取引先との商談中、名刺を渡した瞬間に相手の表情が曇った。理由は単純だった。連絡先が090から始まる携帯番号だけだったから。

その日の夜、悔しさで眠れなかった。せっかく準備した提案内容も聞いてもらえず、「また今度」という社交辞令で終わってしまった商談。後から聞いた話では、「固定電話もない会社とは取引できない」という上司の一言で却下されたらしい。

起業して3ヶ月、売上ゼロの状態で固定電話なんて贅沢だと思っていた自分が甘かった。でも、オフィスを借りる余裕なんてない。そんな時に見つけたのが、京都バーチャルオフィスの月額1,320円という信じられない価格だった。

半信半疑で申し込んだ結果、人生が変わった

正直、最初は詐欺じゃないかと疑った。だって、他社は最低でも月3,000円以上。しかも電話番号は別料金で月額2,000円追加とか、郵便転送も1通300円とか、結局月1万円近くかかるところばかり。

京都バーチャルオフィス

それが京都バーチャルオフィスは電話番号込みで月1,320円。しかも書類の郵便転送は無料。「どこかに落とし穴があるはず」と思いながら申し込んだけど、6ヶ月使った今、本当に追加料金は一切かかっていない。

実際に使ってみて分かった、他社との圧倒的な違い

バーチャルオフィスを選ぶとき、5社くらい比較検討した。実際の料金体系を表にまとめると、その差は歴然だった。

サービス名 月額基本料金 電話番号 郵便転送 実質月額
京都バーチャルオフィス 1,320円 込み 無料 1,320円
レゾナンス(東京) 1,650円 +3,300円 1通275円 約6,000円
ナレッジソサエティ 4,950円 +1,980円 月4回まで無料 約7,000円

レゾナンスは確かに基本料金は安いけど、電話番号をつけると月5,000円超え。郵便物も月10通くらい来るから、転送料金だけで2,750円。合計すると毎月7,000円近くかかる計算になる。

ナレッジソサエティは一見良さそうだけど、月4回を超える郵便転送は有料。私の場合、ECサイトもやってるから月15通くらい郵便物が来る。超過分の転送料を考えると、結局高くつく。

075番号が使えることの意外な効果

最初はただ「固定電話番号があればいい」くらいに思ってたけど、075という京都の市外局番には予想以上の効果があった。

取引先から「京都に事務所があるんですね」と言われることが増えた。実際、住所も京都市下京区烏丸通仏光寺という一等地。Google Mapで調べると、周りは大手企業のオフィスビルばかり。正直、こんな場所に実際のオフィスを借りたら月30万円はくだらない。

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しかも、スマホアプリから075番号で発信できるのが地味に便利。お客様に電話するとき、090番号じゃなくて075番号が表示されるから、着信拒否される確率が激減した。これ、意外と大きい。

郵便転送無料の威力を実感した瞬間

先月、法人設立の手続きで大量の書類が届いた。税務署から5通、年金事務所から3通、銀行から2通、その他もろもろで合計15通。他社だったら転送料金だけで4,000円以上かかる計算。

でも京都バーチャルオフィスは書類の転送は完全無料。週2回まとめて転送してくれるから、重要書類を見逃す心配もない。ただし、宅急便や書留は取りに行く必要があるけど、月1回くらいだから全然苦じゃない。

面白いのは、郵便物の中身を写真で送ってくれるサービス。急ぎの書類かどうかすぐ分かるから、わざわざ開封しなくても優先順位がつけられる。こういう細かい配慮が本当に助かる。

スタッフ常駐の安心感は想像以上

実は以前、別の激安バーチャルオフィス(月500円)を使ってたことがある。でも、そこは完全無人運営で、書留が受け取れなくて大変な目に遭った。

役所からの重要書類が不在票になって、結局自分で郵便局まで取りに行く羽目に。しかも再配達の住所変更ができなくて、わざわざ東京まで取りに行った。交通費だけで5,000円。安物買いの銭失いとはこのことだ。

京都バーチャルオフィスは平日9時から18時までスタッフが常駐してるから、書留も代理で受け取ってくれる。先日なんて、急ぎの契約書が土曜日に届いたとき、特別に対応してくれた。こういう柔軟な対応は、人がいるからこそできること。

意外なデメリットも正直に話そう

6ヶ月使って感じたデメリットもある。まず、会議室がないこと。打ち合わせが必要なときは、近くのカフェかレンタルスペースを使うしかない。まあ、月1,320円だから仕方ないけど。

あと、住所が人気すぎて、同じビルに他の会社もたくさん登録してること。名刺交換したとき「あ、うちと同じビルですね」って言われたことが2回ある。ちょっと気まずい。

それから、京都以外の地域でビジネスしてる人には向かないかも。私は関西圏がメインだから問題ないけど、東京の会社と取引が多い人は、やっぱり03番号の方が有利だと思う。

審査の厳しさに最初は戸惑った

申し込むとき、思ったより審査が厳しくて驚いた。身分証明書はもちろん、事業内容の詳細説明、取引先の情報まで求められた。「たかが月1,320円のサービスなのに」と思ったけど、後から考えると、これが安心につながってる。

実際、怪しい業者は審査で落とされるらしい。同じ住所を使う他の会員の質が保たれてるのは、この厳しい審査のおかげ。アダルトサイトやギャンブル関連の業者と同じ住所なんて、絶対嫌だもんね。

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6ヶ月使った結果、月7,920円(1,320円×6ヶ月)で済んでる。他社なら同じ期間で4万円以上かかってたはず。浮いた3万円で、ホームページをリニューアルできた。

しかも、075番号のおかげで新規取引先が3社増えた。そのうち1社とは月30万円の継続案件が決まった。投資対効果で考えたら、もう計算するまでもない。

ただし、今のキャンペーン価格(通常7,150円→1,320円)は先着200名限定らしい。私が申し込んだときは残り50名くらいだったから、今はもっと少ないかも。

こんな人には向いてない

逆に、京都バーチャルオフィスが向いてない人もいる。

  • 頻繁に来客がある人(会議室がない)
  • 大量の荷物を受け取る人(宅急便は取りに行く必要がある)
  • 24時間電話対応が必要な人(営業時間外は留守電)
  • 東京でのブランディングを重視する人(京都の住所になる)

特に、実際に作業スペースが必要な人は、コワーキングスペース付きのバーチャルオフィスの方がいい。まあ、その分料金は5倍以上になるけど。

申し込み手順と注意点

実際に申し込むときの流れをメモしておく。意外と簡単だったけど、いくつか注意点もある。

まず、オンラインで申し込みフォームに入力。このとき、事業内容は具体的に書いた方がいい。私は最初「ウェブ制作」とだけ書いたら、詳細を求められた。「企業向けのECサイト構築と運用サポート」みたいに具体的に書き直したらスムーズに進んだ。

審査は3営業日くらい。その間に、追加で聞かれたのは「主な取引先」と「月間売上見込み」。正直に答えれば問題ない。

審査が通ったら、本人確認書類を郵送。これがちょっと面倒だったけど、セキュリティを考えれば仕方ない。契約書が届いたら、署名して返送。ここまで約1週間。

その後、ログイン情報が届いて、すぐに住所と電話番号が使えるようになった。スマホアプリの設定も、マニュアル通りにやれば10分で完了。意外とあっさりしてた。

6ヶ月使って分かった活用のコツ

せっかくなので、効果的な使い方も共有しておく。

1. 名刺は速攻で作り直す
075番号を手に入れたら、真っ先に名刺を新調。携帯番号だけの名刺とは、相手の反応が全然違う。

2. ホームページの表記も忘れずに変更
特定商取引法の表記も含めて、全部書き換える。SEO的にも、きちんとした住所と電話番号は重要。

3. Googleマイビジネスに登録
京都の住所でGoogleマイビジネスに登録したら、地域検索で上位表示されるようになった。これは予想外の効果。

4. 郵便物は週1でチェック
転送は週2回だけど、管理画面で内容は毎日確認できる。重要そうなものは写真で中身を確認してもらえる。

5. 電話はスマホアプリを活用
075番号で発信できるアプリは本当に便利。通話料も1分20円くらいで、普通の携帯とそんなに変わらない。しかも月1,000円分の無料通話付き。

将来的な不安と対策

正直、こんなに安くて大丈夫なのかという不安はある。実際、過去には突然サービス終了したバーチャルオフィスもあったらしい。

でも、京都バーチャルオフィスの場合、運営会社が自社ビルでやってるのが強み。賃貸じゃないから、家賃の値上げで撤退するリスクは低い。それに、もう10年以上運営してる実績もある。

万が一のことを考えて、法人登記は様子見してる。個人事業主の届出住所として使う分には、最悪引っ越せばいいだけだし。

結論:起業初期の強い味方

6ヶ月使った感想を一言でまとめると、「もっと早く使えばよかった」。

月1,320円で075番号と一等地の住所が手に入って、郵便転送も無料。デメリットもあるけど、この価格なら文句は言えない。というか、言う資格がない。

特に、起業したばかりで資金に余裕がない人には最適。私みたいに、携帯番号のせいで商談を逃した経験がある人なら、その価値はすぐ分かるはず。

ただ、先着200名のキャンペーンがいつ終わるか分からないのが心配。通常価格の7,150円になったら、さすがに他社と迷うレベル。でも今なら、迷う理由がない。

最後に、6ヶ月間のコストパフォーマンスを計算してみた。

  • バーチャルオフィス代:7,920円(1,320円×6ヶ月)
  • 追加料金:0円
  • 新規獲得した取引先:3社
  • 増加した月商:約50万円

投資対効果は、もう計算するまでもない。

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