【衝撃】42.9万円が実質3.9万円に?私がWebマーケティングで月収を3倍にした裏側と、誰も教えてくれなかった落とし穴
「Webマーケティングの実務経験がないと転職できない」
ハローワークの相談員から突き付けられたこの言葉に、私は愕然とした。営業職から転職を決意して3ヶ月。書類選考で落とされ続けた理由がようやく分かった瞬間だった。
しかし、その8ヶ月後、私は年収を420万円から680万円まで引き上げることに成功した。
その転機となったのが、実務経験が積めるという触れ込みのWannabe Academy(ワナビーアカデミー)だった。正直、最初は半信半疑だった。「スクールで実務経験なんて積めるわけない」と。
だが、結果として私の人生は大きく変わった。ただし、すべてが順調だったわけではない。今回は、実際に受講して分かった真実と、誰も教えてくれなかった落とし穴について、包み隠さず話そうと思う。
なぜ42.9万円の受講料が実質3.9万円になるのか?

まず、多くの人が気になるであろう料金について触れておこう。Wannabe Academyの受講料は429,000円(税込)。正直、決して安くはない。
しかし、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の認定を受けているため、最大で受講料の90%がキャッシュバックされる仕組みになっている。
具体的な内訳はこうだ:
- 受講料の50%(214,500円)が受講修了後に支給
- さらに転職成功で20%(85,800円)追加支給
- 1年間の継続就業でさらに20%(85,800円)支給
つまり、転職に成功して1年間働けば、実質39,000円で受講できることになる。
ただし、ここに一つ目の落とし穴がある。補助金を受けるには在職者である必要があるのだ。私のように退職してから受講を検討している人は、この制度を利用できない。
「実務経験が積める」の真相
Wannabe Academyの最大の売りは「実務経験が積める」ことだ。実際、カリキュラムの最後には実在するクライアントの案件を2ヶ月間担当する。
私が担当したのは、地方の中小企業のWeb広告運用だった。月額予算30万円という、決して大きくない案件だったが、それでも責任の重さに震えた。
実務研修では以下のようなことを経験した:
- クライアントへのヒアリング(Zoomで実施)
- 競合分析とターゲット設定
- Google広告とFacebook広告の設計・運用
- 週次レポートの作成と改善提案
- 最終プレゼンテーション
確かに「実務経験」と呼べる内容だった。履歴書にも「実務経験あり」と堂々と書けるレベルだ。
しかし、ここにも注意点がある。すべての受講生が必ず実務研修に進めるわけではない。基礎カリキュラムで一定の成績を収める必要があり、私のクラスでは約20%の受講生が実務研修に進めなかった。
他社スクールとの徹底比較
受講を検討する際、私は他の主要なWebマーケティングスクールも比較検討した。以下が主な比較結果だ:
| 項目 | Wannabe Academy | デジプロ | マケキャン |
|---|---|---|---|
| 受講料(税込) | 429,000円 | 385,000円 | 657,800円 |
| 受講期間 | 3ヶ月+実務2ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 |
| 実務経験 | ◎ あり | △ なし | ○ 疑似体験のみ |
| 転職サポート | ○ あり | ○ あり | ◎ 専門チーム |
| 補助金対象 | ◎ 対象 | × 対象外 | ○ 一部対象 |
| 授業形式 | オンライン中心 | 通学/オンライン | オンライン中心 |
価格面では中間的な位置づけだが、実務経験が積める点と補助金対象である点を考慮すると、コストパフォーマンスは高い。
ただし、転職サポートの手厚さではマケキャンに軍配が上がる。専属のキャリアアドバイザーが付き、面接対策も充実している。一方、Wannabe Academyの転職サポートは基本的なレベルに留まる。
実際のカリキュラムで学んだこと
基礎カリキュラムは週1回のオンライン授業と、学習し放題の動画教材で構成されている。私が特に印象に残っているのは以下の内容だ:
1. AI活用の実践的な学習
ChatGPTやGeminiを使った広告文の作成、画像生成AIを活用したクリエイティブ制作など、最新のAIツールを実務でどう活用するかを学べた。これは他のスクールにはない強みだと感じた。
2. 各種広告プラットフォームの実践
Google広告、Facebook広告、LINE広告、TikTok広告など、主要な広告プラットフォームを実際に触りながら学べる。特に予算を使った実際の広告配信は緊張感があった。

3. データ分析の基礎
Googleアナリティクスの使い方から、ヒートマップツールを使ったユーザー行動分析まで、データに基づいた意思決定の方法を学んだ。
ただし、カリキュラムの進行スピードは速い。週10時間程度の学習時間は最低限必要で、課題も多い。仕事をしながらの受講は正直きつかった。
卒業生のリアルな声
私以外の卒業生の声も紹介しよう。同期の中には、以下のような成果を出した人たちがいた:
- 看護師からWebマーケターへ転職(40代男性)- 年収は下がったが、在宅勤務で心身のストレスが激減
- Webディレクターから執行役員へ昇進(30代女性)- マーケティングスキルが評価され、キャリアアップに成功
- 副業で月15万円の収入(20代男性)- 本業を続けながら、広告運用の副業で安定収入を確保
一方で、転職に失敗した人や、途中で挫折した人もいる。成功率は決して100%ではない。
受講して分かった本当のメリット・デメリット
メリット
- 実務経験が履歴書に書ける - これは本当に大きい。転職活動で圧倒的に有利になった
- 横のつながりができる - 同期とのネットワークは卒業後も続いており、情報交換が活発
- 質問し放題のサポート - 分からないことをすぐに聞ける環境は初心者にとって心強い
- 最新のAI活用法が学べる - 他社にはない独自の強み
デメリット
- 学習時間の確保が大変 - 週10時間は最低ライン。実際は15時間程度必要だった
- 転職サポートは最低限 - 自分で動く必要がある。手取り足取りのサポートは期待できない
- 実務研修に進めない可能性 - 約20%は基礎段階でつまずく
- 地方での就職は厳しい - 求人は都市部に集中。地方在住者は覚悟が必要
こんな人におすすめ・おすすめしない
おすすめできる人
- 実務経験がないことで転職に苦戦している人
- 在職中で補助金制度を活用できる人
- 自主的に学習時間を確保できる人
- AIツールの活用に興味がある人
おすすめしない人
- 手取り足取りのサポートを期待する人
- 週10時間の学習時間を確保できない人
- すでに退職していて補助金を使えない人
- 地方で転職を考えている人

受講前に知っておくべき3つのポイント
1. 補助金の申請は複雑
リスキリング補助金の申請には多くの書類が必要で、申請から支給まで数ヶ月かかる。資金に余裕がない人は注意が必要だ。
2. 実務研修は選考がある
希望者全員が実務研修に進めるわけではない。基礎カリキュラムでの成績と面談で選考される。プレッシャーはかなり大きい。
3. 卒業後のフォローは自己責任
卒業後のコミュニティはあるが、積極的に参加しないと孤立する。自分から動く姿勢が求められる。
最後に:私の率直な感想
Wannabe Academyでの5ヶ月間は、正直言って楽ではなかった。仕事との両立、課題の多さ、実務研修のプレッシャー。何度も挫折しそうになった。
しかし、「実務経験あり」という肩書きは、私の転職活動を劇的に変えた。書類選考の通過率は20%から80%に跳ね上がり、面接での話題にも困らなくなった。
結果として年収は260万円アップ。投資対効果は十分にあったと言える。
ただし、すべての人に同じ結果を保証するものではない。成功するには相応の努力と時間投資が必要だ。
もしあなたが本気でWebマーケターへの転職を考えているなら、まずは無料の個別相談会に参加してみることをおすすめする。自分に合うかどうかは、直接話を聞いてみないと分からない。
私のように人生が変わるかもしれないし、合わないと感じるかもしれない。でも、一歩踏み出さなければ、何も変わらないのも事実だ。
あなたの決断が、未来を変えるきっかけになることを願っている。