銀行員として働いていた私の年収は800万円。世間的には悪くない数字だったが、M&A業界に転職して3ヶ月後、初めてのボーナスを見た時、手が震えた。額面で見た数字は、前職の年収の半分近くあったのだ。

しかし、この成功の裏には、想像以上に過酷な現実があった。今回は、M&A BEGINNERSを使って転職した私の体験を、包み隠さず共有したい。

なぜM&A業界を目指したのか

正直に言うと、最初は「年収2500万円以上」という文字に惹かれただけだった。しかし、実際に飛び込んでみると、金銭面以外にも魅力的な要素が多かった。

  • 企業の運命を左右する大型案件に携われる興奮
  • 経営者と対等に議論できる立場
  • グローバルな視点で仕事ができる環境

ただし、未経験からの転職は想像以上にハードルが高かった。

M&A BEGINNERSを選んだ決定的な理由

転職エージェントは星の数ほどある。私も最初は大手転職サイトに登録した。しかし、返ってくる求人は「経験者優遇」ばかり。そんな中、M&A BEGINNERSの「未経験特化」というコンセプトが目に留まった。

M&A BEGINNERS

実際に利用してみて驚いたのは、書類通過率60%という数字が誇張ではなかったことだ。一般的な転職サイトでは20社受けて1社通るかどうかだったが、M&A BEGINNERSでは10社中6社から面接の連絡が来た。

書類作成の違いが明確だった

特に印象的だったのは、履歴書と職務経歴書の添削だ。私の銀行員としての経験を、どうM&A業界で活かせるかを具体的に言語化してくれた。

「融資審査で培った財務分析能力は、デューデリジェンスの基礎となります」
「取引先企業の経営相談経験は、M&Aアドバイザリーで直接活かせます」

こうした「翻訳作業」が、書類通過率の高さに繋がっていたのだろう。

面接対策は平均5.2回—その実態

書類が通過しても、面接で落ちては意味がない。M&A BEGINNERSでは、実際の面接官経験者が模擬面接を担当してくれた。

私の場合、合計6回の模擬面接を受けた。最初の3回は散々だった。

  • 1回目:緊張で頭が真っ白に
  • 2回目:質問の意図を理解できず的外れな回答
  • 3回目:M&A用語の理解不足が露呈

しかし4回目から急激に改善した。面接官の視点を理解できるようになったからだ。

実際の面接で聞かれた質問

模擬面接で練習した質問の8割は、実際の面接でも聞かれた。特に以下の質問は必須だった:

  1. なぜ今の仕事を辞めてM&A業界を目指すのか
  2. M&Aで最も重要だと思うスキルは何か
  3. 直近のM&A案件で興味を持ったものとその理由
  4. 5年後のキャリアビジョン

他社サービスとの比較—正直な評価

公平性を保つため、私が検討した他のサービスとも比較してみよう。

項目 M&A BEGINNERS アンテロープ コトラ
未経験対応 ◎ 特化している ○ 可能 △ 経験者中心
書類通過率 60% 35% 25%
面接対策回数 平均5.2回 2-3回 1-2回
入社後サポート ◎ 現役コンサルが支援 ○ メール相談 △ 原則なし
求人の質 大手中心 幅広い 外資系多め

数字だけ見ればM&A BEGINNERSが優れているが、実は弱点もある。

M&A BEGINNERSの弱点

  1. 求人数自体は少ない—厳選されているが選択肢は限られる
  2. 地方の求人はほぼない—東京中心
  3. ベンチャーM&Aの案件は少ない—大手金融系が中心

これらの点を理解した上で選択することが重要だ。

入社後の現実—華やかさの裏側

転職に成功し、晴れてM&Aコンサルタントとなった。しかし、最初の3ヶ月は地獄だった。

M&A BEGINNERS公式
  • 平日の睡眠時間は4-5時間
  • 土日も資料作成で潰れる
  • 専門用語の嵐で会議についていけない

正直、何度も辞めようと思った。しかし、ここでM&A BEGINNERSの入社後サポートが活きた。

現役コンサルタントのメンタリング

月1回、現役のシニアコンサルタントとの面談があった。彼らも未経験から這い上がった経験者だったため、アドバイスが的確だった。

「最初の半年は誰もが通る道。1年後には笑い話になるよ」
「エクセルのショートカットから覚えろ。基礎が全て」
「プライドは捨てて、分からないことは素直に聞け」

このサポートがなければ、確実に挫折していただろう。

年収2500万円は本当に可能か

結論から言えば、可能だが簡単ではない。

私の年収推移を公開しよう:

  • 転職時:基本給1200万円
  • 半年後:ボーナス込みで1800万円
  • 1年後:2000万円
  • 2年目:2400万円
  • 3年目:2800万円(現在)

ただし、これは成果を出し続けた結果だ。同期の中には、1年で辞めた人もいる。

M&A BEGINNERSを使うべき人、使うべきでない人

使うべき人

  • 本気でM&A業界を目指している
  • 年収よりもキャリアチェンジを重視
  • 東京での勤務が可能
  • 最低でも2-3年は頑張る覚悟がある

使うべきでない人

  • 楽して高年収を得たいだけ
  • ワークライフバランスを最重視
  • 地方での転職を希望
  • すぐに結果を求める

まとめ—覚悟を決めた人にとっては最高のパートナー

M&A業界への転職は、人生を変える大きな決断だ。M&A BEGINNERSは、その険しい道のりを共に歩んでくれる頼もしいパートナーだった。

書類通過率60%、平均5.2回の面接対策、入社後のサポート。これらは単なる数字ではなく、未経験者がM&A業界で生き残るための武器だ。

ただし、サービスに頼りきってはいけない。最終的には自分の努力と覚悟が全てを決める。

もし本気でM&A業界を目指すなら、まずは無料相談から始めてみてはどうだろうか。少なくとも、自分の市場価値を知ることはできるはずだ。

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※本記事は実体験に基づく個人の感想です。転職の成否は個人差があります。