「また落ちた...」3回目の不合格通知を見た時、正直もう英検は諦めようかと思いました。外国人講師のレッスンを週2回、半年以上続けていたのに、なぜか2次試験の面接で毎回つまずいてしまう。でも、ワールドトークに変えてたった2ヶ月で、信じられないことが起きたんです。

なぜ外国人講師では突破できなかった壁があったのか

前のオンライン英会話では、ネイティブの先生が「Just speak naturally!」「Don't be nervous!」と励ましてくれました。でも、「naturally」って具体的にどうすればいいの?という疑問は解消されないまま。面接官の質問意図がわからない時の対処法や、日本人特有の発音の癖をどう直せばいいのか、英語で説明されても正直ピンと来なかったんです。

特に困ったのが、「社会問題について意見を述べる」タイプの質問。環境問題や教育制度について英語で議論する時、まず日本語でも整理できていない考えを、いきなり英語で話すなんて...

ワールドトークで見つけた「日本人講師」という選択肢

友人から「日本人の先生がいるオンライン英会話があるよ」と聞いた時は、正直半信半疑でした。「日本人の先生で英語力は大丈夫?」「発音はネイティブじゃないと意味ないのでは?」そんな不安もありました。

でも、無料体験レッスンを受けてみて、その考えは180度変わりました。担当してくれたKazu先生は、英検1級・TOEIC満点保持者。しかも、自身も英検で苦労した経験があるとのこと。

初回レッスンで気づいた決定的な違い

「面接で緊張するのは、実は日本語で考えた内容を英語に翻訳しようとするからなんです」

Kazu先生のこの一言で、今までの失敗の原因がすべて腑に落ちました。そして、具体的な対策として教えてもらったのが:

  • よく出る質問パターンごとの「型」を身につける
  • 日本人が陥りやすい文法ミスのパターンを理解する
  • 「えーと」「あのー」を言いそうになった時の対処法
  • 面接官が本当に評価しているポイント

これらすべてを、日本語で詳しく説明してもらえることの価値は計り知れません。

実際のレッスン内容:想像以上に実践的だった

ワールドトークでの英検対策は、単なる模擬面接の繰り返しではありませんでした。

1. 弱点の徹底分析

最初の数回は、過去の不合格の原因を一緒に分析。録音していた模擬面接の音声を聞きながら、「ここで詰まった理由は?」「この質問の意図は理解できていた?」と、まるでコーチングセッションのような時間でした。

2. カスタマイズされた対策プラン

私の場合、特に苦手だったのが「意見を述べた後の理由付け」。日本語でも論理的に話すのが苦手な私に、先生は「PREP法」という構成を教えてくれました:

  • Point(結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(結論の再確認)

この型に当てはめて練習することで、どんな質問が来ても慌てなくなりました。

3. 本番さながらの模擬練習

レッスンの後半では、必ず本番形式での練習。ただし、ここでも日本人講師ならではの工夫が。答えに詰まった時は、「一旦日本語で考えを整理してみましょう」と促してくれるんです。

そして驚いたのが、面接官の視点からのフィードバック。「今の回答だと、面接官はこう感じる可能性があります」「もう少し具体例を入れると説得力が増します」など、採点者目線でのアドバイスがもらえました。

料金体系:意外とリーズナブルだった理由

正直、日本人講師だと高いのでは?と心配していましたが、ワールドトークの料金システムは独特で、むしろ効率的でした。

プラン名 月額料金 付与ポイント レッスン回数目安
お手軽コース 3,300円 3,000pt 月1〜11回
基本コース 5,500円 5,000pt 月2〜19回
イチ押しコース 6,600円 6,500pt 月2〜25回
集中コース 11,000円 11,000pt 月4〜42回

講師によって必要ポイントが違うので、最初は戸惑いました。でも、これが意外とメリットに。英検直前は経験豊富な講師を選び、普段の練習は新人講師で回数を増やすなど、目的に応じて使い分けができるんです。

他社サービスとの比較:なぜワールドトークを選んだか

実は、ワールドトーク以外にも英検対策ができるオンライン英会話はいくつか検討しました。

サービス名 講師 英検対策 料金 特徴
ワールドトーク 日本人講師のみ 全級対応・専門講師多数 3,300円〜 日本語での質問OK、細かい解説可能
ベストティーチャー 外国人講師中心 英検対策コースあり 16,500円/月 ライティング添削込み、24時間対応
DMM英会話 多国籍講師 英検対策教材あり 6,480円〜 毎日レッスン可能、講師数が多い

DMM英会話も試したことがありますが、英検対策に関しては専門性の差は歴然でした。ベストティーチャーはライティングに強みがありますが、面接対策で日本語での相談ができないのがネックでした。

実際に感じたメリット・デメリット

メリット

1. 質問のハードルが圧倒的に低い
「なんで "a" じゃなくて "the" なの?」みたいな、外国人講師には聞きづらい基礎的な質問も気軽にできます。

2. 英検の採点基準を熟知している
多くの講師が英検1級保持者。実際の試験でどこが評価されるか、経験に基づいたアドバイスがもらえます。

3. モチベーション管理もしてくれる
「前回より流暢になってますね」「ここは日本人みんな苦手なところです」など、共感してもらえることで続けられました。

デメリット(というより注意点)

1. ネイティブの発音は学べない
発音矯正を重視する人には物足りないかも。ただ、英検では「ネイティブ並み」である必要はないので、私は問題に感じませんでした。

2. 人気講師は予約が取りづらい
特に英検直前期は、実績のある講師の予約がすぐ埋まります。早めの予約が必須です。

3. 講師によって必要ポイントが違う
最初は戸惑いましたが、慣れれば問題なし。むしろ予算に応じて調整できるメリットと捉えています。

2ヶ月で合格できた3つの理由

振り返ってみると、短期間で結果が出たのには明確な理由がありました。

1. 「なぜ間違えたか」を日本語で理解できた

例えば、「I think」を連発していた私に、「日本人は謙虚だから "I think" を使いすぎる傾向があります。時には "I believe" や "In my opinion" を使い分けましょう」というアドバイス。文化的背景まで含めた説明は、日本人講師ならではでした。

2. 勉強法そのものを見直せた

「単語帳を1日50個」みたいな根性論ではなく、「頻出トピック別に関連語彙をマインドマップで整理する」など、効率的な学習法を教えてもらえました。これは英検以外の英語学習にも活きています。

3. メンタル面のサポートが充実

「緊張で頭が真っ白になったらどうしよう」という不安に対して、「私も1回目は手が震えました」と共感してくれた上で、具体的な対処法を教えてくれました。同じ道を通ってきた先輩としてのアドバイスは、何より心強かったです。

こんな人にはワールドトークが向いている

  • 英検の勉強法がわからず、何から手をつければいいか迷っている人
  • 外国人講師のレッスンで伸び悩んでいる人
  • 文法や語彙の「なぜ?」を日本語で理解したい人
  • 面接試験に不安がある人
  • 短期間で結果を出したい人

逆に、「ネイティブスピーカーとの会話を楽しみたい」「海外の文化に触れたい」という人には、他のサービスの方が合っているかもしれません。

ワールドトークを最大限活用するコツ

実際に利用してわかった、効果的な使い方をシェアします。

1. 無料体験で相性の良い講師を見つける

910ポイント分の無料体験があるので、2〜3人の講師を試せます。プロフィールだけでなく、実際に話してみて「この人となら続けられる」と感じる講師を選ぶのが大切。

2. レッスン前に質問をまとめておく

25分はあっという間。事前に「今日聞きたいこと」をメモしておくと、効率的にレッスンが進められます。

3. 復習ノートを作る

レッスン後に送られてくるフィードバックは宝の山。私は「間違えやすいポイント集」を作って、試験直前に見返していました。

合格通知が来た時の気持ち

4回目の挑戦でついに「合格」の文字を見た時、涙が出ました。3回の不合格を経験した分、喜びもひとしお。でもそれ以上に嬉しかったのは、英語で自分の意見を話すことが怖くなくなったこと。

Kazu先生からは「合格おめでとうございます!でも、これがゴールじゃなくてスタートですよ」とメッセージが。確かに、英検合格は通過点。でも、この成功体験が自信になって、今は準1級に向けて勉強を続けています。

最後に:諦めかけている人へ

もし今、英検に何度も落ちて諦めかけている人がいたら、一度立ち止まって「なぜうまくいかないのか」を考えてみてください。私の場合、それは「日本語で理解できていないことを英語で話そうとしていた」ことでした。

外国人講師が悪いわけではありません。ただ、日本人特有の弱点を理解し、日本語で細かくサポートしてくれる環境があれば、もっと効率的に学べる人もいるはずです。

ワールドトークは、そんな人のための選択肢。完璧じゃなくてもいい、でも確実に前に進みたい。そんな思いに寄り添ってくれるサービスでした。あの時、思い切って切り替えて本当によかったと思っています。