私が、たった3ヶ月で外国人と爆笑しながら会話できた理由

英語の勉強に15年以上費やして、TOEIC 680点まで取ったのに、外国人に道を聞かれたら頭が真っ白になって「アイ...アイ...」しか言えなかった。

そんな情けない自分が、たった81文を覚えただけで、3ヶ月後にはロサンゼルスのカフェで隣に座ったアメリカ人と30分も談笑していた。正直、自分でも信じられなかった。

なぜ日本人は英語が話せないのか？衝撃の真実

酒井一郎氏が開発したSimple Englishを使い始めて最初に気づいたのは、今までの英語学習が完全に間違っていたということだった。

私たちは学校で約6,000語の英単語を暗記させられる。でも実際は、イギリスの言語学者オグデンが証明したように、わずか850語で日常会話の大半ができるという事実があった。

実は、世界中で最も使われている英語は「I」「You」「and」などの基本単語。その次が前置詞グループだ。これらの基本語の運用法を知らないまま、難しい単語ばかり覚えても話せるはずがない。

Magic 81センテンスの威力を初めて実感した瞬間

Simple Englishの核心は「かけ算九九のように覚える81文」にある。最初は半信半疑だった。たった81文で本当に話せるようになるのか？

でも、テキストを開いて驚いた。これは単なる例文集じゃない。基本動詞と前置詞の組み合わせで、人間の根源的動作3,000〜4,000を表現できるように設計されていた。

実際のトレーニング内容

1日20分のトレーニングは想像以上にシンプルだった：

• 朝起きてすぐ：CDを聞きながら10分間リピート練習
• 通勤時間：テキストを見ずに頭の中で文を組み立てる
• 寝る前：その日覚えた文を使って独り言を言う

特に効果的だったのは「カラオケの歌詞を覚えるようなつもりで」というアドバイス。真面目に勉強しようとすると失敗する、というのは目からウロコだった。

1ヶ月目：「あれ？英語が口から出てくる」

最初の変化は意外なところで起きた。会社の外国人スタッフとエレベーターで一緒になった時、いつもなら下を向いて黙っているのに、自然と「Which floor?」と聞いていた。

相手が「Seven, please」と答えた後、「Oh, same here. Are you going to the meeting?」と続けられた自分に驚いた。考える前に英語が出てきたのだ。

潜在意識に働きかけるメカニズム

テキストで解説されている「潜在意識」と「英語脳」の関係が、この現象を説明してくれた。九九のように基本パターンを体に染み込ませることで、意識しなくても英語が出てくるようになる。

2ヶ月目：リスニング力の劇的な向上

Simple Englishは話すことに特化していると思っていたが、リスニング力も自然と向上していった。

以前は英語を一語一句聞き取ろうとして疲れていた。でも、酒井氏が言う「言葉の役割は40％」という考え方を知って、聞き方が変わった。

文脈や相手の表情、ジェスチャーから推測する力がついて、完璧に聞き取れなくても会話が成立するようになった。これは大きな自信につながった。

3ヶ月目：ついに外国人と30分の会話に成功

出張でロサンゼルスに行った時、スターバックスで隣に座った男性が「Is this seat taken?」と聞いてきた。以前なら「No」だけで終わっていたが、「No, go ahead. Are you from around here?」と返せた。

そこから話が広がり、彼の仕事のこと、日本の印象、お互いの趣味について30分以上も話し込んだ。81文の応用だけで、こんなに話せるなんて思ってもみなかった。

Simple Englishの長所と短所を正直にレビュー

実感した長所

• 即効性がある：1ヶ月目から変化を実感できた
• シンプルで続けやすい：1日20分なら忙しくても続けられる
• 理論がしっかりしている：なぜ話せるようになるのか納得できる
• 実用的：日常会話に必要な表現が網羅されている
• 心理面のサポートが充実：メンタルブロックの外し方が秀逸

改善してほしい点

• ビジネス英語は別途学習が必要：専門用語は含まれていない
• 発音矯正は弱い：LとRの区別などは別教材が必要かも
• 文法の説明は最小限：理屈っぽい人には物足りないかも

ただし、これらの点は「まず話せるようになる」という目的においては問題にならなかった。完璧を求めるより、通じる英語を話すことが先決だと気づかされた。

他の英語学習法との比較

Simple English以外にも人気の英語学習サービスがある。実際に比較してみた結果をまとめた：

Simple Englishの最大の違いは「引き算の発想」にある。他のサービスが「もっと覚えよう」というアプローチなのに対し、Simple Englishは「これだけで十分」という哲学。これが挫折しにくい理由だと思う。

こんな人にはSimple Englishをおすすめしない

正直に言って、Simple Englishが合わない人もいる：

• TOEIC 900点以上を目指す人：基礎会話に特化しているため
• アカデミックな英語が必要な人：論文を書くような英語は学べない
• 即座にネイティブレベルを求める人：あくまで「通じる英語」が目標

でも、「とにかく英語で会話したい」という人には最適だ。私のように長年勉強しても話せなかった人ほど、効果を実感できると思う。

特許庁が認めた独創性の意味

Simple Englishが特許庁に商標登録されているのは伊達じゃない。14,800人以上が成功したという実績も納得できる。

酒井一郎氏は37年間英会話スクールを経営し、5,200人以上を直接指導してきた経験から、日本人が英語を話せない本当の理由を見抜いていた。それを解決する方法論として結晶化したのがこのメソッドだ。

驚きの理論「真面目に勉強するな」

最も衝撃的だったのは「真面目に英語の勉強をしてはいけない」という教え。日本人の完璧主義が英語上達を妨げているという指摘は、まさに私のことだった。

間違いを恐れず、「中身のあるヘタな英語をドンドン使おう」という考え方に変えたことで、英語を話すハードルが一気に下がった。

実践者の声から見えてくる共通点

山村恭代さんのようにローリング・ストーンズの通訳までできるようになった人もいれば、私のように日常会話ができるようになった程度の人もいる。でも共通しているのは「英語に対する恐怖心がなくなった」ということ。

特に印象的だったのは、テキストにある「読むだけで楽になる英語のクスリ」という章。これを読んで、外国人に対する威圧感が消えた。心理面からアプローチする英語教材は他にない。

費用対効果を冷静に分析

Simple Englishは買い切り型なので、一度購入すれば追加費用はかからない。月額制のオンライン英会話を1年続けるより安い。

私の場合、過去15年で英語学習に使った金額を計算したら200万円を超えていた。それでも話せなかったのに、Simple English一つで話せるようになった。この費用対効果は異常だ。

まとめ：Simple Englishで人生が変わった

44歳で英語が話せるようになるなんて、正直諦めかけていた。でもSimple Englishのおかげで、今では海外出張も楽しみになった。

最近では、会社の若手から「どうやって英語を勉強したんですか？」と聞かれることも増えた。そんな時は必ず「81文だけ覚えれば十分だよ」と答えている。みんな最初は信じないけど（笑）

もしあなたが昔の私のように、英語学習に挫折を繰り返しているなら、Simple Englishは試す価値がある。たった3ヶ月、1日20分の投資で、英語が話せる自分に出会えるかもしれない。

ただし、これは魔法じゃない。81文を本当に自分のものにするには、毎日のトレーニングが必要だ。でも、その努力は必ず報われる。私が保証する。

英語は本当にシンプルだった。それに気づかせてくれたSimple Englishに、心から感謝している。