決済手数料で年間48万円損してた私が、Square乗り換えで起きた衝撃の結果
月間売上500万円の飲食店を経営していた私は、毎月の決済手数料明細を見て愕然とした。なんと年間で48万円も手数料として消えていたのだ。
「このままじゃ利益が...
」そう思いながら他社の決済サービスを調べ始めた時、Squareの乗り換えキャンペーンを知った。正直、「また営業か」と思ったが、内容を見て驚いた。Squareに乗り換えて分かった5つの真実
実際に3ヶ月使ってみた結果、予想外の発見があった。良い面も悪い面も包み隠さず共有したい。
1. 初期費用0円は本当だった(ただし条件あり)
キャンペーンでは「決済端末無料」「導入サポート費0円」と謳っているが、これは他社からの乗り換え限定だった。新規導入の場合は通常料金がかかる。
私の場合、前の決済サービスの解約金が8万円かかったが、Squareのキャッシュバックで全額カバーされた。最大10万円まで補填されるのは助かった。
2. 決済手数料率の真実
Square の決済手数料は3.25%〜3.95%。前のサービスより0.5%高かったが、月末締めの入金サイクルが最短翌営業日入金に変わったことで、キャッシュフローが劇的に改善した。
30日後入金だった頃は、仕入れ代金の支払いに四苦八苦していたが、今では余裕を持って経営できている。
3. 意外な落とし穴:電波状況
モバイル決済端末は便利だが、地下や建物の奥では電波が不安定になることがある。実際、地下の催事場で使用した際、決済エラーが3回発生した。Wi-Fi接続で解決したが、事前確認は必須だ。
4. POSシステム連携の威力
無料のPOSレジアプリとの連携で、売上管理が自動化された。以前は手作業で1時間かかっていた日次集計が、ボタン1つで完了するようになった。
5. サポート体制の実態
電話サポートは平日9時〜18時のみ。土日のトラブル時は、メールかチャットのみの対応となる。実際、土曜日の繁忙時間帯に端末トラブルが発生した際、解決まで2時間かかった。
他社決済サービスとの徹底比較
3つの主要決済サービスを実際に使用・調査した結果を表にまとめた。
| 項目 | Square | PayPay for Business | Airペイ |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円(乗り換え限定) | 0円 | 19,800円〜 |
| 決済手数料 | 3.25%〜3.95% | 1.60%〜1.98% | 3.24%〜3.74% |
| 入金サイクル | 最短翌営業日 | 月1回 | 月3〜6回 |
| 対応決済 | 主要カード全て | PayPayのみ | 最多対応 |
| 審査期間 | 最短当日 | 1〜2週間 | 2〜3日 |
| サポート | 平日のみ | 年中無休 | 年中無休 |
飲食店経営者が特に注目すべきポイント
Squareとfunfoのモバイルオーダーを同時導入すると、iPadとプリンターが無料提供される。これは飲食店にとって大きなメリットだ。
実際に導入してみると、以下の変化があった:
- 注文ミスが月平均15件→2件に減少
- ホールスタッフを1名削減できた
- 客単価が平均800円アップ(追加注文の増加)
3ヶ月使って分かったSquareの本当の価値
決済手数料だけ見ればPayPayの方が安い。でも、入金サイクルの速さとPOSシステムの使いやすさを考えると、Squareの方が経営にプラスになった。
特に資金繰りに悩む小規模事業者にとって、翌日入金は魅力的だ。月末の支払いに追われることがなくなり、精神的にも楽になった。
正直な感想:Squareが向いている人、向いていない人
Squareが向いている人
- キャッシュフローを改善したい事業者
- POSシステムを同時に導入したい店舗
- 他社からの乗り換えを検討中の人(キャンペーン対象)
- 審査を急いでいる人
向いていない人
- 決済手数料を最優先で考える人
- 土日のサポートが必須の業種
- PayPay決済がメインの店舗
- 電波環境が悪い場所での利用が多い人
導入前に確認すべき5つのチェックポイント
私が失敗から学んだ、導入前に必ず確認すべき項目をまとめた:
- 現在の決済サービスの解約条件(違約金の有無)
- 店舗の電波状況(特に決済場所)
- 必要な決済ブランドの対応状況
- 経理システムとの連携可否
- スタッフの研修時間の確保
まとめ:数字だけでは見えない価値
Square導入から3ヶ月。確かに決済手数料は他社より高い。でも、トータルで見れば経営は楽になった。
翌日入金による資金繰りの改善、POSシステムによる業務効率化、そして何より経営に集中できる時間が増えたことが最大の収穫だった。
ただし、万能ではない。サポート体制や手数料率など、改善してほしい点もある。自社の優先順位を明確にして、冷静に判断することが大切だ。
※本記事は2024年の実体験に基づいています。キャンペーン内容や手数料は変更される可能性があります。


