夜中3時、赤ちゃんの泣き声で飛び起きた私が見た光景に言葉を失った...ヤマサキのベビーベッドが救った我が家の危機
深夜3時17分。激しい泣き声で目が覚めた私は、慌ててベッドから飛び起きた。しかし、隣で寝ているはずの生後4ヶ月の息子の姿がない。パニックになりかけた瞬間、ベッドの隙間に挟まりそうになっていた息子を発見。その時、友人から譲り受けた安価な海外製ベビーベッドの致命的な欠陥に気づいた。
翌日、私は必死でベビーベッドについて調べ始めた。そして出会ったのが、創業70年の歴史を持つヤマサキだった。正直、最初は「どこも同じでしょ?」と思っていた。しかし、実際に使い始めて2年が経った今、あの時の選択が我が家にとってどれほど重要だったか痛感している。
なぜヤマサキを選んだのか?3つの決定的な理由
ベビーベッド選びに失敗した私は、次は絶対に間違えたくなかった。育児雑誌を読み漁り、ママ友に聞き回り、展示会にも足を運んだ。その結果、ヤマサキを選んだ理由は以下の3つだった。
1. 日本製へのこだわりが半端じゃない
岡山県の自社工場で一台一台手作業で組み立てている。これは単なる「Made in Japan」アピールではない。実際に工場見学の動画を見たが、木材の選定から塗装、組み立てまで、職人たちの真剣な眼差しに圧倒された。特に印象的だったのは、角の処理。赤ちゃんが触れる可能性のある全ての角が、執拗なまでに丸く加工されていた。

2. PSC・SGマーク取得の安全基準
正直、最初はこれらのマークの意味すら知らなかった。しかし調べてみると、日本の厳格な安全基準をクリアしている証だということが分かった。特にSGマークは、製品の欠陥による人身事故に対して賠償措置が講じられる。つまり、メーカーが自社製品に絶対の自信を持っている証拠だ。
3. 業務用としても使われている耐久性
これは購入後に知って驚いたのだが、ヤマサキのベビーベッドは保育園や産院でも採用されている。考えてみれば当然だ。業務用は家庭用の何倍も酷使される。それに耐えられる設計と品質。これが決め手になった。
実際に使って分かった本音レビュー
購入したのは「ハイタイプベッド ツーオープン」。当時の価格は51,150円(税込)。正直、予算オーバーだった。でも使い始めて分かった。この価格には理由がある。
組み立ての簡単さに感動
説明書を見た瞬間、「え、これだけ?」と思った。イラストが大きく、手順も明確。不器用な私でも30分で完成。ネジ一本一本に番号シールが貼ってあり、間違えようがない。前に使っていた海外製は、説明書が英語と怪しい日本語の混在で、組み立てに3時間かかった上に、最後まで「これで合ってる?」という不安が残った。
ツーオープン機能の便利さは想像以上
前面と側面の2面が開く設計。最初は「そんなに必要?」と思っていたが、これが育児の負担を劇的に軽減してくれた。夜中の授乳時は側面から、日中のおむつ替えは前面から。腰への負担が全然違う。特に産後の体にはありがたかった。

収納力が予想外に役立った
ベッド下の収納スペースが広い。おむつ、着替え、ガーゼ、おもちゃ...赤ちゃん用品って想像以上に多い。全部ここに収まるから、部屋が散らからない。来客時も慌てて片付ける必要がなくなった。
気になった点も正直に言うと...
完璧な製品なんてない。使っていて気になった点も書いておく。
- 重量がある:安定性の裏返しだが、模様替えの時は大変。でもキャスター付きだから、日常の移動は問題ない。
- 価格が高め:5万円超えは正直痛い。でも2年使った今、むしろコスパは良いと感じる。
- 最初は木の匂い:開封直後は木工用ボンドの匂いがした。でも風通しの良い場所に1日置いたら気にならなくなった。
他社製品との徹底比較
ヤマサキを選ぶまでに、大手2社の製品も真剣に検討した。実際に店舗で触り、カタログを取り寄せ、使用者の口コミも調べた結果をまとめた。
| 項目 | ヤマサキ | アップリカ | コンビ |
|---|---|---|---|
| 生産国 | 日本(岡山県) | 中国 | 中国・ベトナム |
| 価格帯 | 4万〜8万円 | 2万〜6万円 | 2万〜5万円 |
| 耐久性 | 業務用レベル | 家庭用標準 | 家庭用標準 |
| 組立時間 | 約30分 | 約45分 | 約40分 |
| アフターサービス | 電話・メール対応 | 電話対応 | 電話・チャット |
アップリカとの比較
アップリカは知名度が高く、価格も手頃。デザインも洗練されている。実際、最後まで迷った。でも決定的な違いは製造場所と品質管理。アップリカの製品も悪くはないが、細部の作りを比べると差は歴然。例えば、引き出しのスムーズさ、塗装の均一性、ネジ穴の精度。些細なことだが、毎日使うものだからこそ、この差は大きい。
コンビとの比較
コンビは機能性重視。特に折りたたみ式は魅力的だった。でも、折りたたみ機構がある分、安定性に若干の不安を感じた。実際に店頭で揺らしてみたが、ヤマサキの方が明らかにガッチリしている。赤ちゃんが成長して活発になることを考えると、この安定性の差は無視できない。
2年使って分かった長期使用レポート
購入から2年。息子は2歳4ヶ月になった。ベビーベッドとしての役目はとっくに終えているが、実は今も現役で使っている。
サークルとして第二の人生
ヤマサキのベッドは、床板を外せばベビーサークルになる。これが本当に便利。料理中や掃除中、安全な遊び場として大活躍。市販のサークルを買う必要がなかった。
驚きの耐久性
2年間、毎日使っているのに、ガタつき一つない。塗装の剥がれもない。キャスターもスムーズに動く。息子が柵をガンガン叩いても、噛んでも、びくともしない。さすが業務用クオリティ。
次の子にも使える安心感
実は現在、第二子を妊娠中。迷わずこのベッドを使う予定。むしろ、2人目だからこそ品質の良さを実感している。上の子の時に安いベッドで失敗していたら、また買い直しになっていたはず。長い目で見れば、むしろ経済的だった。
購入を検討している人へのアドバイス
ここまで読んでくれた人は、きっとベビーベッド選びに真剣に悩んでいるはず。私からのアドバイスは以下の通り。
こんな人にはヤマサキがおすすめ
- 安全性を最優先に考える人
- 長期間使える品質を求める人
- 日本製にこだわりたい人
- 2人目、3人目も考えている人
- 腰痛持ちの人(ハイタイプは本当に楽)
逆にこんな人は他社でも良いかも
- とにかく安さ重視の人
- 短期間しか使わない予定の人
- 頻繁に引っ越しする人(重いので)
- 収納スペースが極端に狭い人

購入前に知っておきたい注意点
良いことばかり書いてきたが、購入前に知っておくべきこともある。
在庫状況について
人気商品は在庫切れになることがある。特に春先は出産ラッシュで品薄になりやすい。私も実際、第一希望のナチュラルカラーが在庫切れで、3週間待った。余裕を持って注文することをおすすめする。
配送について
大型商品なので、配送日時の調整が必要。エレベーターのない建物の場合、追加料金がかかることもある。事前に確認しておこう。
組み立てサービスについて
オプションで組み立てサービスもあるらしい。私は利用しなかったが、不安な人は検討してもいいかも。ただ、本当に組み立ては簡単だったので、個人的には不要だと思う。
ヤマサキの企業姿勢に感動したエピソード
実は購入後、ちょっとしたトラブルがあった。キャスターの一つが初期不良でスムーズに動かなかった。ダメ元で問い合わせたところ、翌日には代替品が届いた。しかも、交換方法を丁寧に説明した手紙付き。
さらに驚いたのは、1週間後にフォローの電話があったこと。「交換はうまくいきましたか?他に不具合はありませんか?」と。正直、ベビー用品でここまでのアフターフォローは初めて。これが70年続く理由なんだと実感した。
インスタグラムで見つけた活用アイデア
ヤマサキのベビーベッドを使っているママたちのインスタを見ていて、面白い活用法をたくさん発見した。
- 収納スペースの活用:100均のボックスを組み合わせて、完璧な収納システムを作っている人
- 装飾のアイデア:メリーやモビールの取り付け方が参考になる
- ベッド卒業後の使い方:おもちゃ収納やペットのベッドとして使っている人も
最後に:高い買い物だったけど後悔はない
正直に言うと、5万円超えのベビーベッドを買うときは手が震えた。「もっと安いのでもいいんじゃない?」という夫の言葉に揺らいだこともある。でも今振り返ると、最初にケチって失敗した経験があったからこそ、品質の違いが分かる。
毎晩、安心して眠る息子の寝顔を見るたび、あの時の決断は間違っていなかったと確信する。もし友人に「どのベビーベッドがいい?」と聞かれたら、迷わずヤマサキを勧める。それくらい、心から満足している。
ベビーベッドは赤ちゃんが一日の大半を過ごす場所。だからこそ、安全性と品質には妥協しないでほしい。私の失敗と成功の経験が、これからベビーベッドを選ぶ人の参考になれば嬉しい。
深夜3時の恐怖体験から始まった私のベビーベッド選び。結果的に、ヤマサキとの出会いは我が家にとって大きな幸運だった。これから生まれてくる第二子も、きっとこのベッドで健やかに育ってくれるはず。そう信じている。