友人の新築祝いに招かれた時のことだった。リビングに入った瞬間、なぜか違和感を覚えた。高級な家具、完璧な照明、それなのに何かが足りない。

「クッションよ」

友人が笑いながら指差した先には、どこにでもあるような無地のクッションが申し訳なさそうに置かれていた。100万円以上かけた空間が、たった数千円のクッションで台無しになっていたのだ。

プロが選ぶクッションには理由があった

その経験から、私はクッションの重要性に気づき始めた。インテリア雑誌を読み漁り、高級ホテルや映画のセットで使われているクッションを調べていくうちに、ある専門店の名前を何度も目にするようになった。

The Cushion 高級クッション

「The Cushion(ザ・クッション)」。

調べてみると、劇場版『トリリオンゲーム』やフジテレビのドラマ『やんごとなき一族』など、数々の作品で美術協力をしている店だった。プロのスタイリストやインテリアデザイナーが足しげく通う、知る人ぞ知る存在らしい。

実際に購入してわかった「違い」

半信半疑で注文した最初のクッションは、イタリア製のリネン混生地を使った「Joinville」シリーズだった。11,550円という価格に正直躊躇したが、届いた瞬間、その考えは吹き飛んだ

まず驚いたのは、縫製の丁寧さ。市販品とは明らかに違う、角まできっちりと仕上げられたフォルム。そして触れた時の質感。なめらかでありながら適度なハリがあり、型崩れしにくい。

使って初めてわかる本当の価値

購入から半年。毎日使っているが、へたりや色褪せがほとんどない。友人が遊びに来るたび「このクッション、どこで買ったの?」と聞かれる。実は、これが一番の証明かもしれない。

ただし、良いことばかりではない。価格が高いことは否めないし、種類が豊富すぎて選ぶのに時間がかかる。また、人気商品は品切れになりやすく、欲しい時にすぐ手に入らないこともある。

他社との比較で見えてきたこと

公平を期すため、他の高級クッション販売店とも比較してみた。

項目 The Cushion A社 B社
価格帯 ¥2,000〜¥30,000 ¥5,000〜¥20,000 ¥3,000〜¥15,000
商品数 200種類以上 約100種類 約80種類
海外ブランド取扱 ◎(フランス・イタリア・スペイン等) △(一部のみ) ×(国内のみ)
プロ利用実績 ◎(映画・ドラマ多数) ○(ホテル中心) △(一般向け)
The Cushion おしゃれクッション

意外な発見:ペット用クッションの実力

最近発見したのが、「Pet Luxe Suede」シリーズ。ペットと暮らす人向けの洗えるスエード調クッション(8,800円)だが、これが人間用としても優秀だった。

汚れても洗濯機で洗えるし、スエードの質感も本物に近い。子供がいる家庭や、気軽に使いたい人にはむしろこちらの方が実用的かもしれない。

購入前に知っておきたいこと

実際に何度も購入してわかったことをまとめておく。

  • サイズ選びは慎重に:45×45cmが基本だが、ソファのサイズによっては50×50cmの方がバランスが良い
  • 中材は別売りが多い:カバーだけの商品もあるので注意。ヌードクッションは2,500円〜3,500円程度
  • 定休日に注意:水曜・土曜・祝日は発送業務が休み。急ぎの場合は計画的に
  • 会員登録でクーポンあり:初回は5%オフなど、意外とお得な特典がある

結論:高いクッションは本当に価値があるのか

正直に言えば、万人におすすめできるわけではない。でも、インテリアにこだわりがある人、長く使える良いものを求める人には、確実に価値がある。

私の場合、最初の1個から始まり、気づけば家中のクッションがThe Cushionのものになっていた。友人からは「クッションオタク」と呼ばれることもあるが、空間の質が明らかに変わったことは確かだ。

The Cushion クッション専門店

ちなみに、あの友人も今ではThe Cushionの常連客になっている。「あの時の違和感の理由がやっとわかった」と言いながら、新作が出るたびにチェックしているらしい。

クッションひとつで部屋の印象は本当に変わる。それを実感できるかどうかは、実際に体験してみないとわからない。もし今の空間に何か物足りなさを感じているなら、その答えは意外とシンプルなところにあるかもしれない

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