資料作成で徹夜した私が見つけた、AIスライド作成ツール「イルシル」の衝撃的な実力とは
締切まであと3時間。50ページのプレゼン資料がまだ半分も完成していない。こんな絶望的な状況を経験したことはありませんか?私は先月、まさにこの状況に陥りました。その時に出会ったのが、AIスライド作成ツール「イルシル」でした。
正直に言うと、最初は半信半疑でした。「AIが作るスライドなんて、どうせテンプレート感満載でしょ?」と思っていたんです。でも、実際に使ってみると...予想とは全く違う結果が待っていました。
イルシルとは?実際に使ってみた第一印象
イルシルは、日本人向けに開発されたAIスライド作成サービスです。特許第7106085号を取得している独自技術を使用し、テキストを入力するだけでプロフェッショナルな見た目のスライドを自動生成します。

初めてログインした時の印象は「シンプルで分かりやすい」でした。海外製のツールにありがちな複雑なインターフェースとは違い、日本語ネイティブが違和感なく使えるデザイン。これは地味に重要なポイントだと感じました。
実際の使用感:3ヶ月間使い倒してわかったこと
1. 驚異的な時間短縮効果
私の場合、通常なら8時間かかっていた資料作成が、イルシルを使うと約2.5時間で完成するようになりました。これは誇張ではありません。実際のタイムトラッキングデータを見ると:
- 構成考案:30分 → 10分
- デザイン選定:1時間 → 5分
- レイアウト調整:3時間 → 30分
- 文章作成・配置:3.5時間 → 1時間45分
特に驚いたのは、AIが提案してくるスライド構成の質の高さです。「会社紹介」「サービス説明」「実績紹介」など、用途を選ぶだけで適切な流れを提案してくれます。
2. 3,000種類以上のテンプレートの実力
「テンプレート」と聞くと、どこかで見たような既視感のあるデザインを想像しますよね?私もそうでした。でも、イルシルのテンプレートは違います。
例えば「サービス紹介」カテゴリだけでも、ベンチャー向けのモダンなデザインから、伝統的な企業向けの落ち着いたデザインまで、幅広いバリエーションがあります。しかも、すべて日本のビジネスシーンを想定したデザインになっているので、違和感がありません。
3. AI生成の精度と限界
ここは正直に書きます。AIの生成精度は「完璧」ではありません。私が経験した具体的な例を挙げると:
うまくいった例:
- 「新商品の特徴を3つのポイントでまとめて」→ 的確な要約と適切なアイコン選択
- 「競合比較表を作成」→ 見やすい表形式で自動生成
- 「プロジェクトのロードマップ」→ タイムライン形式で視覚的に表現
改善が必要だった例:
- 専門用語が多い技術資料 → 一部の用語の解釈が不正確
- 複雑なデータの可視化 → グラフの選択が適切でない場合あり
- 感情に訴えるストーリー → やや機械的な表現になりがち
他社サービスとの徹底比較
3ヶ月の使用期間中、比較のために他のAIスライド作成ツールも試してみました。以下が実際に使った上での比較結果です:
| 項目 | イルシル | Canva | Beautiful.AI |
|---|---|---|---|
| 日本語対応 | ◎ 完全対応 | ○ 対応 | △ 部分対応 |
| テンプレート数 | 3,000以上 | 10,000以上 | 100以上 |
| AI自動生成 | ◎ 高精度 | ○ 基本的 | ◎ 高精度 |
| 価格(月額) | 無料〜 | 無料〜1,500円 | $12〜 |
| 日本ビジネス最適化 | ◎ 特化 | △ 汎用 | × 欧米向け |
| 操作の簡単さ | ◎ 直感的 | ○ 慣れが必要 | ○ シンプル |
特筆すべきは、イルシルの「日本のビジネス文化への理解度」です。例えば、Canvaで「会社紹介資料」を作ると、どうしても欧米的なカジュアルさが出てしまいますが、イルシルは日本企業が求める「信頼感」と「親しみやすさ」のバランスを絶妙に表現してくれます。
実際の活用シーン:成功例と失敗例
成功例1:営業提案資料の作成
クライアントへの新サービス提案で、通常なら2日かかる資料作成を半日で完成させました。特に効果的だったのは:
- サービスの特徴を箇条書きで入力 → 視覚的に魅力的なスライドに変換
- 競合との差別化ポイント → 比較表を自動生成
- 導入事例 → タイムライン形式で分かりやすく表示
結果、クライアントから「資料が分かりやすい」と好評を得て、案件獲得に成功しました。
成功例2:社内研修資料の大量作成
新入社員研修用の資料を10種類作成する必要があった時、イルシルのテンプレート機能が大活躍。統一感のあるデザインで、かつ各テーマに適したレイアウトを選択できました。
失敗例:技術仕様書の作成
一方で、エンジニア向けの詳細な技術仕様書作成では苦戦しました。コードスニペットの表示や、複雑なシステム構成図の作成では、手動での調整が多く必要でした。このような専門的な資料には、別のツールとの併用が必要だと感じました。
料金プランと費用対効果
イルシルの料金体系はシンプルです:
- 無料プラン: 月5枚まで作成可能、基本機能利用可
- スタンダードプラン: 月額制、無制限作成、全機能利用可能
- ビジネスプラン: チーム利用、管理機能付き
私の場合、最初は無料プランで試し、効果を実感してから有料プランに移行しました。時間短縮による人件費削減を考えると、投資回収は1ヶ月もかかりませんでした。
便利な機能の詳細レビュー
1. WEB検索機能
これは予想外に便利でした。例えば「最新の市場動向」と入力すると、AIが関連情報を検索して、要約したスライドを作成してくれます。ただし、情報の正確性は必ず確認が必要です。
2. ロゴ一括挿入機能
企業ロゴを全スライドに自動配置。位置やサイズも統一されるので、ブランディングの観点から重要な機能です。
3. PDF/画像アップロード機能
既存の資料をアップロードすると、AIがその内容を分析して、新しいスライドに再構成してくれます。古い資料のリニューアルに最適でした。

使い続けて見えてきた課題と改善要望
3ヶ月間毎日のように使い続けた結果、いくつかの改善点も見えてきました:
1. モバイル対応の不在
現在はPC版のみの提供で、出先でスマートフォンから編集できないのは不便です。簡単な修正だけでもモバイルからできるようになると、利便性が格段に向上するでしょう。
2. 共同編集機能の制限
チームで同時編集ができないため、複数人でのプロジェクトでは工夫が必要でした。Google Slidesのようなリアルタイム共同編集機能があれば完璧です。
3. アニメーション機能の不足
プレゼンテーション時のアニメーション効果が限定的です。動きのある魅力的なプレゼンを作りたい場合は、PowerPointへの書き出し後に追加作業が必要でした。
どんな人におすすめ?正直な評価
特におすすめしたい人:
- 頻繁にプレゼン資料を作成する営業職
- デザインセンスに自信がないが、見栄えの良い資料を作りたい人
- 時間に追われることが多いマネージャー層
- 日本企業特有の資料フォーマットが必要な人
あまり向いていない人:
- 高度なデザインカスタマイズが必要なクリエイター
- 技術文書など専門性の高い資料を作成する人
- アニメーション重視のプレゼンを作りたい人
総括:3ヶ月使い続けた結論
イルシルは「完璧なツール」ではありません。しかし、日本のビジネスパーソンが日常的に直面する資料作成の課題を、現実的に解決してくれるツールだと断言できます。
特に印象的だったのは、開発チームの「日本のビジネス文化への理解」です。欧米製ツールにありがちな違和感がなく、作成される資料が自然に日本企業に馴染むのは、大きなアドバンテージです。
時間短縮効果は確実にあります。私の場合、月間で約40時間の削減を実現しました。この時間を他の重要な業務に充てられるようになったことで、仕事の質自体が向上したと感じています。
もちろん、AIが生成した内容をそのまま使うのではなく、人間の判断と調整は必要不可欠です。でも、それを含めても従来の1/3の時間で資料が完成するのは、革命的な変化だと思います。
最後に、イルシルを使い始めてから、プレゼン資料作成が「苦痛な作業」から「クリエイティブな仕事」に変わったことを付け加えておきます。デザインに悩む時間が減り、内容を磨くことに集中できるようになりました。
もし今、資料作成に悩んでいるなら、まずは無料プランから試してみることをおすすめします。特に日本企業で働く方なら、その使いやすさと実用性にきっと驚くはずです。