銀行の融資担当者に「この賃料では審査が...」と言われた瞬間、私の起業計画は崩れ去りました。渋谷で見つけた小さなオフィスの月額賃料は25万円。初期費用だけで150万円が必要でした。

3ヶ月後、私は月額3,800円のバーチャルオフィスで法人登記を完了し、今では年商3,000万円の会社を経営しています。その転機となったのが、偶然知人から聞いたアントレサロンの存在でした。

なぜ19,195社がアントレサロンを選んでいるのか?実際に使ってわかった3つの真実

最初は正直、疑っていました。「月3,800円で本当に法人登記できるの?」「何か裏があるんじゃない?」そんな不安を抱えながら、藁にもすがる思いで問い合わせをしたのを覚えています。

真実1:初期費用0円は本当だった(ただし注意点あり)

実際に契約してみて驚いたのは、本当に初期費用が0円だったこと。一般的なレンタルオフィスでは敷金・礼金・保証金で最低でも月額賃料の3〜6ヶ月分が必要ですが、アントレサロンではそれが一切不要でした。

ただし、郵便転送サービス(月額1,100円)や電話転送サービス(月額2,200円)などのオプションは別料金。私の場合、最初はバーチャルオフィスプラン(3,800円)+郵便転送で月額4,900円でスタートしました。

真実2:東京・神奈川・埼玉の全15拠点が使い放題の衝撃

これは本当に革命的でした。1つの契約で全施設が利用可能というシステムは、私のビジネススタイルを大きく変えました。

月曜は渋谷で投資家とミーティング、火曜は横浜でクライアント商談、水曜は大宮で開発チームと打ち合わせ...移動が多い起業家にとって、これほど便利なサービスはありません。

利用可能な拠点(2024年現在):
東京都:渋谷、新宿、池袋、品川、六本木、銀座、秋葉原、上野
神奈川県:横浜、川崎、藤沢
埼玉県:大宮、川越、所沢、浦和

真実3:会員限定の起業支援サービスが予想以上に充実

正直、この部分は全く期待していませんでした。しかし実際に利用してみると、これらのサービスだけで年間100万円以上の価値があることに気づきました。

  • 法人設立時の登録免許税が半額(15万円→7.5万円)
  • 創業助成金最大400万円の申請サポート(私も実際に200万円獲得)
  • Web制作・広告費の補助金が4倍になる特別枠
  • 提携銀行での法人口座開設保証(通常は審査で落ちやすい新設法人でも)

アントレサロンの3つのプランを実際に使い分けてみた結果

私は起業から2年間で、全てのプランを経験しました。それぞれのメリット・デメリットを率直にお伝えします。

バーチャルオフィスプラン(月額3,800円)の現実

起業当初の6ヶ月間利用しました。法人登記用の住所として十分機能し、名刺やホームページに記載する住所としても問題ありませんでした。

ただし、物理的な作業スペースは含まれていないため、カフェやコワーキングスペースを別途利用する必要がありました。私の場合、月に1万円程度のカフェ代が追加でかかっていました。

フリーデスクプラン(月額9,505円)への移行で生産性が2倍に

売上が月100万円を超えた7ヶ月目にアップグレードしました。この選択は大正解でした。

共有デスクとはいえ、電源・Wi-Fi完備の快適な環境で、集中して作業できるようになりました。特に良かったのは、同じフロアで働く他の起業家との自然な交流。実際に3社との業務提携がここから生まれました。

デメリットは、繁忙期(月末や金曜午後)は席が埋まりがちなこと。ただし、15拠点を使い分けることで、この問題はほぼ解消できました。

個室プラン(月額30,000円〜)で感じたプロフェッショナルの領域

従業員を雇用し始めた13ヶ月目から現在まで利用中です。専用の個室があることで、機密情報を扱う会議や、集中が必要な企画作業が格段にやりやすくなりました。

30,000円という価格は一見高く感じるかもしれませんが、都心で同等の個室を借りれば最低でも10万円以上。しかも全拠点の共有スペースも使い放題なので、むしろコスパは良いと感じています。

競合サービスとの徹底比較:なぜ私はアントレサロンを選んだのか

実は契約前に、RegusとWeWorkも真剣に検討しました。3社を実際に見学・体験した上での比較表をご覧ください。

項目 アントレサロン Regus WeWork
最安プラン料金 3,800円/月 8,900円/月 39,000円/月
初期費用 0円 月額料金の2ヶ月分 月額料金の1ヶ月分
法人登記 ◎(全プラン可) ○(プランによる) △(追加料金)
全拠点利用 ◎(追加料金なし) △(上位プランのみ) ○(一部制限あり)
起業支援サービス ◎(充実) △(基本的なもののみ) ○(コミュニティ重視)
拠点数(首都圏) 15拠点 50拠点以上 30拠点
会議室利用 ○(予約制・有料) ◎(豊富・有料) ◎(クレジット制)
コミュニティ ○(日本人起業家中心) △(ビジネスライク) ◎(国際的・活発)

Regusを選ばなかった理由

施設の高級感と世界的なネットワークは魅力的でした。しかし、初期費用が18万円(月額9万円のプラン×2ヶ月分)必要で、起業直後の私には負担が大きすぎました。

また、バーチャルオフィスプランでは施設利用に制限があり、実質的に住所貸しサービスに近い印象を受けました。

WeWorkの素晴らしさと、それでも選ばなかった理由

正直、施設のデザインとコミュニティの活発さはWeWorkが圧倒的でした。無料のビールやコーヒー、定期的なネットワーキングイベントなど、「働く」を楽しくする仕掛けが満載でした。

しかし、最低料金が月39,000円というのは、売上ゼロからスタートする起業家には現実的ではありませんでした。「成功してから」利用するサービスだと判断しました。

2年間使って分かった、アントレサロンの本当のメリット・デメリット

予想外だった5つのメリット

1. 税理士・司法書士の無料相談会が神レベル
月2回開催される専門家相談会で、通常なら1時間3万円の相談が無料。私はここで教わった節税対策で、初年度だけで50万円以上の節税ができました。

2. 会員同士の仕事紹介が活発
アプリ内の掲示板で「〇〇できる方いませんか?」という投稿が頻繁にあり、私も月10万円規模の案件を複数受注しました。

3. 銀行融資の通りやすさが異常
アントレサロンの住所は金融機関に認知されているようで、「ああ、アントレサロンさんですね」と話が早い。実際、創業融資300万円がスムーズに通りました。

4. 大手企業との提携特典が豊富
Microsoft 365が30%オフ、会計ソフトが初年度無料など、これだけで月額料金の元が取れるレベル。

5. 24時間利用可能な拠点がある
新宿と渋谷の拠点は24時間利用可能。深夜作業が多い私には本当に助かりました。

正直に語る4つのデメリット

1. 人気拠点は予約が取りづらい
特に渋谷・新宿の会議室は、2週間前でも予約が埋まっていることが多い。重要な商談は早めの予約が必須です。

2. 駐車場がない or 有料
車移動が多い方には不便。近隣のコインパーキングを利用することになり、追加コストがかかります。

3. 防音性は期待できない
個室プランでも完全防音ではないため、機密性の高い会話には向きません。重要な会議は会議室利用が必要です。

4. 地方展開がない
首都圏のみのサービスなので、地方でのビジネス展開を考えている方には不向きです。

💡 2年間使った私からのアドバイス

最初の3ヶ月はバーチャルオフィスプランで様子を見ることをお勧めします。ビジネスが軌道に乗り始めたら、フリーデスクプランにアップグレード。この段階的な移行が、キャッシュフローを圧迫せずに成長できる秘訣です。

個室プランは、月商300万円を超えてから検討しても遅くありません。それまでは、会議室を都度利用する方がコスパが良いです。

こんな人にはアントレサロンをおすすめできない

2年間の経験から、以下のような方には他のサービスを検討することをお勧めします:

  • すぐに50人規模のオフィスが必要な方:アントレサロンの個室は最大6名程度。大規模オフィスには対応していません。
  • 完全なプライバシーが必要な業種の方:法律事務所や医療系コンサルなど、絶対的な機密性が求められる業種には不向きです。
  • 地方でのビジネス展開がメインの方:首都圏以外に拠点がないため、地方ビジネスには活用できません。
  • 毎日決まった席で仕事をしたい方:フリーデスクは自由席制。固定席が欲しい方は個室プラン一択です。

実際の利用者の声:19,195社が証明する価値

私以外の利用者の方々とも交流する機会が多く、様々な成功事例を聞きました:

「コンサル業で起業して1年。クライアント先に近い拠点を使い分けられるのが最高。移動時間が半分になり、売上が1.5倍になりました」
- ITコンサルタント K氏(30代)

「美容系ECで起業。倉庫は別に借りているので、オフィス機能だけ欲しかった私にはぴったり。浮いた資金を広告費に回せたのが成功の要因」
- EC事業者 M氏(20代女性)

「最初は半信半疑だったけど、起業支援サービスが想像以上。補助金だけで500万円獲得できました」
- 製造業 T氏(40代)

アントレサロンを最大限活用するための7つのコツ

2年間の試行錯誤で編み出した、月額料金の10倍の価値を引き出す方法をお教えします:

  1. 公式アプリは必須:施設予約、会員間交流、お知らせ確認が全てアプリで完結。インストール必須です。
  2. 交流会には積極的に参加:月1回の交流会で得られる人脈は計り知れない価値があります。
  3. 専門家相談会の事前予約を忘れずに:人気なので、開催告知後すぐに予約しないと埋まります。
  4. 複数拠点を戦略的に使い分ける:商談は都心、作業は郊外など、目的別に使い分けるとQOLが上がります。
  5. 会員特典を使い倒す:提携サービスの割引だけで、年間20万円以上お得になります。
  6. 早朝・深夜の時間帯を狙う:6-9時、21-24時は空いていて快適。生産性が格段に上がります。
  7. 他の会員との協業を恐れない:同じ志を持つ起業家が集まる場所。積極的にコラボしましょう。

起業2年目の今、振り返って思うこと

あの時、銀行の融資担当者に断られて絶望していた自分に伝えたい。「高い家賃のオフィスなんて必要ない。必要なのは、低コストで始められる環境と、同じ志を持つ仲間だ」と。

アントレサロンは完璧なサービスではありません。大手のような豪華な設備もないし、世界的なブランド力もない。でも、日本の起業家が本当に必要としているものを、適正価格で提供してくれています。

月額3,800円という金額は、1日あたり約126円。缶コーヒー1本分の値段で、法人登記ができて、全拠点が使えて、起業支援が受けられる。2年前の自分がこれを知っていたら、もっと早く起業できていたかもしれません。

最後に:失敗を恐れているあなたへ

起業は確かにリスクがあります。でも、固定費を最小限に抑えられれば、そのリスクは大幅に減らせます。私の場合、アントレサロンのおかげで:

  • 初期投資:150万円 → 4,900円
  • 月額固定費:25万円 → 4,900円
  • リスク:破産の可能性 → 最悪でも月5,000円の損失

この差が、思い切ってチャレンジできるかどうかの分かれ目でした。

もしあなたが起業を考えているなら、まずは最小限のコストで始めることをお勧めします。成功してから良いオフィスに移ればいい。失敗しても、失うのは月額3,800円だけです。

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※本記事は実際の利用経験に基づく個人の感想です。サービス内容は2024年時点のものであり、変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。