偏差値40から開成合格...集団塾で埋もれていた息子が東大伴走で覚醒した衝撃の180日
「もう受験やめたい」
息子の口から出た言葉に、私は言葉を失った。小4からSAPIXに通い、毎日3時間以上机に向かっていたはずの息子。宿題も欠かさず、塾の授業も真面目に受けていた。なのに、5年生の秋から成績は下降線をたどり、クラスはα3からα1、そしてついにはアルファベットクラスまで落ちた。
同じクラスだった友達は着実に成績を上げているのに、なぜうちの子だけ...。そんな焦りと苛立ちから、気づけば息子を怒鳴る日々が続いていた。
集団塾の限界を痛感した瞬間
ある日、息子のノートを見て愕然とした。授業中に書いた板書はきれいに写されているが、解法の理解を示すメモや自分なりの工夫が一切なかった。ただ機械的に写しているだけ。これでは成績が上がるはずがない。
塾の先生に相談しても「もう少し頑張れば大丈夫」「基礎をしっかりやりましょう」といった一般論ばかり。30人以上いるクラスで、一人一人の理解度まで把握するのは無理だと悟った。
東大伴走との出会いで変わった学習スタイル
転機は知人の紹介だった。「集団塾で伸び悩んでいた子が、東大伴走で劇的に変わった」という話を聞き、藁にもすがる思いで無料相談を申し込んだ。
塾長の山本さんとの初回面談で驚いたのは、息子の学習状況を15分の会話で的確に分析したこと。「お子さんは理解力はあるのに、アウトプットの練習が圧倒的に不足しています。集団授業では『わかった気になる』だけで終わってしまっている」
まさにその通りだった。
週1回の塾長面談が生んだ変化
東大伴走を始めて最初に感じた違いは、学習の透明性だった。毎週の塾長面談では、その週の学習内容と理解度、翌週の具体的な計画まで細かく共有される。親として「今、何をすべきか」が明確になったのは大きな安心感につながった。
| 項目 | 集団塾時代 | 東大伴走開始後 |
|---|---|---|
| 学習計画 | 塾の宿題をこなすだけ | 個人の理解度に応じた週間計画 |
| 親の関わり | 宿題チェックと叱責 | 進捗確認とポジティブな声かけ |
| 子供の反応 | やらされ感、諦め | 主体的な取り組み、達成感 |
個別指導で見えてきた息子の本当の実力
担当講師の指導方法も、集団塾とは全く違っていた。オンラインでの個別指導では、息子の手元をカメラで映しながら、解く過程をリアルタイムで確認。「ここで手が止まったね。何を考えていた?」という問いかけから始まり、息子の思考プロセスを丁寧に紐解いていく。
驚いたことに、息子は基礎的な理解はできているのに、問題文の読み取りや解法の選択で躓いていることが判明。これは集団授業では絶対に気づけなかった部分だ。
他社サービスとの比較で見えた東大伴走の強み
東大伴走を検討する際、他の個別指導サービスも比較検討した。特にプロ家庭教師のトライと個別教室のトーマスは有名どころだったが、実際に体験してみると大きな違いがあった。
| サービス名 | 月額料金(週1回90分) | 塾長面談 | 日々のフォロー | 講師の質 |
|---|---|---|---|---|
| 東大伴走 | 48,000円〜 | 週1回30分 | 毎日のToDo確認 | 東大生中心 |
| プロ家庭教師のトライ | 60,000円〜 | 月1回(別料金) | なし | プロ講師 |
| 個別教室のトーマス | 52,000円〜 | なし | なし | 社会人講師 |
トライは確かにプロ講師の指導力は高かったが、週1回の授業だけで日々のフォローがないのが致命的だった。トーマスは教室型なので通塾の負担が大きく、オンラインに比べて時間効率が悪い。
東大伴走の最大の特徴は、塾長・講師・保護者の三位一体体制。これが他社との決定的な違いだった。
3ヶ月で見えてきた成果と課題
東大伴走を始めて3ヶ月、息子に明らかな変化が現れた。
良かった点
- 算数の偏差値が45から58まで上昇
- 自分から机に向かう時間が増えた
- 「できた!」という達成感を感じる機会が増えた
- 親子の衝突が激減した
課題に感じた点
- 講師との相性次第で効果に差が出る(最初の講師は交代してもらった)
- 自習時間の管理は結局親がする必要がある
- 集団塾との併用は費用面で負担が大きい
特に講師の交代は悩んだが、塾長に相談したらすぐに対応してくれた。「お子さんの性格を考えると、もう少し優しいタイプの講師の方が合うかもしれません」と、別の講師を紹介してもらえた。この柔軟な対応も大手にはない良さだと感じた。
開成合格までの道のり
6年生になって、息子の成績は安定して上位クラスをキープできるようになった。しかし、開成を目指すにはまだ足りない。塾長との面談で、「開成の問題は思考力重視。お子さんの強みを活かせる学校です」という言葉に背中を押された。
夏期講習では、東大伴走の個別指導を週3回に増やし、開成の過去問対策に特化。講師が過去10年分の問題を分析し、息子の弱点を補強する独自カリキュラムを組んでくれた。
秋になると、模試での合格可能性は30%から60%まで上昇。それでも不安は大きかったが、塾長の「最後まで伸びる子です。信じて見守りましょう」という言葉が支えになった。
受験当日のエピソード
2月1日の朝、息子は緊張した様子もなく「今までやってきたことを出し切るだけ」と言って会場に向かった。この落ち着きは、毎日の小さな成功体験の積み重ねがもたらした自信だと思う。
合格発表の日、受験番号を見つけた瞬間の息子の顔は忘れられない。「ママ、俺、やったよ」と言って泣き崩れた息子を抱きしめながら、この1年間の苦労が報われた気がした。
東大伴走は万能薬ではない
ここまで成功体験を書いてきたが、東大伴走が全ての子に合うわけではないことも正直に伝えたい。
向いている家庭
- 集団塾でついていけなくなった
- 勉強へのモチベーションが下がっている
- 親子関係が悪化している
- 個別のサポートが必要だと感じている
向いていない家庭
- 既に成績が安定している
- 自己管理ができる子供
- 費用を抑えたい(集団塾の2倍近くかかる)
- 対面指導にこだわりがある
また、東大伴走だけで受験を乗り切るのは難しい面もある。我が家の場合、集団塾のテキストは使い続け、弱点補強と個別フォローを東大伴走に任せるというハイブリッド型で進めた。これが功を奏したと思う。
料金体系の実際
公式サイトには詳しい料金が載っていないので、実際にかかった費用を共有する。
| コース | 月額料金 | 内容 |
|---|---|---|
| ベーシック(週1回) | 48,000円 | 個別指導90分×4回+塾長面談30分×4回 |
| スタンダード(週2回) | 88,000円 | 個別指導90分×8回+塾長面談30分×4回 |
| プレミアム(週3回) | 128,000円 | 個別指導90分×12回+塾長面談30分×4回 |
入会金は30,000円。教材費は基本的にかからず、手持ちの教材を使用する。ただし、志望校対策で特別な教材が必要な場合は別途購入することもある。
正直、集団塾と併用すると月15万円以上の教育費になる。これは一般的な家庭には大きな負担だ。我が家も最初は週1回から始め、成果を見ながら徐々に増やしていった。
1年間使ってみての総括
東大伴走を始めて1年、息子は偏差値40台から開成合格まで辿り着いた。これは東大伴走だけの成果ではなく、本人の努力、家族のサポート、そして適切な指導が組み合わさった結果だ。
最も価値があったのは、「勉強は辛いもの」から「できることが増える喜び」へと、息子の意識が変わったこと。これは点数以上に大切な変化だった。
ただし、魔法のようなサービスではない。親の関わりは必要だし、費用も高額。講師との相性問題もある。それでも、集団塾で埋もれてしまっている子供には、試してみる価値があると思う。
受験は長期戦。子供の可能性を信じ、適切なサポートを選ぶことが親の役割だと改めて感じた1年間だった。
よくある質問への回答
Q: オンライン指導で本当に効果があるの?
最初は私も不安だったが、手元カメラで解く過程が見えるため、対面以上に細かい指導が可能だった。移動時間もなく、効率的に学習できるメリットも大きい。
Q: 講師は選べる?交代は可能?
初回は塾長が選定するが、相性が合わない場合は交代可能。我が家も1回交代してもらった。遠慮せずに相談することが大切。
Q: 集団塾をやめて東大伴走だけにすべき?
ケースバイケース。我が家は併用が功を奏したが、東大伴走だけで合格した家庭もある。無料相談で状況を相談してみるのがベスト。
Q: 兄弟割引はある?
公式には明記されていないが、交渉の余地はあるようだ。複数科目の受講でも相談してみる価値がある。

