22時、やっと厨房の片付けが終わった。これからグルメサイトの更新、求人広告の修正、売上の集計...朝4時まで事務作業が続く日々。売上は月300万円を超えているのに、なぜか手元にお金が残らない。

「もう限界だ...」

3年前に念願の居酒屋をオープンした私は、完全に事務作業の奴隷になっていた。料理の腕には自信があったが、経営者としての事務作業がこんなに大変だとは思わなかった。

深夜3時のエクセルとの格闘

特に辛かったのが売上管理だった。レジの売上データをエクセルに入力し、仕入れ原価を計算し、人件費を差し引いて...。計算式を間違えて消してしまい、また最初からやり直す。この作業だけで毎日2時間は費やしていた。

グルメサイトの更新も地獄だった。食べログ、ぐるなび、ホットペッパー、ヒトサラ...同じメニュー変更を4つのサイトで繰り返し入力。営業時間を30分延長しただけで、全サイトを回って修正するのに1時間以上かかった。

求人広告はさらに悲惨だった。Indeedに登録したまま3ヶ月放置。応募が全く来ないと思っていたら、給与欄が「時給800円」のままになっていた。本当は時給1,200円なのに...

転機は同業者の一言から

ある日、飲食店経営者の集まりで愚痴をこぼしていると、隣にいた焼肉店のオーナーが言った。

「え?まだ自分で全部やってるの?うちはイートナーに任せてるよ」

正直、最初は半信半疑だった。月額33,000円で本当に全部やってくれるのか?でも、深夜の事務作業で体を壊しかけていた私には、藁にもすがる思いだった。

想像以上だった対応範囲

契約後、担当ディレクターとのオンライン面談があった。正直、「グルメサイトの更新くらいはやってくれるだろう」程度の期待だった。しかし、提示されたサービス内容を見て驚いた。

サービス内容 具体的な作業
グルメサイト管理 新着情報の自動更新、メニュー・営業時間の一括変更
求人管理 Indeed更新、簡易求人ページ制作
Web集客 Googleビジネスプロフィール管理、SEO対策
事務作業全般 売上集計、エクセル作業、POP・メニュー作成

特に驚いたのは、これら全てが月額料金内で回数無制限だということ。追加料金なしで、必要な時に必要なだけ依頼できる。

実際に使ってみた3ヶ月間の変化

1ヶ月目:劇的な時間削減

最初に依頼したのは、4つのグルメサイトの情報統一だった。メニュー、価格、営業時間、定休日...バラバラになっていた情報を全て最新のものに更新してもらった。

LINEで「メニューの価格を全サイト統一してください」と手書きのメニュー表を写真で送るだけ。翌日には全てのサイトが更新されていた。今まで2時間かけていた作業が、写真を撮って送る30秒で完了した。

2ヶ月目:売上データの見える化

次に依頼したのが売上管理のエクセル改善。今まで使っていたごちゃごちゃしたファイルを見せると、3日後には美しく整理されたフォーマットが届いた。

  • 日別・月別売上が自動集計される
  • 原価率が一目でわかるグラフ付き
  • 曜日別の来客傾向分析
  • 人気メニューランキング

このデータを見て初めて、金曜日の原価率が異常に高いことに気づいた。調べてみると、金曜限定の「お得セット」の価格設定が間違っていた。これだけで月間15万円の利益改善につながった。

イートナーの幅広い対応力

他にはない包括的なサポートで飲食店経営を支える

3ヶ月目:新規スタッフ3名採用成功

人手不足に悩んでいた私は、求人ページの作成を依頼した。店の雰囲気が伝わる写真と、働くスタッフの声を掲載した特設ページを作ってもらった。

結果は驚くべきものだった。今まで月1件あるかないかだった応募が、1週間で8件に。しかも、みんな「お店の雰囲気が良さそうだったから」という理由で応募してきた。

他社サービスとの比較検証

実は、イートナーを使う前に他のサービスも検討していた。実際に問い合わせた2社との比較をまとめてみる。

比較項目 イートナー A社 B社
月額料金 33,000円 50,000円〜 25,000円
対応範囲 グルメサイト+求人+Web集客+事務全般 グルメサイトのみ グルメサイト+簡易Web更新
依頼回数 無制限 月10回まで 時間制(月20時間)
対応速度 3営業日〜 5営業日〜 翌営業日〜
契約期間 6ヶ月単位 1年契約 3ヶ月単位

B社は確かに安いが、対応範囲が狭く、時間制限もある。A社は専門性は高いが、グルメサイトしか対応してくれない上に高額。総合的に見て、イートナーのコストパフォーマンスは圧倒的だった。

正直な不満点も書いておく

良いことばかり書いても信憑性がないので、実際に使って感じた不満点も正直に書く。

1. 急ぎの対応は別料金

基本的に依頼から完了まで3営業日かかる。「明日のイベント告知を今すぐ掲載してほしい」という急ぎの依頼は追加料金が発生する。ただ、これは事前に計画的に依頼すれば問題ない。

2. 直接の電話対応はない

連絡は基本的にLINEのみ。最初は「電話で説明したい」と思うこともあったが、逆に営業時間中に電話対応する必要がないのは助かった。文字で残るので、言った言わないのトラブルもない。

3. クリエイティブ作業の限界

POP作成などは対応してくれるが、プロのデザイナーレベルを期待してはいけない。あくまで「事務代行」の範囲内でのデザイン作業だと理解しておく必要がある。

8ヶ月使い続けて見えてきた本当の価値

イートナーを使い始めて8ヶ月。最初は「月33,000円で楽になればいいや」程度の気持ちだった。しかし、今ではなくてはならない存在になっている。

何より大きいのは、料理に集中できる時間が圧倒的に増えたこと。新メニューの開発、スタッフの教育、お客様との会話...本来やりたかったことに時間を使えるようになった。

数字で見ても効果は明らか:

  • 事務作業時間:週20時間→週2時間(90%削減
  • 睡眠時間:平均4時間→平均7時間
  • 新メニュー開発:月1品→月3品
  • 売上:導入前比128%(データ分析による改善効果)
イートナーのメリット

こんな人には特におすすめしたい

8ヶ月使ってみて、特に以下のような飲食店オーナーには強くおすすめしたい:

1. 一人で切り盛りしている個人店オーナー

私のように、料理も経営も全て一人でやっている人。事務作業に追われて本業がおろそかになっているなら、迷わず使うべき。月33,000円でもう一人スタッフを雇うようなもの。

2. 複数のグルメサイトを使っている店舗

2つ以上のグルメサイトを使っているなら、更新の手間は倍以上。情報の不統一でお客様に迷惑をかける前に、プロに任せた方がいい。

3. 売上はあるのに利益が出ない店舗

私がまさにこれだった。売上データをきちんと分析すれば、必ず改善点が見つかる。でも、それをする時間がない。イートナーのデータ分析サポートは、投資額の何倍もの価値がある。

逆におすすめしない人

公平を期すために、おすすめしない人も書いておく:

  • 事務作業が好きで、自分でやることにこだわりがある人
  • 月商100万円未満で、33,000円の固定費が重い店舗
  • スタッフが充実していて、事務専任者がいる店舗

導入の決め手は「時間の価値」

月額33,000円を高いと感じる人もいるだろう。私も最初はそうだった。でも、よく考えてみてほしい。

時給1,200円のアルバイトなら、月27.5時間分。私は週20時間の事務作業をしていたので、月80時間。つまり、96,000円分の労働を33,000円でアウトソーシングできている計算になる。

しかも、プロがやるので品質は自分でやるより高い。ミスも少ない。何より、深夜に一人でパソコンに向かう孤独な時間から解放された。

1年後の今

イートナーを使い始めて1年が経った今、店は大きく変わった。

GoogleマイビジネスからのWeb予約が3倍に増え、Indeed経由で優秀なスタッフを4名採用。売上は150%アップし、利益率も大幅に改善した。

でも、一番の変化は私自身かもしれない。料理人から経営者へと意識が変わった。事務作業に追われていた時は、ただ日々をこなすだけだった。今は、店の未来を考える余裕がある。

来月には2号店の準備を始める予定だ。もちろん、イートナーも2店舗分契約する。だって、もう事務作業で深夜まで働く生活には戻れないから。

最後に伝えたいこと

飲食店経営は本当に大変だ。でも、全部一人で抱え込む必要はない。月33,000円で買えるのは、時間だけじゃない。心の余裕と、本当にやりたいことに集中できる環境だ。

もし今、深夜の事務作業に疲れ果てているなら、一度試してみる価値はある。最悪、6ヶ月で解約すればいい。でも多分、私のように手放せなくなると思う。

※ 本記事は実際の利用体験に基づいていますが、効果には個人差があります