朝の9時、いつものようにNEC LAVIEを開いた瞬間、画面に映し出されたのは...なんと3年前の購入時とほぼ変わらない起動速度。これが私が本当に驚いた瞬間でした。

正直に告白します。購入当初は「国産PCなんて高いだけでは?」という偏見を持っていました。DellやHPの方が性能も価格も優れているだろうと。しかし、3年という時間が私の考えを180度変えたのです。

予想を裏切られた瞬間の連続

最初の衝撃は購入から半年後でした。友人のDell製ノートPCが突然のブルースクリーン。一方、私のLAVIE Direct NEXTREMEは...まるで新品のような動作を続けていました。

でも、ここで誤解しないでください。NEC LAVIEが完璧だと言っているわけではありません。むしろ、使い始めて気づいた意外な落とし穴もありました。

3つの予想外の発見

1. サポート体制の裏側

電話サポートの受付時間は9時から18時。これ、実は曲者でした。仕事終わりに問い合わせようとしても、既に終了。でも、ある日偶然知ったチャットサポートの存在が状況を一変させました。

実際のやり取り:
私:「キーボードのバックライトが急に消えてしまって...」
サポート:「それは大変ですね。まず、Fn+スペースキーを試していただけますか?」
私:「えっ、そんな簡単な...あ、点いた!」

5分で解決。マニュアルには小さく書かれていたそうですが、チャットの方が圧倒的に早いという現実。

2. 性能の真実

スペック表を見ると、同価格帯の海外製PCの方が数値は上。でも実際の使用感は...まったく別物でした。

項目 NEC LAVIE Dell Inspiron HP Pavilion
起動時間(3年後) 12秒 25秒 18秒
バッテリー劣化率 15% 35% 28%
キーボード耐久性
価格(同等スペック) 15万円 12万円 13万円

3. 隠れた機能の数々

購入から1年経って初めて気づいたのが、プリインストールされている「LAVIEアシスト」の存在価値。最初は邪魔だと思って無視していましたが...

ある日、プレゼン直前にHDMI出力が認識されないトラブルが発生。焦る私の前で、LAVIEアシストが「外部ディスプレイのトラブルシューティング」を提案。3クリックで解決し、プレゼンは無事成功。

他社製品との本音比較

友人たちの協力を得て、実際に3社の製品を並べて検証しました。その結果は...

Dell Inspironとの比較

価格は確かにDellの方が3万円ほど安い。でも、使い込むほどに差が出てきました。

Dellユーザーの友人の証言:
「最初の1年は最高だった。でも2年目から急激にバッテリーの持ちが悪くなって、今では2時間も持たない。あと、ファンの音がうるさくなってきた」

一方、私のLAVIEは3年経ってもバッテリーは5時間以上持続。静音性も購入時とほぼ変わらず

HP Pavilionとの比較

HPは確かにデザインが洗練されている。でも実用面では...

実際に両機種でAdobe Premiere Proを使った動画編集を実施:

  • 4K動画10分のレンダリング時間:LAVIE 8分32秒、HP 11分15秒
  • 作業中の本体温度:LAVIE 最高65℃、HP 最高78℃
  • ファンノイズ:LAVIEは控えめ、HPはジェット機のような音

購入前に知っておくべき重要ポイント

メリット:予想以上だった点

1. 長期的な安定性:3年使っても劣化を感じさせない品質
2. 日本語サポート:細かいニュアンスも伝わる安心感
3. 静音設計:図書館でも使える静かさ
4. キーボードの打ちやすさ:長時間作業でも疲れない

デメリット:正直な不満点

1. 初期投資の高さ:同スペックの海外製より2-3万円高い
2. 重量:最軽量モデルでも1kg前後
3. デザインの保守性:革新的なデザインは期待できない
4. グラフィック性能:ゲーミング用途には不向き

実際の使用シーン別評価

ビジネスシーン

会議室でのプレゼン、カフェでの作業、新幹線での移動中...どこでも安定して動作。特にバッテリーの持ちと静音性は大きなアドバンテージ

ただし、海外出張時のACアダプターの重さは少々気になりました。

クリエイティブ作業

Photoshopでの写真編集、Premiere Proでの動画編集も問題なくこなせます。ただし、After Effectsでの重い処理は少し時間がかかることも。

エンターテインメント

Netflix視聴、YouTube、軽いゲームは快適。でも最新の3Dゲームは...正直厳しいです。

NPU搭載モデルの衝撃

最近発表されたNPU搭載モデルは、AI処理が従来比3倍高速化。実際に店頭で試したところ、画像生成AIの処理速度に驚愕しました。

購入タイミングの見極め方

NEC Directでは定期的にキャンペーンを実施。私が購入したときは...

通常価格18万円のモデルが、メルマガ会員割引で15万円に。さらに、古いPCの下取りで2万円引き。実質13万円で購入できました

狙い目は:

  • 年度末(3月)
  • ボーナス時期(7月、12月)
  • 新モデル発表直後の型落ち品

3年使った総合評価

最初は「高い買い物をしてしまったか...」と後悔しかけました。でも、3年という時間が証明してくれました。

同時期に購入した友人のDell、HPと比較して、トータルコストパフォーマンスではLAVIEが優位。初期投資は高くても、長期的な安定性と品質を考えれば納得の選択でした。

特に印象的だったのは、3年間で一度も大きなトラブルがなかったこと。地味ですが、これが一番重要かもしれません。

まとめ:こんな人にはおすすめ、こんな人には向かない

おすすめできる人

  • 長期的に安定して使いたい人
  • 日本語サポートを重視する人
  • 静音性を求める人
  • ビジネス用途がメインの人

向かない人

  • 最新ゲームをプレイしたい人
  • とにかく安さを求める人
  • 超軽量モデルが必須の人
  • 最先端のデザインを求める人

結局のところ、PCは道具。その道具が3年間、ストレスなく使えたという事実。それが私の出した答えです。

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