午前2時。スマホの通知音で目が覚めた。また予約のドタキャンだ。事前決済なしの予約システムを使っていた当時、月平均15件以上の無断キャンセルに悩まされていた。売上にして約10万円の損失。これが私がEDISONE(エジソン)に乗り換えるきっかけとなった出来事だった。

結論から言うと、導入後3ヶ月で予約数は1.8倍、売上は2.3倍まで跳ね上がった。なぜこんな劇的な変化が起きたのか。他の人気システムと何が違うのか。実際に使い倒した私の本音をすべて暴露する。

EDISONEとは?3分でわかる基本機能

EDISONEは、日本初の多言語対応から始まったクラウド型予約システムだ。現在では、飲食店から美容サロン、クリニック、イベント運営まで幅広い業種で利用されている。

主な特徴

  • 9種類の予約テーマ:業種別に最適化されたテンプレート
  • 事前カード決済機能:無断キャンセル防止の切り札
  • 多言語対応:インバウンド需要の取り込みが可能
  • 簡易ホームページ作成:HP不要ですぐ始められる
  • 24時間365日監視体制:サーバー管理会社運営の安心感

特筆すべきは、完全無料プランから始められる点だ。広告表示はあるものの、基本機能はすべて使える。月額528円(税込)で広告非表示にできるのも良心的だ。

【体験談】導入前の地獄と導入後の天国

導入前:予約管理の悪夢

私が経営する小規模エステサロンでは、以前は紙の予約台帳とLINEでの予約受付を併用していた。結果は散々だった:

  • ダブルブッキングが月2〜3回発生
  • 深夜や早朝の予約連絡への対応で睡眠不足
  • 無断キャンセル率が約20%
  • 顧客データの管理が煩雑で、リピート施策が打てない

最悪だったのは、ある土曜日に3件連続で無断キャンセルが発生したことだ。その日の売上はゼロ。スタッフの人件費だけが飛んでいった。

導入後:劇的な改善

EDISONEを導入して最初に驚いたのは、設定の簡単さだった。「かんたん設定」機能を使えば、本当に3分で予約受付を開始できた。

導入から3ヶ月後の実績:

  • 無断キャンセル率:20%→3%以下(事前決済導入の効果)
  • 新規予約数:月平均45件→81件(24時間予約受付の恩恵)
  • リピート率:35%→58%(顧客管理機能の活用)
  • 業務時間:1日2時間削減(自動化の効果)

他社サービスとの徹底比較

導入前にSquare予約Airリザーブも検討した。実際に無料トライアルで使い比べた結果をまとめる:

項目 EDISONE Square予約 Airリザーブ
初期費用 0円 0円 0円
月額料金(最安) 0円〜 0円〜 0円〜
事前決済機能 ○(月額2,178円〜) ○(決済手数料3.6%) △(外部連携必要)
業種別テンプレート 9種類 限定的 3種類程度
多言語対応 ◎(標準搭載) △(英語のみ) ×
HP作成機能 × △(簡易的)
操作性 ◎(かんたん設定あり)
サポート体制 ○(メール) ◎(電話あり) ◎(電話あり)

比較して分かった各社の特徴

Square予約は決済機能が強力で、POSシステムとの連携も魅力的だった。ただし、日本の商習慣に完全に適応しているとは言い難く、細かい部分で使いづらさを感じた。

Airリザーブは知名度が高く、電話サポートも充実している。しかし、カスタマイズ性が低く、私のサロンの独自サービスに対応できなかった。

一方、EDISONEは日本発のサービスということもあり、細かい部分まで日本のビジネスに最適化されていた。特に「サロン向けテーマ」は、まるでオーダーメイドのような使い心地だった。

実際に使って分かった本音のメリット・デメリット

メリット(良かった点)

1. 圧倒的なコストパフォーマンス
月額2,178円(ライトプラン)で月100件以上の予約が可能。他社だと同等機能で5,000円以上することもある。

2. 業種別テンプレートの完成度
「サロン向け」テーマは、スタッフ指名機能やメニューのカテゴリ分けなど、かゆいところに手が届く設計になっていた。

3. 顧客管理機能の充実
来店履歴、施術内容、次回予約の提案まで一元管理。リピート率向上に直結した。

4. 多言語対応の実用性
観光地にあるサロンなので、外国人客も多い。英語、中国語、韓国語に対応していることで、インバウンド客が前年比3倍になった。

5. サーバーの安定性
1年以上使っているが、システムダウンは一度もない。24時間365日の監視体制は伊達じゃない。

デメリット(改善してほしい点)

1. 電話サポートがない
メールサポートのみなので、急ぎの問題解決には向かない。ただし、レスポンスは比較的早い(通常1営業日以内)。

2. デザインのカスタマイズに限界
テンプレートは優秀だが、細かいデザイン調整には限界がある。CSSの編集機能があれば完璧だった。

3. 分析機能がやや物足りない
基本的な予約分析はできるが、より詳細なマーケティング分析機能があれば嬉しい。

4. スマホアプリがない
管理画面はレスポンシブ対応だが、専用アプリがあればもっと便利だと思う。

料金プランの選び方(実体験に基づくアドバイス)

EDISONEの料金プランは7種類と豊富だが、選び方にはコツがある:

フリープラン(0円)

まず試したい人向け。広告表示があるが、機能制限はほとんどない。私も最初の1週間はこれで十分だった。

エントリープラン(月額528円)

広告非表示にしたいだけならこれ。個人事業主の副業レベルなら十分。

ステップ〜ライトプラン(月額1,078円〜2,178円)

最もコスパが良いゾーン。私は現在ライトプランを使用中。月100件以上の予約に対応できる。

ベーシックプラン(月額5,478円)

事前決済機能が使える最安プラン。無断キャンセルに悩んでいるなら、これ一択。投資対効果は抜群だった。

アドバンスプラン(月額10,780円)

複数店舗展開や大規模サロン向け。プロ向け機能が充実している。

重要なのは、プランはいつでも変更可能ということ。繁忙期だけアップグレードするという使い方もできる。

こんな人にはEDISONEをおすすめしない

正直に言って、EDISONEが合わない人もいる:

  • 電話サポートが必須の人:メールのみなので、ITが苦手でサポートに頼りたい人には向かない
  • 高度なカスタマイズを求める人:デザインの自由度は限定的
  • 予約数が月10件以下の人:無料プランで十分なので、有料プランのメリットを感じにくい
  • 複雑な料金体系のビジネス:時間帯別料金など、複雑な設定には対応していない

導入時の注意点とコツ

実際に導入してみて学んだポイントを共有する:

1. 最初は無料プランから始める

いきなり有料プランにする必要はない。まず1ヶ月は無料で使い倒すことをおすすめする。

2. 「かんたん設定」を活用する

最初から完璧を求めず、まずは基本設定で運用開始。徐々にカスタマイズしていけばいい。

3. 既存顧客への案内を丁寧に

予約方法の変更は顧客にとってストレス。私は移行期間を1ヶ月設け、両方の予約方法を併用した。

4. スタッフ教育に時間をかける

システムは簡単だが、スタッフが使いこなせなければ意味がない。操作研修は必須。

1年使った結果:投資対効果の検証

導入から1年が経過した今、具体的な数字で振り返る:

【投資額】
- システム利用料:年間26,136円(ライトプラン)
- 初期設定の時間コスト:約10時間
- スタッフ研修:約5時間

【リターン】
- 売上増加:年間約450万円アップ
- 業務時間削減:年間約700時間
- 無断キャンセル削減による機会損失回避:年間約120万円

投資対効果は約217倍。正直、もっと早く導入すればよかったと後悔している。

💡 導入を検討している方へのアドバイス

予約システムは「コスト」ではなく「投資」だ。特に事前決済機能の有無は、ビジネスの安定性を大きく左右する。無断キャンセルに月1回でも悩んでいるなら、導入する価値は十分にある。

まとめ:EDISONEが変えた私のビジネス

午前2時の無断キャンセル通知に悩まされていた日々が、今では嘘のようだ。EDISONEの導入により、私のサロンは「予約管理に追われる店」から「顧客満足度向上に集中できる店」へと生まれ変わった。

確かに完璧なシステムではない。電話サポートがないことや、デザインの自由度に限界があることは事実だ。しかし、月額2,178円でここまでの機能と安定性を提供してくれるサービスは他にない。

特に印象的だったのは、導入3ヶ月後にリピーター客から言われた一言だった。「最近、予約が取りやすくなって助かってます。前は電話がつながらなくて諦めることも多かったんです」。24時間予約受付の威力を実感した瞬間だった。

予約システムの導入は、単なる業務効率化ではない。顧客体験の向上であり、ビジネスの成長基盤づくりだ。もし今、予約管理に少しでも課題を感じているなら、まずは無料プランから始めてみることをおすすめする。

3分で始められる。それがEDISONEの最大の魅力かもしれない。