タイ語勉強で10万円をドブに捨てた私が、月額550円の神ツールで3ヶ月後に現地タイ人と爆笑しながら飲めるようになった話
タイ語教室に通い始めて3週間で挫折。独学教材を買い漁って2ヶ月で投げ出し。オンラインレッスンは時差と仕事の都合で続かず…。気がつけば、タイ語学習に投じた金額は軽く10万円を超えていた。
そんな私が、今ではバンコクの屋台でタイ人のおじさんと冗談を言い合いながらビールを飲んでいる。きっかけは、たった月額550円の「ぽんたい」という地味なオンライン辞書だった。
なぜ10万円もの投資が無駄になったのか
最初に通ったタイ語教室は、週2回で月謝が2万8000円。「ネイティブ講師による少人数制」という触れ込みだったが、実際は6人のグループレッスンで、発音練習の順番が回ってくるのは10分に1回程度。3週間で6万円近く払って身についたのは、「サワディーカップ」と「コップンカップ」だけだった。
次に手を出したのが、某有名語学アプリ。年間プラン1万2000円を即決したものの、ゲーム要素が強すぎて実用的な会話力は全く身につかず。並行して購入した参考書5冊(計1万5000円)も、タイ文字の複雑さに心が折れて本棚の肥やしに。
そして極めつけは、1レッスン3000円のオンライン個人レッスン。講師の質は高かったが、仕事の都合でキャンセルが続き、結局10回受けただけで3万円が消えた。
月額550円の辞書アプリに賭けた最後の希望
タイ語学習を諦めかけていた時、タイ在住の友人から「辞書だけはちゃんとしたものを使え」とアドバイスを受けた。そこで教えてもらったのが「ぽんたい」だった。
正直、最初は期待していなかった。「たかが辞書でしょ?」という思いと、これまでの失敗経験から、また無駄金になるのではという不安があった。でも月額550円という価格に惹かれ、「缶ビール2本分なら…」と軽い気持ちで登録した。
使い始めて驚いたのは、単なる辞書ではなかったこと。例文の構造が視覚的に分解されて表示され、なぜその語順になるのかが直感的に理解できた。タイ語の声調記号で挫折していた私でも、カタカナ検索で逆引きできるのは革命的だった。
実際の学習方法はこうだった
朝の通勤電車で15分、昼休みに10分、寝る前に20分。1日合計45分程度、ぽんたいを使った学習を続けた。特に効果的だったのは:
- 気になった単語を片っ端からマイ単語帳に登録(無料版は30語まで)
- 例文の構造分解機能で文法パターンを視覚的に理解
- 発音が分からない時は音声機能で何度も確認
- タイ語検定の級別索引で自分のレベルに合った語彙を集中学習
3ヶ月後、タイ旅行で現地の屋台に入った時のこと。メニューがタイ語オンリーだったが、ぽんたいで覚えた料理関連の単語がスラスラ読めた。注文もタイ語でできて、店主が「タイ語上手だね!」と褒めてくれた時の感動は忘れられない。
今なら無料で始められる!
他のタイ語学習サービスと何が違うのか?徹底比較
実際に使った経験から、主要なタイ語学習サービスと比較してみた。
| サービス名 | 月額料金 | 特徴 | 弱点 |
|---|---|---|---|
| ぽんたい Pro | 550円 | ・例文の構造分解表示 ・3000語まで単語帳登録 ・LINE相談サポート ・タイ語検定級別索引 |
・会話練習機能なし ・オフライン利用不可 |
| タイ語学習アプリA | 1,200円 | ・ゲーミフィケーション ・毎日のレッスン ・進捗トラッキング |
・実用的な語彙が少ない ・文法説明が不十分 ・検索機能が弱い |
| オンライン辞書B | 無料(広告あり) | ・豊富な収録語数 ・無料で利用可能 |
・広告が邪魔 ・例文が少ない ・音声機能なし ・単語帳機能なし |
コスパで考えると、ぽんたいの優位性は圧倒的だ。特に、例文の構造分解機能は他のサービスにはない独自機能で、これだけでも月額550円の価値がある。
ぽんたいのここがすごい(実体験ベース)
1. カタカナ逆引き検索が神機能
タイ人が「マイペンライ」と言っているのを聞いて、すぐに「まいぺんらい」で検索できる。タイ文字が読めない初心者には本当に助かる。
2. 複合語の成り立ちが一目瞭然
例えば「ร้านอาหาร(レストラン)」が「ร้าน(店)+อาหาร(食べ物)」と分解表示されるので、語彙の構造が理解しやすい。
3. タイ語検定対策にも使える
5級から1級まで、各級の頻出単語がラベル付けされているので、試験対策が効率的にできる。
3ヶ月使って感じた本音のデメリット
良いことばかり書いても信用されないので、正直なデメリットも挙げておく。
1. 会話練習はできない
あくまで辞書アプリなので、発音練習や会話シミュレーションはできない。実践的な会話力を身につけるには、別途オンラインレッスンなどとの併用が必要。
2. オフライン利用ができない
飛行機の中やネット環境のない場所では使えない。タイの地方都市でWiFiが不安定な時に困ったことがある。
3. 初心者には機能が多すぎるかも
品詞別検索や分野別索引など、機能が豊富すぎて最初は戸惑った。慣れるまでに1週間くらいかかった。
こんな人にはぽんたいをおすすめしない
以下に該当する人は、ぽんたいだけでは物足りないかもしれない:
- タイ文字を一から体系的に学びたい人(別途教材が必要)
- ネイティブとの会話練習を重視する人
- オフラインでも使える辞書を求める人
- ゲーム感覚で楽しく学びたい人
無料版と有料版、どっちを選ぶべき?
最初は無料版で十分だと思う。単語帳の登録上限が30語というのは少なく感じるが、実際は30語を完璧に覚える頃には、古い単語を削除して新しい単語を登録するサイクルができている。
ただし、本気でタイ語を身につけたいなら、1ヶ月使ってみて有料版にアップグレードすることをおすすめする。月額550円で3000語まで登録できるのは、学習効率を考えると破格だ。
特にLINEでのタイ語相談機能は、独学の不安を解消してくれる。「この表現で合ってる?」「このニュアンスの違いは?」といった疑問に、専門家が答えてくれるのは心強い。
実際の利用者の声(SNSより)
Twitterで「ぽんたい」を検索すると、こんな投稿が見つかる:
「ぽんたいの例文分解機能のおかげで、タイ語の語順がやっと理解できた。今まで丸暗記してたのがバカみたい」(20代女性)
「タイ語検定3級、ぽんたいの級別索引で効率よく勉強できて一発合格!」(30代男性)
「カタカナ検索ができるのが最高。タイ人の発音を聞き取れなくても、なんとなくのカタカナで検索できる」(40代女性)
ぽんたいを最大限活用するコツ
3ヶ月使い倒して分かった、効果的な使い方を紹介する。
1. 毎日5語ずつマイ単語帳に追加
欲張って一度に大量登録すると続かない。1日5語、週35語のペースが理想的。無料版の30語制限も、このペースなら問題ない。
2. 例文の構造分解を必ずチェック
単語の意味だけでなく、例文でどう使われているかを確認。構造分解機能で文法パターンも一緒に覚える。
3. 音声は最低3回聞く
1回目:聞き流し、2回目:真似して発音、3回目:録音して比較。この3ステップで発音が格段に良くなる。
4. カテゴリー別学習を活用
「今週は食べ物」「来週は感情表現」のように、テーマを決めて集中学習すると記憶に残りやすい。
タイ語学習の現実:期待値調整も大切
ぽんたいは素晴らしいツールだが、これだけで流暢なタイ語話者になれるわけではない。あくまで辞書であり、学習の補助ツールだ。
私の場合、ぽんたいでの学習と並行して:
- YouTubeでタイのバラエティ番組を視聴(リスニング強化)
- タイ人の友人とLINEでチャット(アウトプット練習)
- 月1回のオンライン会話レッスン(発音矯正)
これらを組み合わせることで、3ヶ月で日常会話レベルまで到達できた。ぽんたいはその土台となる語彙力と文法理解を効率的に身につけるのに最適だった。
競合サービスとの詳細比較
vs. Google翻訳
無料で使えるGoogle翻訳だが、タイ語学習には向かない。理由:
- 文法構造が分からない(ただ訳すだけ)
- 口語表現の精度が低い
- 単語帳機能なし
- タイ語検定対策には使えない
vs. タイ語学習専門アプリ「Ling」
月額1,650円の人気アプリ。ゲーム要素が強く楽しいが:
- 辞書機能が弱い(検索しづらい)
- 例文が少ない
- ぽんたいの3倍の料金
- カジュアルすぎて実用性に欠ける
最後に:10万円を無駄にした私からのアドバイス
タイ語学習に挫折し続けた私が言えることは、「高い教材やレッスンが必ずしも効果的とは限らない」ということ。むしろ、毎日続けられる手軽なツールの方が、長期的には大きな成果につながる。
ぽんたいの月額550円は、スタバのフラペチーノ1杯分。この金額で、タイ語の扉が開かれるなら、試さない理由はない。
今、バンコクの友人とタイ語でLINEできるようになった自分が、3ヶ月前の自分に言いたいのは「もっと早く始めればよかった」の一言だ。
タイ語学習で悩んでいる人、高額な教材で失敗した人、独学に限界を感じている人。まずは無料版から始めてみてほしい。きっと、新しい世界が見えてくるはずだ。