プログラミングスクールに50万円以上つぎ込んで挫折した私が、なぜ月額22,000円の「授業がない」スクールで、たった3ヶ月でWebアプリを作れるようになったのか。

この話を友人にすると、必ず「は?授業がないってどういうこと?」と聞き返されます。そう、私も最初は同じ反応でした。

テックジムとの出会いは偶然だった

永田町のカフェでパソコンを開いていたとき、隣の席から「バグが取れない...」という声が聞こえてきました。エンジニアらしき人が、もう一人に何やら質問している様子。その会話の中で「テックジム」という単語が何度も出てきたのです。

気になってこっそり検索してみると、「授業なし」「教科書なし」「動画教材なし」という衝撃的な文字が画面に表示されました。

なぜ私は大手プログラミングスクールで失敗したのか

正直に告白すると、私はテックジムに出会う前、某有名プログラミングスクールに58万円を支払いました。3ヶ月間、毎日動画を見て、課題をこなし、メンターに質問して...。でも、結局何も身につきませんでした。

なぜか?今なら分かります。受け身の学習では、プログラミングは絶対に身につかないのです。

テックジムの学習方法は「異常」だった

初めてテックジムの無料体験に参加したとき、正直戸惑いました。

  • 講師からの説明は最小限(5分程度)
  • いきなりサンプルコードを渡される
  • 「これを改造してゲームを作ってください」と言われる

最初の30分は何をしていいか分からず、ただ画面を眺めているだけでした。でも、1時間後には自分でコードを書き換え、2時間後にはオリジナルの機能を追加していました。

これが「公文式プログラミング」の威力でした。

月額22,000円は高い?安い?

正直な感想を言うと、最初は「授業がないのに22,000円は高い」と感じました。でも、実際に通い始めて気づいたのは、むしろコスパが異常に良いということ。

項目 テックジム A社(大手) B社(オンライン)
月額料金 22,000円 198,000円/月 69,800円/月
通い放題 ×(週2回) ×(動画のみ)
質問対応 現役エンジニアが即対応 予約制(返答に時間がかかる) チャットのみ(24時間以内)
学習効率 200時間で現場レベル 600時間必要 個人差が大きい

実際に体験して分かった「良い点」

1. 現役エンジニアとの距離が異常に近い

永田町の東京本校では、現役のベテランエンジニアがトレーナーとして常駐しています。質問したらその場で即答。しかも、単に答えを教えるのではなく、「なぜそう考えたの?」「他にどんな方法があると思う?」と、思考プロセスを鍛えてくれます。

2. 仲間ができる環境

オンラインスクールでは絶対に得られない体験が、同じ空間で苦労を共にする仲間の存在です。私の場合、テックジムで出会った3人と今でも定期的に勉強会を開いています。

3. Pythonから始める合理性

多くのスクールがJavaやRubyから始める中、テックジムはPython一択。最初は「就職に不利では?」と思いましたが、これが大正解でした。環境構築で挫折することなく、プログラミングの本質に集中できたのです。

正直に言うと「悪い点」もある

1. 自走力がない人には向かない

手取り足取り教えてもらいたい人には、はっきり言って向いていません。自分で調べる、試す、失敗する、また試す...このサイクルを楽しめない人は、従来型のスクールを選んだ方がいいでしょう。

2. 華やかさはゼロ

きれいなオフィス、豪華な教材、かっこいいプロモーション動画...そういったものは一切ありません。永田町校も、正直「え、ここ?」という普通のコワーキングスペースです。

3. 地方在住者には通いづらい

校舎が限られているため、地方在住者には通学が難しいのが現実。オンラインコースもありますが、やはり対面の良さは捨てがたいものがあります。

3ヶ月通った私の成果

具体的に何ができるようになったか、正直にお話しします。

  • 1ヶ月目:Pythonでじゃんけんゲーム、数当てゲームを作成
  • 2ヶ月目:WebスクレイピングでAmazonの価格追跡ツールを開発
  • 3ヶ月目:FlaskでToDoリストWebアプリを公開

特に驚いたのは、3ヶ月目にはGitHubにコードを公開し、他の受講生からプルリクエストをもらえるレベルになっていたことです。

他社との決定的な違い

テックジムと他のプログラミングスクールの最大の違いは、「教えない」という教育方針です。

これ、最初は本当に理解できませんでした。でも、エンジニアの友人に聞いてみると、「実際の現場では誰も手取り足取り教えてくれない。自分で調べて解決する力が一番大事」と言われ、納得しました。

学習スタイル メリット デメリット
テックジム(自習型) 実践力が身につく、挫折しにくい 最初は戸惑う、自走力必要
従来型(講義型) 体系的に学べる、安心感がある 受け身になりがち、高額

どんな人に向いているか

私の経験から、テックジムが向いている人の特徴をまとめました。

向いている人

  • 自分のペースで学習したい人
  • コストを抑えてプログラミングを学びたい人
  • 試行錯誤を楽しめる人
  • 現場で使えるスキルを身につけたい人
  • プログラミング仲間を作りたい人

向いていない人

  • 手取り足取り教えてほしい人
  • 動画教材で体系的に学びたい人
  • 資格取得が目的の人
  • 自分で調べるのが苦手な人

無料体験で確かめるべきポイント

テックジムでは「ゼロからはじめるPython入門講座」という無料体験を開催しています。私も最初はこれに参加しました。

体験時にチェックすべきポイント:

  1. 自分が「授業なし」スタイルに適応できるか
  2. トレーナーの質(現役エンジニアかどうか)
  3. 他の受講生の雰囲気
  4. 実際の学習環境(設備、アクセスなど)
  5. 質問への対応スピードと質

私が感じた「プログラミング学習の真実」

テックジムで学んで分かったことは、プログラミング学習に「正解」はないということです。ただし、「間違った方法」は確実に存在します。

それは、受け身で学ぶことです。

動画を見るだけ、講義を聞くだけ、教科書を読むだけ...これらはすべて「インプット」です。でも、プログラミングは「アウトプット」のスキルなんです。

最後に:月22,000円の価値はあるのか

3ヶ月通った私の結論は、「人による」です。

ただし、以下の条件を満たす人なら、間違いなく価値があると断言できます:

  • 自分で試行錯誤することを楽しめる
  • 分からないことを素直に質問できる
  • 週に最低10時間は学習時間を確保できる
  • プログラミングで何かを作りたいという明確な目標がある

私の場合、3ヶ月で66,000円の投資で、今では副業で月10万円程度の収入を得られるようになりました。投資回収期間を考えると、かなり良い選択だったと思います。

もし迷っているなら、まずは無料体験に参加してみることをおすすめします。「授業なし」の衝撃を、ぜひ体感してみてください。