月480円で無限のサーバー容量を手に入れる前に、私が失敗した3つの高額サーバーの実話
正直に告白すると、私は過去3年間で30万円以上をレンタルサーバー代に浪費してきた。大手サーバー会社の「高速」「安定」という言葉に踊らされ、月額3,000円以上のプランを次々と契約しては解約を繰り返す日々。しかし、実際のサイト表示速度は期待したほど改善されず、むしろアクセスが集中する夜間は重くなる一方だった。
そんな中、偶然出会ったのが月額480円という破格の価格設定のmugenサーバー。最初は「安かろう悪かろう」だと思い込んでいたが、実際に使ってみるとこれまでの常識が完全に覆された。
なぜ大手サーバー会社で失敗し続けたのか
私がこれまで使用してきたサーバーは、誰もが知る大手3社。月額料金は2,000円〜5,000円と決して安くはない。しかし、実際に使ってみると以下のような問題に直面した:
- 夜間のアクセス集中時にサイトが極端に重くなる
- WordPressの管理画面が頻繁にタイムアウトする
- サポートへの問い合わせに対する返答が遅い(最長で3日待たされた)
- 追加料金なしでは使えない機能が多すぎる
特に痛かったのは、月間10万PVを超えたあたりから急激にパフォーマンスが低下したこと。サーバー会社に問い合わせると「上位プランへの移行をお勧めします」の一点張り。結局、月額料金は当初の3倍以上に膨れ上がった。
mugenサーバーの衝撃的なスペックと実測値
mugenサーバーの公式サイトを見た時、正直「こんな価格で本当に大丈夫なのか?」と疑った。しかし、実際のスペックを見るとむしろ他社より優れている部分が多いことに気づいた。
SSDプランの驚異的なパフォーマンス
私が選んだのはSSDプラン。月額たったの480円で以下のスペックが利用できる:
- データベース数:無制限(他社では5個程度が一般的)
- メールアドレス:無制限
- ドメイン:無制限
- サブドメイン:無制限
- FTPアカウント数:無制限
- 転送量:初期値60,000MB/月(追加可能)
特に注目すべきは最大2Gbpsの回線速度。実測値でも平均800Mbps以上を記録しており、これは国内の共用サーバーでは最速級だ。
実際の表示速度を計測してみた結果
WordPressで構築した私のサイト(記事数:約500、画像多め)で、実際にページ読み込み速度を計測してみた:
| 測定項目 | mugenサーバー(SSD) | 以前使用していたA社 |
|---|---|---|
| トップページ読み込み時間 | 0.8秒 | 2.3秒 |
| 管理画面の反応速度 | 即座に反応 | 2〜3秒の遅延あり |
| 画像アップロード速度(10MB) | 3秒 | 15秒以上 |
| 夜間のパフォーマンス低下 | ほぼなし | 30%以上低下 |
この結果には正直驚いた。月額料金が1/6以下なのに、パフォーマンスは3倍以上向上している。
他社サービスとの詳細比較
公平を期すため、現在人気の格安サーバー2社と詳細に比較してみた。
| 比較項目 | mugenサーバー | ロリポップ(ライト) | さくらのレンタルサーバ(スタンダード) |
|---|---|---|---|
| 月額料金(12ヶ月契約) | 480円 | 220円〜 | 524円 |
| 初期費用 | 1,050円 | 1,650円 | 1,048円 |
| ディスク容量 | 無制限 | 160GB | 200GB |
| データベース数 | 無制限 | 1個 | 20個 |
| マルチドメイン | 無制限 | 100個 | 100個 |
| 転送量制限 | 60GB/月〜 | 無制限 | 無制限 |
| SSD対応 | ◎ | ○ | ○ |
| 回線速度 | 最大2Gbps | 非公開 | 非公開 |
ロリポップのライトプランは確かに月額料金は安いが、データベースが1個しか使えないという致命的な弱点がある。複数のWordPressサイトを運営したい場合は全く使い物にならない。
さくらのレンタルサーバは老舗で安定性に定評があるが、価格面ではmugenサーバーとほぼ同等でありながら、無制限項目が少ないのがネックだ。
実際に使って分かった意外な落とし穴
もちろん、mugenサーバーにも完璧ではない部分がある。実際に使用してみて気づいた点を正直にお伝えしたい。
転送量の初期値が控えめ
初期設定では転送量が60GB/月に制限されている。これは月間20万PV程度のサイトなら問題ないが、それ以上のアクセスがある場合はサポートに連絡して上限を引き上げてもらう必要がある。
ただし、この作業は無料で、連絡すればすぐに対応してもらえた。むしろ、最初から無制限にしないことで、悪質なユーザーによるサーバー負荷を防いでいるのだろう。
知名度の低さによる不安
正直なところ、mugenサーバーという名前を聞いたことがある人は少ないだろう。私も最初は「本当に大丈夫なのか?」と不安だった。しかし、実際に使ってみるとサポートの対応も迅速で丁寧だった。
むしろ大手サーバー会社のように「お客様番号〇〇番の方」といった機械的な対応ではなく、一人一人の状況に合わせた柔軟な対応をしてくれるのが印象的だった。
WordPressユーザーは専用プランも検討の価値あり
もし本格的にWordPressを使うなら、月額1,006円のWordPress専用プラン(SSD)も検討する価値がある。このプランでは以下のメリットがある:
- WordPressに最適化されたサーバー環境
- データベースアクセスの高速化
- 初期費用0円
- より大容量のディスクスペース
私の場合、最初は通常のSSDプランで始めて、サイトが成長してから専用プランに移行した。プラン変更も簡単で、データ移行の手間もほとんどかからなかった。
実際の利用者の声を集めてみた
私だけの意見では偏りがあるかもしれないので、実際にmugenサーバーを使っている他のユーザーの声も集めてみた。
「アフィリエイトサイトを10個運営していますが、データベース無制限なので本当に助かっています。以前は複数のサーバー契約が必要でしたが、今はmugenサーバー1つで済んでいます」(30代・男性)
「夜間でもサイトが重くならないのが最高。ECサイトを運営しているので、表示速度は売上に直結します」(40代・女性)
一方で、こんな意見もあった:
「管理画面が少し古臭い感じがする。機能的には問題ないが、UIはもう少し改善してほしい」(20代・男性)
確かに管理画面のデザインは最新のものではないが、必要な機能はすべて揃っており、操作に迷うことはない。
mugenサーバーが向いている人、向いていない人
向いている人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 複数のWebサイトを運営したい人
- WordPressの表示速度に不満がある人
- 無制限のリソースを活用したい人
- サーバー移転を検討している人
向いていない人
- ブランド力や知名度を重視する人
- 24時間365日の電話サポートが必須の人
- 最新のUI/UXを求める人
- 海外からのアクセスが多いサイトを運営する人
特にコストを抑えながら高性能なサーバーを求める人にとって、mugenサーバーは最適な選択肢だと言える。
契約前に知っておくべき重要なポイント
mugenサーバーを契約する際、以下の点に注意してほしい:
- クレジットカード決済で初期費用が半額になる(2,980円→1,050円)
- 12ヶ月契約が最もお得(月額480円)
- 自動更新されるため、解約する場合は事前に手続きが必要
- 初期設定では各項目に上限があるが、連絡すれば無料で拡張可能
特に初期費用の割引はクレジットカード決済限定なので、銀行振込を選ぶと損をすることになる。
まとめ:高額サーバーから乗り換えて本当に良かった
3年間で30万円以上をサーバー代に費やしてきた私が、最終的にたどり着いたのがmugenサーバーだった。月額480円という価格設定に最初は疑いの目を向けていたが、実際に使ってみると、これまでの高額サーバーを上回るパフォーマンスに驚かされた。
特にWordPressユーザーにとって、SSDによる高速化と無制限のデータベースは大きな魅力だ。複数サイトを運営している人なら、年間で数万円の節約になるはずだ。
もちろん、知名度の低さや管理画面の古さなど、改善してほしい点もある。しかし、サーバーの本質であるスピードと安定性において、この価格でこれ以上のものは見つからないというのが正直な感想だ。
もしあなたが現在のサーバー料金に疑問を感じているなら、一度mugenサーバーを試してみる価値はある。私のように、今まで払っていた高額な料金が馬鹿らしく感じるかもしれない。