寝室が狭い私が3万円の高級ナイトテーブルを買って後悔した理由と、ACEXで見つけた意外な解決策
深夜2時、スマホの充電器を探してベッドから転げ落ちた瞬間、私は3万円で買った高級ナイトテーブルを睨みつけていました。見た目は素敵なのに、なぜこんなに使いにくいのか...
6畳の寝室に置いた瞬間から感じていた違和感。それは半年後、ACEXのベッドサイドキャビネットに出会うまで続きました。正直、最初は「また同じ失敗をするのでは」と疑っていましたが、実際に使い始めて3ヶ月が経った今、寝室の風景が完全に変わりました。

なぜ高級家具で失敗したのか
イタリア製の美しいナイトテーブル。インテリア雑誌で見て一目惚れしました。でも実際に使ってみると...
- 引き出しが浅すぎて、充電器とイヤホンしか入らない
- 天板が狭く、目覚まし時計とスマホを置いたらもう限界
- 高さが微妙で、ベッドに寝ながら物を取るのが難しい
- 値段の割に収納力がなさすぎる
友人が泊まりに来た時、「これ、飾り?」と聞かれたのがトドメでした。実用性を犠牲にしたデザイン家具の典型だったんです。
ACEXとの出会いは偶然から
引っ越しを考え始めた頃、たまたまSNSで見かけたのがACEXのベッドサイドキャビネット。正直、「また騙されるかも」という不安が先に立ちました。でも、レビューを読んでいくうちに、私と同じような悩みを持っていた人たちの声が...
「収納力がすごい」「高さがちょうどいい」「組み立てが簡単」
特に気になったのは、「狭い部屋でも圧迫感がない」というコメント。これが決め手になりました。
実際に届いてみて
段ボールを開けた瞬間、まず驚いたのは部品の少なさ。前の高級家具は組み立てに3時間かかりましたが、ACEXはたった40分で完成。説明書も日本語でわかりやすく、工具も付属していました。

3ヶ月使って分かった本当の価値
毎晩寝る前、私はこのキャビネットの引き出しを開けます。上段には読みかけの本とKindle、中段には充電器類とイヤホン、下段には常備薬とハンドクリーム。すべてが手の届く場所に、でも見た目はスッキリ。
特に気に入っている機能
1. 天板の広さが絶妙
目覚まし時計、スマホ、飲み物、メガネ...日常的に必要なものがすべて置けます。しかも端にはちょっとした段差があって、物が落ちにくい設計。
2. 引き出しの深さ
前の家具と違い、深さがしっかりあるので収納力が段違い。特に中段は高さがあるので、分厚い本も立てて収納できます。
3. サイレントレール
夜中にそっと開けても音がしない。パートナーを起こす心配がありません。
他社製品との徹底比較
購入前に検討した他の2つの製品と比較してみました。
| 項目 | ACEX | 無印良品 | IKEA MALM |
|---|---|---|---|
| 価格 | ¥12,800 | ¥9,990 | ¥7,999 |
| 引き出し数 | 3段 | 2段 | 2段 |
| 天板サイズ | 45×35cm | 40×30cm | 48×38cm |
| 組立時間 | 約40分 | 約60分 | 約90分 |
| 静音性 | ◎ | ○ | △ |
無印良品との比較
シンプルさでは無印良品も魅力的でした。ただ、実物を見に行った時に感じたのは「収納力の差」。2段では私の持ち物が収まりきらないことが明らかでした。また、引き出しの深さも浅めで、本を立てて収納するのは難しそうでした。
IKEA MALMとの比較
価格の安さは魅力でしたが、レビューを見ると「組み立てが大変」「引き出しがガタつく」という声が多数。実際に店舗で触ってみると、確かに引き出しの動きが少し重く、音も気になりました。

意外な発見:収納以外のメリット
使い始めて1ヶ月後、思わぬ効果に気づきました。寝室が整理されたことで、睡眠の質が向上したんです。
以前は枕元に物が散乱していて、無意識にストレスを感じていたようです。今は必要なものがすべて引き出しに収まり、天板には最小限のものだけ。この「見た目のスッキリ感」が、リラックスできる空間を作っていたんですね。
朝のルーティンも変わった
目覚ましを止めて、メガネを取って、スマホをチェック。すべての動作がベッドから手を伸ばすだけで完結します。この「動線の良さ」が朝の準備時間を5分短縮してくれました。小さなことですが、毎日のことなので大きな違いです。
正直なデメリットも
完璧な家具なんてありません。ACEXのキャビネットにも改善してほしい点はあります。
1. カラーバリエーションが少ない
現在は3色展開ですが、もっと選択肢があればいいなと思います。特にグレー系の色があれば、モダンなインテリアにも合わせやすいのに。
2. 引き出しの仕切りがない
小物を整理するための仕切りは自分で用意する必要があります。100円ショップの仕切りケースで対応していますが、専用のオプションがあれば嬉しかったです。
3. 重量がある
しっかりした作りの分、移動は一人では大変です。模様替えを頻繁にする人には向かないかもしれません。
どんな人におすすめ?
3ヶ月使ってきて、このキャビネットが特に合う人が見えてきました。
- 寝室が6畳〜8畳で、収納スペースが限られている人
- ベッド周りに置く小物が多い人(本、薬、ガジェット類など)
- 見た目と実用性のバランスを重視する人
- 組み立て家具に苦手意識がない人
- 1万円台の予算で長く使える家具を探している人
逆に、以下の人には他の選択肢を検討することをおすすめします。
- 頻繁に模様替えをする人(重量があるため)
- とにかく安さ重視の人
- 引き出しよりオープン収納が好みの人
購入前に確認すべきポイント
失敗から学んだ私が、購入を検討している人に伝えたいことがあります。
1. ベッドとの高さを確認
キャビネットの高さは55cm。ベッドのマットレス上面との高さ差を事前に測っておくことをおすすめします。私の場合はちょうど手を伸ばしやすい高さでしたが、ベッドによっては合わない可能性も。
2. 設置スペースの採寸
幅45cm、奥行き35cmのスペースが必要です。ただし、引き出しを開けるスペースも考慮してください。壁際に置く場合は、引き出しが完全に引き出せるか確認を。
3. 搬入経路の確認
組み立て式ですが、箱はそれなりの大きさです。エレベーターなし、階段が狭い場合は事前に確認しておくと安心です。

メンテナンスと長期使用について
3ヶ月はまだ短いかもしれませんが、今のところ品質の劣化は全く感じません。
日常のお手入れ
表面は水拭きできる素材なので、掃除は簡単です。週に一度、固く絞った布で拭くだけ。引き出しの中も月に一度は整理がてら拭き掃除をしています。
引き出しの滑り
サイレントレールは今でもスムーズ。ただ、説明書によると半年に一度は可動部分に市販の潤滑スプレーを使うと良いそうです。
価格について正直な感想
12,800円という価格。正直、最初は「ちょっと高いかな」と思いました。でも、3万円の高級家具で失敗した私からすると、この価格でこの品質と機能性は驚異的です。
1日あたりで計算すると約35円(1年使用として)。毎日使うものでこの価格なら、十分に元は取れると感じています。何より、毎晩寝る時と毎朝起きる時の快適さは、お金には代えられない価値があります。
総評:生活の質を上げる家具
「たかがナイトテーブル」と思うかもしれません。でも、毎日使うものだからこそ、ちょっとした違いが大きな差になるんです。
ACEXのベッドサイドキャビネットは、派手さはありません。インスタ映えする華やかさもありません。でも、「使いやすさ」という本質的な価値がしっかりと詰まっています。
3万円の高級家具から乗り換えて本当に良かった。見た目だけでなく、実用性を重視した結果、寝室がより快適な空間になりました。
最後に
家具選びで一番大切なのは、「自分の生活スタイルに合っているか」だと思います。私の場合、読書好きで小物が多く、寝室でゆっくり過ごす時間を大切にしている。そんな私にとって、ACEXのキャビネットは理想的な選択でした。
もしあなたも同じような悩みを持っているなら、一度検討してみる価値はあると思います。高級家具で失敗した私が、心からそう感じています。