50万円かけたプログラミングスクールで挫折した私が、月2.2万円のテックジムで人生を変えた衝撃の理由
3つのプログラミングスクールで総額50万円以上を使い、それでも挫折した。そんな私が最後にたどり着いたのが、月額22,000円のテックジムだった。
最初は正直、「こんな安いスクールで本当に学べるのか?」と疑っていた。高額なスクールですら失敗したのに、この価格で何ができるというのか。しかし、実際に体験してみて衝撃を受けた。今まで受けてきた「授業」という概念が、いかに無駄だったかを思い知らされたのだ。
なぜ私は50万円のプログラミング学習で失敗したのか
最初に通ったA社のスクールは、3ヶ月で398,000円。毎週土曜日に渋谷まで通い、朝10時から夕方6時まで授業を受けた。講師は現役エンジニアで、カリキュラムも充実していた。JavaScriptから始まり、React、Node.js、データベース設計まで幅広く学んだ。
でも、卒業して1ヶ月後、恐ろしい事実に気づいた。自分一人では何も作れない。授業で習ったコードをなぞることはできても、ゼロから何かを生み出すことができなかったのだ。
次に選んだのは、オンライン動画で学ぶB社のコース。こちらは6ヶ月で198,000円。好きな時間に学習できるというメリットに惹かれた。しかし、動画を見ているだけでは理解した気になるだけ。実際にコードを書こうとすると、手が止まってしまう。
テックジムの衝撃的な学習方法
テックジムには授業がない。これを聞いた時、最初は理解できなかった。授業がないのに、どうやって学ぶのか?
答えは単純だった。「手を動かして学ぶ」これだけ。
最初の体験会で渡されたのは、たった数ページのテキスト。「じゃんけんゲームを作ってみましょう」という課題だけ。サンプルコードを見ながら、自分で考えて改良していく。わからないことがあれば、まず自分で調べる。それでも解決しなければ、トレーナーに質問する。
この方法、実は公文式と同じだということに気づいた。基礎から少しずつステップアップしていき、自分のペースで進められる。誰かの説明を聞いているだけの時間がない。
3つのスクールを比較してわかった真実
| 項目 | テックジム | CodeCamp | DMM WEBCAMP |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 22,000円 | 約66,000円〜 | 約169,800円〜 |
| 学習スタイル | 自習型(教室通い放題) | オンラインマンツーマン | 集団授業+メンター |
| 授業の有無 | なし | あり(個別指導) | あり(講義形式) |
| 転職サポート | なし(自走力重視) | キャリア相談あり | 転職保証付き |
| 初心者向け言語 | Python | PHP/Ruby/Java等 | Ruby |
正直に言うと、テックジムには華やかさがない。転職保証もないし、キャリアカウンセリングもない。でも、だからこそ本質的なスキルが身につく。
実際に3ヶ月通って感じた変化
最初の1ヶ月は正直きつかった。答えを教えてくれる人がいない。動画もない。あるのはサンプルコードと、自分の頭だけ。
でも2週間ほど経った頃、ある変化に気づいた。エラーが怖くなくなったのだ。むしろエラーメッセージを見て、「あ、これはこういうことか」と推測できるようになった。
以前のスクールでは、エラーが出るたびに講師を呼んでいた。でもテックジムでは、まず自分で15分は考える。それでもわからなければ、具体的に何を試したかをまとめてから質問する。この習慣が、現場で必要な「自走力」につながっているんだと実感した。
Python学習の意外な効果
なぜ最初にPythonなのか?これも最初は疑問だった。Web系企業ではJavaScriptやRubyが主流なのに。
でも実際に学んでみて納得した。Pythonはとにかくシンプル。環境構築でつまずくこともない。文法も直感的で、プログラミングの本質的な考え方に集中できる。
面白いことに、Pythonで基礎を固めた後、JavaScriptを学び始めたら驚くほどスムーズに理解できた。言語が変わっても、プログラミングの考え方は共通しているということを体感した瞬間だった。
教室の雰囲気と仲間の存在
永田町の東京本校に通っているが、雰囲気は大学の自習室に近い。みんな黙々とコードを書いている。でも、休憩時間になると自然と会話が生まれる。
「このエラー、どう解決した?」「こんなアプローチもあるよ」
年齢も職業もバラバラ。20代の学生から50代の会社員まで。エンジニア転職を目指す人もいれば、今の仕事に活かしたいという人もいる。この多様性が、また学びになる。
ある日、隣の席の40代の男性が言った。「プログラミングを始めてから、仕事の考え方が変わった」と。彼は営業職だが、顧客の課題を論理的に分解して考えられるようになったという。
コスパの真実:時間とお金の計算
月額22,000円。1日あたり約730円。スタバのコーヒー2杯分。
でも本当のコスパは、通い放題というところにある。平日は19時から22時、土曜は13時から19時。私は週4日は通っている。1回あたりに換算すると、なんと約1,400円。
他のスクールと比較してみよう:
- DMM WEBCAMP(3ヶ月):690,800円 ÷ 36回 = 約19,000円/回
- CodeCamp(4ヶ月):330,000円 ÷ 32回 = 約10,300円/回
- テックジム(3ヶ月):66,000円 ÷ 48回 = 約1,400円/回
数字を見れば一目瞭然。でも、安いだけじゃない。むしろ「授業がない」ことで、学習効率が上がっているのだから皮肉なものだ。
挫折しそうになった瞬間と乗り越え方
正直に告白すると、2ヶ月目に一度辞めようと思った。機械学習の基礎に入った時、数学的な概念が出てきて頭がパンクしそうになったのだ。
でも、トレーナーの一言が心に響いた。「完璧に理解する必要はない。まずは動かしてみて、少しずつ理解を深めればいい」
この言葉で肩の力が抜けた。確かに、自転車の物理学を完璧に理解してから乗る人なんていない。乗りながら体で覚えていく。プログラミングも同じだった。
200時間で本当に現場レベルになれるのか
テックジムは「200時間でエンジニアの現場に潜り込める」と謳っている。これ、最初は誇大広告だと思っていた。
でも3ヶ月(約180時間)経った今、その意味がわかってきた。完璧なエンジニアになれるわけじゃない。でも、現場で成長できる土台は確実にできる。
具体的に身についたスキル:
- エラーメッセージから原因を推測する力
- 公式ドキュメントを読んで理解する力
- わからないことを的確に質問する力
- 既存のコードを読んで改良する力
- シンプルなアプリケーションを作る力
これらは、どんな現場でも必要な基礎体力だ。
オンライン教材買い切りプランの存在
実は、通えない人向けに教材の買い切りプランもある。Python基礎コースとAIエンジニア養成コースがあり、1年間のオンラインサポート付き。
正直、可能なら教室に通うことをおすすめする。やはり、同じ空間で学ぶ仲間の存在は大きい。でも地方在住で通えない人には、良い選択肢だと思う。
向いている人、向いていない人
3ヶ月通って、はっきりわかったことがある。テックジムには向き不向きがある。
向いている人:
- 自分で調べることが苦じゃない人
- 試行錯誤を楽しめる人
- 受け身じゃなく能動的に学びたい人
- コツコツ継続できる人
- 本質的なスキルを身につけたい人
向いていない人:
- 手取り足取り教えてもらいたい人
- 短期間で転職保証が欲しい人
- 動画を見て理解した気になりたい人
- カリキュラムに沿って進みたい人
- 資格や証明書が欲しい人
無料体験会で確認すべきポイント
「ゼロからはじめるPython入門講座」という無料体験会がある。これ、絶対に参加した方がいい。なぜなら、プログラミングに向いているかどうかがわかるから。
体験会でチェックすべきこと:
- エラーが出た時の自分の反応(イライラするか、面白いと思えるか)
- サンプルコードを改造したくなるか
- 時間を忘れて没頭できるか
- わからないことを自分で調べようと思えるか
- トレーナーとの相性
特に1番目は重要。エラーを「敵」と感じる人は、正直プログラミングは向いていない。
4ヶ月目の現在地と今後の展望
現在、Python基礎コースを終えて、AIエンジニア養成コースに進んでいる。正直、難易度は格段に上がった。でも、基礎がしっかりしているから、なんとかついていけている。
最近作ったもの:
- 家計簿を自動分析するPythonスクリプト
- 株価データを取得して簡単な予測をするプログラム
- 画像認識を使った簡単な分類アプリ
まだまだ初心者レベルだけど、「作りたいものを作れる」ようになってきた。これが一番の成長だと思う。
結論:授業という概念を捨てる勇気
50万円かけて学んだことは、「授業を受けても、プログラミングはできるようにならない」ということだった。
テックジムの月額22,000円は、ただの場所代じゃない。「正しい学習方法」を身につける投資だ。この方法を知ってしまった今、もう元の学習スタイルには戻れない。
プログラミングスクール選びで迷っている人へ。高額なスクールに飛びつく前に、まずテックジムの無料体験会に参加してみてほしい。「授業がない」ということの本当の意味を、きっと理解できるはずだ。
最後に、私と同じように何度も挫折した人へ。諦めるのはまだ早い。方法が間違っていただけかもしれない。テックジムで、もう一度だけ挑戦してみる価値はある。
少なくとも私は、4ヶ月前の自分に会ったら、こう言うだろう。「授業なんて受けるな。手を動かせ」と。
まずは無料体験で確かめてみる
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