「え、これで1,300円?」初めて届いた絵本を開いた瞬間、私は値段を疑いました。

フランスから届いたという豪華なしかけ絵本。書店で見たら確実に2,500円はするような装丁。それが送料込みで1,300円だなんて、どう考えても採算が合わないはずです。

3年前、長女が1歳になったばかりの頃。近所のママ友から「世界中の絵本が届くサービスがあるらしい」と聞いて、半信半疑で申し込んだWORLDLIBRARY Personal(ワールドライブラリーパーソナル)。

正直、最初は「どうせ質の悪い在庫処分品でも送ってくるんでしょ」と疑っていました。でも実際に使い始めて3年。今では次女の分も含めて2人分を契約している我が家のリアルな体験談をお伝えします。

WORLDLIBRARY Personalって実際どんなサービス?

WORLDLIBRARY Personalは、世界30カ国以上から厳選された絵本を日本語に翻訳し、毎月1冊ずつ自宅に届けてくれる定期購読サービスです。

対象年齢は1歳0ヶ月から7歳11ヶ月まで。子どもの月齢に合わせて、プロが選んだ絵本が届きます。しかも、ただの絵本じゃないんです。「つまむ」「ひっぱる」「とびだす」といったしかけ絵本も含まれていて、子どもの指先の発達も促してくれます。

料金は本当に月1,300円だけ?

はい、本当に月額1,300円(税・送料込)だけです。追加料金は一切ありません。

ただし、支払い方法はクレジットカードかデビットカードのみ。初回は申込時、2回目以降は毎月25日に自動課金されます。

実は私、最初「安すぎて怪しい」と思って利用規約を隅々まで読みました。でも本当に追加料金はなく、退会も自由。最低加入期間もありません(ただし3回未満で退会すると、3ヶ月間は再加入できません)。

3年使って分かった!本音のメリット・デメリット

【メリット】予想以上に良かったポイント

1. 絵本のクオリティが異常に高い

正直、1,300円でこのクオリティは反則レベル。イタリアの美術館のような装丁の絵本や、スウェーデンの北欧デザインが美しい絵本など、大人も見惚れる美しさです。

2. 自分では絶対選ばない絵本との出会い

ノルウェーの民話、メキシコの色彩豊かな絵本、韓国の現代的なデザイン絵本...。書店では手に取らないような絵本が届くのが新鮮でした。

3. しかけ絵本の充実度がすごい

長女が2歳の時に届いた「あおいよるのゆめ」という絵本は、指でスライドすると絵が変わるしかけ付き。娘は何度も何度も繰り返し遊んでいました。

【デメリット】正直困ったポイント

1. 配送日の指定ができない

毎月15日以降に配送されますが、具体的な日時指定はできません。旅行や帰省の予定がある月は、受け取りのタイミングが合わないことも。

2. 兄弟で同じ絵本が届く問題

我が家は長女と次女で2契約していますが、年齢差によっては同じ絵本が届きます。配本ラインナップは1種類のみなので、この点は要注意です。

3. 好みに合わない絵本も届く

世界の絵本だからこそ、文化の違いで「ん?」となる内容もありました。例えば、ある国の絵本は色使いが独特すぎて、子どもが怖がってしまったことも。

他社サービスとガチ比較してみた

WORLDLIBRARY Personalを使い始めてから、他のママ友に「他のサービスと比べてどう?」とよく聞かれます。そこで、実際に資料請求したり、友人の体験談を聞いたりして比較表を作ってみました。

項目 WORLDLIBRARY Personal 絵本クラブ こどもちゃれんじ
月額料金 1,300円
(送料込)
約2,500円
(送料別)
2,460円〜
(送料込)
冊数 1冊 2〜3冊 絵本1冊+教材
特徴 世界の絵本
しかけ絵本多数
国内定番絵本
ロングセラー中心
絵本+知育玩具
DVD付き
対象年齢 1〜7歳 0〜12歳 0〜6歳

比較してみると、WORLDLIBRARY Personalのコスパの良さが際立ちます。ただし、冊数重視なら絵本クラブ、知育玩具も欲しいならこどもちゃれんじという選択肢もアリですね。

世界の絵本で子どもの視野を広げたい方へ

WORLDLIBRARY Personal 公式サイトへ

実際に届いた絵本の具体例(写真付きで紹介したい...)

3年間で36冊の絵本が届きましたが、特に印象に残っている絵本をいくつか紹介します。

【1歳6ヶ月で届いた絵本】
「faces はじめてのえほん baby sees」(イギリス)
白黒のコントラストがはっきりした絵本。まだ視力が発達途中の赤ちゃんでも見やすく、長女は釘付けでした。

【2歳0ヶ月で届いた絵本】
「あおいよるのゆめ」(イタリア)
指でスライドすると絵が変わるしかけ絵本。寝る前の読み聞かせにぴったりで、今でも次女のお気に入りです。

【3歳0ヶ月で届いた絵本】
「それいけ、スーパーてんとうむし!」(フランス)
てんとうむしが主人公の冒険物語。フランスらしい洗練されたイラストで、大人が見ても楽しい絵本でした。

こんな人には向いていない(正直な意見)

3年使ってみて、WORLDLIBRARY Personalが向いていない人もいることに気づきました。

  • 日本の定番絵本を揃えたい人
    「ぐりとぐら」や「はらぺこあおむし」のような定番絵本は届きません。
  • たくさんの絵本を読ませたい人
    月1冊なので、物足りないと感じる可能性大。
  • 子どもの好みに合わせて選びたい人
    届く絵本は選べないので、好みに合わない可能性も。

申込み前に知っておきたい注意点

実際に利用してみて、事前に知っておけば良かったと思ったことをまとめます。

1. 配送は15日以降のランダム

毎月15日以降に配送されますが、具体的な日にちは分かりません。ポスト投函の場合が多いですが、大きい絵本は手渡しになることも。

2. すでに持っている絵本は変更可能

マイページから事前にチェックすれば、代替絵本または図書券1,000円分に変更できます。ただし、代替絵本は選べません。

3. 兄弟割引はない

2人目も同じ1,300円。割引がないのは正直痛いですが、それでも安いので我が家は2契約しています。

4. ギフトラッピングは不可

プレゼント用のラッピングサービスはありません。出産祝いなどには向かないかも。

退会は簡単?実際にやってみた

実は一度、家計が厳しくなった時期に退会を検討しました。その時の体験談です。

退会手続きはマイページから簡単にできます。電話不要、引き止めもなし。ただし、25日以降に退会すると翌月分まで配本されるので要注意。

結局、「月1,300円なら続けられる」と思い直して退会はしませんでしたが、いつでも辞められる安心感は大きいです。

よくある質問(実体験から回答)

Q. 本当に追加料金はかからない?
A. 本当にかかりません。3年間、毎月1,300円以外は1円も払っていません。

Q. 絵本の品質は大丈夫?
A. むしろ高品質すぎて驚きます。ただ、海外製なので稀に製本が少し雑な時も。

Q. 子どもが興味を示さなかったら?
A. 我が家も何冊かは「ハズレ」でした。でも、成長してから急に興味を持つことも多いです。

Q. 英語版は選べる?
A. 選べません。すべて日本語翻訳版です。

3年使った結論:続けて良かった理由

正直、月1,300円とはいえ、年間15,600円。決して安くはない出費です。

でも、長女が最近「この絵本、フランスから来たんだよね」と言ったり、世界地図を見ながら「ここの国の絵本持ってる!」と嬉しそうに話す姿を見ると、お金には代えられない価値があると感じます。

何より、親の私自身が知らなかった世界の文化や価値観に触れられるのが楽しい。子どもと一緒に、世界を旅している気分になれます。

ただし、万人におすすめできるサービスではありません。日本の定番絵本を揃えたい、たくさんの絵本を読ませたいという方には向いていないでしょう。

でも、「子どもに世界の多様性を感じてほしい」「親も知らない絵本と出会いたい」という方には、心からおすすめできるサービスです。

最低加入期間もないので、気になったら一度試してみる価値はあると思います。合わなければ辞めればいいだけですから。

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※価格・サービス内容は記事作成時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。