LINE構築で月収100万超えたのに、なぜ私は今でも後悔しているのか|ワンダフルワイフ受講生の本音レビュー
3ヶ月で案件が殺到、でも誰も教えてくれなかった現実
LINE構築代行で月収100万円。この数字だけ見れば成功者に見えるかもしれない。でも正直に言うと、こんなはずじゃなかったと思うことの方が多い。
会社員時代の私は、毎月決まった給料で生活していた。残業代込みで手取り28万円。それが今では月によって50万円の時もあれば、150万円の時もある。安定を失った代わりに得たものは本当に価値があったのか。今でも自問自答している。
ワンダフルワイフを受講してから1年半。LINE構築代行として独立して1年。この記事では、誰も語らない受講後のリアルをすべて書こうと思う。
なぜLINE構築代行を選んだのか
きっかけは友人のSNS投稿だった。「LINE構築で月収80万円達成!」という投稿に、正直イラッとした。同期入社だった彼女が、私の3倍近い収入を得ているなんて。
でも同時に、なぜLINEなのかという疑問も湧いた。調べてみると、日本人の約80%がLINEを使用しているという。確かに私の両親も、70代なのにLINEだけは使いこなしている。
さらに調べると、企業のLINE活用事例が次々と出てきた:
- 美容院の予約システム自動化で人件費40%削減
- 飲食店のリピート率が導入前の2.3倍に
- ECサイトの売上が3ヶ月で1.8倍増加
これらの数字を見て、「これは本物かもしれない」と思い始めた。
ワンダフルワイフの実際の内容
想像以上に充実していたカリキュラム
正直、オンライン講座には期待していなかった。YouTubeの無料動画と大差ないだろうと。でも実際に受講してみると、27時間分の動画コンテンツの密度に圧倒された。
特に印象的だったのは:
1. Lステップの実践的な使い方
LINE公式アカウントだけでは実現できない高度な機能を、Lステップというツールで実装する方法。最初は「また新しいツールか...」と思ったが、使いこなせるようになると案件の幅が一気に広がった。
2. コピーライティング講座の深さ
「悩み100個出し」という課題があった。正直、50個出すのも大変だったが、この作業のおかげでクライアントの本質的な課題を見つける力がついた。
3. マーケティング設計の重要性
LINE構築は単なる設定作業じゃない。ビジネス全体の流れを理解し、適切な導線を設計する必要がある。この部分の理解に最も時間がかかった。
予想外だったサポート体制
6ヶ月間のサポート期間中、質問し放題というのは本当だった。深夜2時にSlackで質問しても、翌朝には必ず返答があった。
ただし、すべての質問に即答してくれるわけではない。「まず自分で考えてみて」と促されることも多く、最初はイライラした。でも今思えば、この姿勢が自走力を育ててくれた。
実際に案件を獲得するまでの道のり
最初の3ヶ月は地獄だった
講座を始めて1ヶ月目、意気揚々とクラウドソーシングサイトに登録した。「LINE構築できます!」とプロフィールに書いて、提案文も10件送った。
結果?返信ゼロ。
2ヶ月目、提案文を改善して30件送った。やっと1件返信が来たが、「実績はありますか?」と聞かれて終了。
3ヶ月目、ついに諦めかけた。でも講座の仲間から「私も最初はそうだった」と聞いて、もう一度挑戦することにした。
転機となった4ヶ月目
ある日、地元の美容院のInstagramを見ていて気づいた。「予約はDMで」と書いてある。これ、LINE予約システムがあれば解決できるじゃないか。
思い切って直接提案しに行った。最初は怪しまれたが、デモ画面を見せると店長の目の色が変わった。「これ、本当にうちでもできるの?」
初案件の報酬は5万円。正直、作業時間を考えると時給1000円以下だった。でもこの実績が、次の案件につながった。
他のLINE構築講座との比較
ワンダフルワイフ以外にも、LINE構築を学べる講座はいくつかある。私も受講前に比較検討したので、その内容を共有する。
| 項目 | ワンダフルワイフ | A社講座 | B社講座 |
|---|---|---|---|
| 受講期間 | 6ヶ月 | 3ヶ月 | 無期限 |
| 動画コンテンツ | 27時間以上 | 15時間 | 10時間 |
| 個別サポート | あり(Zoom) | なし | あり(チャットのみ) |
| 実践課題 | あり(添削付き) | あり(添削なし) | なし |
| 価格 | 398,000円 | 198,000円 | 298,000円 |
| マーケティング講座 | 含まれる | 基礎のみ | 含まれない |
価格だけ見るとA社が安いが、サポート体制とコンテンツの充実度で大きな差がある。特に個別Zoomサポートの有無は、初心者にとって決定的な違いだった。
収益の現実と苦労
月収100万円の内訳
「月収100万円」と聞くと華やかに聞こえるが、実態はこうだ:
- 新規構築案件:30万円×2件 = 60万円
- 運用保守:5万円×6件 = 30万円
- 緊急対応・修正:10万円
これを達成するために、月300時間は働いている。時給換算すると約3,300円。会社員時代とそこまで変わらない。
精神的なプレッシャー
フリーランスになって一番辛いのは、すべてが自己責任ということ。クライアントのLINEがうまく機能しなければ、売上に直結する。その責任の重さに、何度も押しつぶされそうになった。
ある飲食店の案件で、設定ミスにより予約が2日間止まってしまったことがある。損害賠償にはならなかったが、信頼を取り戻すのに3ヶ月かかった。
ワンダフルワイフの良かった点・改善してほしい点
良かった点
1. 実践的なスキルが身についた
単なる操作方法だけでなく、ビジネスの本質を理解した上でLINEを構築する力がついた。これは他の講座では得られなかったと思う。
2. 仲間ができた
同期の受講生とは今でも情報交換している。案件を紹介し合ったり、技術的な相談をしたり。この横のつながりは予想外の財産だった。
3. 講師の質が高い
中村誠さんは本当に現場を知っている。教科書的な知識だけでなく、「こういう時はこうする」という実践的なアドバイスが多かった。
改善してほしい点
1. 案件獲得方法の講座が少ない
技術は身についても、それをどう売るかは別問題。営業やマーケティングの講座をもっと充実させてほしい。
2. 価格が高い
398,000円は正直、清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要だった。分割払いはあるが、それでも月6万円以上。
3. 課題の難易度が高すぎる時がある
特に後半の課題は、初心者には難しすぎる。もう少し段階的なレベル設定があってもいいと思う。
受講を検討している人へのアドバイス
向いている人
- 自分で考えて行動できる人
- 最低でも週20時間は学習時間を確保できる人
- 失敗を恐れずチャレンジできる人
- 長期的な視点で考えられる人
向いていない人
- すぐに結果を求める人
- 受け身の姿勢が強い人
- 技術だけ学べばいいと思っている人
- 安定した収入を求める人
特に強調したいのは、LINE構築は技術職ではなくコンサルタント業だということ。クライアントのビジネスを理解し、提案し、結果を出す。この覚悟がない人は、受講しても苦労するだけだ。
1年半経った今の本音
LINE構築代行として独立して1年。月収100万円を達成した今でも、会社員に戻りたいと思うことがある。
安定した給料、有給休暇、社会保険。これらを失った代わりに得たものは、自分の力で稼ぐ力と時間の自由。でもその自由は、責任という重い鎖でつながれている。
ワンダフルワイフで学んだことに後悔はない。むしろ感謝している。ただ、楽して稼げるなんて幻想は持たない方がいい。
LINE構築代行は、確かに需要が高く、高単価案件も存在する。でもそれを獲得し、維持するためには、相当な努力と覚悟が必要だ。
最後に:それでも挑戦する価値はあるか
この記事を読んで、「やめておこう」と思った人もいるかもしれない。それはそれで正しい選択だ。
でも、もし今の生活に本気で不満があり、自分の力で道を切り開きたいと思っているなら、挑戦する価値はある。ただし、楽な道ではないことだけは覚悟してほしい。
ワンダフルワイフは、その挑戦を支える良いツールだ。完璧ではないが、本気で取り組めば必ずスキルは身につく。そのスキルをどう活かすかは、結局あなた次第。
月収100万円は夢ではない。でもそれは、ゴールではなくスタートに過ぎない。その先に何を見つけるか。それが本当の勝負だと、今は思っている。


