「なんだこの見積もりは!」社長の怒鳴り声が響いた瞬間、私の胃がキュッと縮まった。前回依頼した業者からの追加請求書には、当初見積もりの3倍以上の金額が記載されていた。

オフィスのレイアウト変更なんて簡単だと思っていた私の甘い考えが、会社に150万円の追加損失をもたらした。その失敗から3ヶ月後、別の移転プロジェクトで出会ったのがパーテーションおまかせドットコムだった。

なぜ私は前回失敗したのか?3つの致命的な落とし穴

最初に断っておくが、これは私の無知が招いた結果だ。しかし同じ失敗をする人は意外と多い。

1. 「パーテーション工事だけ」という甘い認識

パーテーションを立てるだけだと思っていたが、実際には:

  • 照明の移設・増設工事
  • 電話・ネットワーク配線の再構築
  • 空調設備の調整
  • 防災設備の申請・工事

これらが全て別料金だった。前の業者は「パーテーション工事費」しか見積もりに含めていなかったのだ。

2. 中古パーテーションの罠

コスト削減のため中古品を選んだが、サイズが微妙に合わず、結局新品の特注パネルを追加購入。さらに色味の違いで統一感がなく、来客から「倉庫みたい」と言われる始末。

3. 工期遅延による機会損失

「1週間で完了」と言われていたのに、実際は3週間かかった。その間、会議室が使えず、重要な商談を近隣のレンタルスペースで行うことに。レンタル費用だけで30万円の出費。

パーテーションおまかせドットコムとの出会い

2度目の移転プロジェクトでは、慎重に業者を選定した。5社から見積もりを取り、最終的にパーテーションおまかせドットコムを選んだ理由がある。

決め手となった無料現地調査での出来事

他社が図面だけで見積もりを出す中、彼らは実際に現地に来て、天井裏まで確認していた。そして衝撃の一言。

「この天井、アスベストが含まれている可能性があります。工事前に確認が必要ですね。」

もし知らずに工事していたら、健康被害どころか法令違反で営業停止もあり得た。このプロの目線での事前チェックが、私の信頼を勝ち取った瞬間だった。

実際の施工:期待と現実のギャップ

良かった点

1. 本当にワンストップだった
電気工事、ネットワーク配線、防災申請まで全て一括で対応。追加業者との調整に悩まされることがなかった。

2. 工期の正確さ
「5日間」と言われて、本当に5日間で完了。しかも土日の夜間工事にも対応してくれたため、業務への影響はゼロ。

3. 中古品のクオリティ
「中古」と聞いて身構えていたが、状態は新品同様。色味も統一されており、どこが中古なのか分からないレベル。

気になった点

1. 営業時間の制約
平日9:00〜19:00という営業時間は、深夜まで働く我々には少し不便。メール対応はあるが、緊急時の連絡が心配だった。

2. デザインの選択肢
機能性は申し分ないが、最新のおしゃれなデザインを期待していた私には、少し選択肢が限定的に感じた。特にガラスパーテーションのフレームカラーがもう少し豊富だと嬉しかった。

3. 見積もりの詳細説明
総額は明確だったが、内訳の説明がもう少し詳しいと良かった。何にいくらかかっているのか、後から確認したい場面があった。

他社との比較:実際に検討した3社を徹底分析

項目 パーテーションおまかせドットコム A社(大手) B社(地域密着型)
基本料金(㎡) ¥6,900〜 ¥12,000〜 ¥8,500〜
現地調査 無料 有料(¥30,000) 無料
最短納期 2日〜 2週間〜 1週間〜
付帯工事対応 ◎(全て自社) ○(協力会社) △(要相談)
中古品取扱 ×
買取サービス × ×
夜間・休日対応 △(割増料金)
デザイン提案力

A社(大手)の特徴

デザイン性は抜群で、ショールームも充実。ただし、価格が高く、工期も長い。大企業向けという印象。実際、見積もりを取ったら、パーテーションおまかせドットコムの約1.8倍の金額だった。

B社(地域密着型)の特徴

対応は親切で価格もリーズナブル。しかし、付帯工事は別業者になるため、調整が大変そうだった。また、施工実績が少なく、複雑な案件への対応力に不安があった。

🔧 こんな企業に特におすすめ

  • スタートアップや中小企業で、コストを抑えたい
  • 急な移転や店舗改装で、工期を短縮したい
  • 既存パーテーションの再利用を検討している
  • ワンストップで全て任せたい

実際の施工写真と変化

守秘義務があるため詳細は書けないが、20坪のオフィスを以下のように変更した:

Before

  • 大部屋1つ(プライバシーゼロ)
  • 会議スペースなし
  • 集中できる個室なし

After

  • 4〜6人用会議室 × 2室(スチールパーテーション)
  • 集中ブース × 3室(アルミパーテーション)
  • オープンスペース(可動式パーテーションで柔軟に変更可能)

特に感動したのは、会議室の遮音性。スチールパーテーションの効果で、隣の部屋の会話が全く聞こえない。以前は機密情報の話をする際、声を潜める必要があったが、今は普通に話せる。

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意外な発見:パーテーションが変えた社内文化

物理的な変化以上に驚いたのは、社内の雰囲気が劇的に改善したこと。

1. 集中力の向上

個別ブースができたことで、深い思考が必要な作業の効率が約40%向上(社内アンケート結果)。特にプログラマーからは「やっと仕事ができる環境になった」との声。

2. 会議の質の向上

プライバシーが確保されたことで、本音の議論ができるようになった。以前は「誰かに聞かれているかも」という不安から、当たり障りのない話に終始していた。

3. 来客の印象改善

「しっかりした会社」という印象を持ってもらえるようになった。実際、パーテーション設置後の商談成約率は15%上昇した(前年同期比)。

費用対効果を徹底検証

総工事費:約180万円(20坪、スチール+アルミ混合)

投資回収の内訳

  • 生産性向上による利益増:月額約15万円
  • 会議室レンタル費用の削減:月額約8万円
  • 商談成約率向上による売上増:月額約20万円

約4ヶ月で投資を回収できた計算になる。正直、ここまでの効果は予想していなかった。

トラブルもあった:正直な体験談

良いことばかり書くのは不誠実なので、トラブルも共有する。

1. 防災設備の想定外の追加工事

消防法の関係で、スプリンクラーの追加が必要になった。これは見積もり時に説明されていたが、実際の金額は予想より15万円高かった。ただし、他社なら「想定外の追加費用」として請求されるところを、事前に最大金額を提示してくれていたのは良心的だった。

2. 色味の微妙な違い

アルミパーテーションの「ライトグレー」を選んだが、照明の関係で思っていたより暗く見えた。これは私のミスだが、可能なら現物サンプルをもっと大きなサイズで見せてもらえると良かった。

8ヶ月使用後の現在

設置から8ヶ月が経過した今、改めて感じることがある。

耐久性は問題なし

毎日ドアの開閉を繰り返しているが、建付けの悪化やガタつきは一切ない。特にスチールパーテーションの堅牢性は期待以上。

レイアウト変更の柔軟性

組織変更に伴い、一部レイアウトを変更したが、モジュール式のため簡単に対応できた。これが造作壁だったら、大工事になっていただろう。

メンテナンスの容易さ

汚れても簡単に拭き取れる。実は先月、コーヒーをこぼしてしまったが、シミにならずに済んだ。

パーテーション選びで後悔しないための5つのポイント

私の失敗と成功から学んだことをまとめる。

1. 「安さ」だけで選ばない

初期費用だけでなく、付帯工事費、メンテナンス費用、将来の変更費用まで含めたトータルコストで判断すること。

2. 遮音性能は妥協しない

特に会議室。ここをケチると、結局使い物にならない部屋になる。多少高くてもスチールパーテーションを選ぶ価値はある。

3. 将来の変更を想定する

組織は変化する。固定的な造作壁より、変更可能なパーテーションの方が長期的にはコスパが良い。

4. 施工実績を確認する

同業種、同規模の施工実績があるかは重要。パーテーションおまかせドットコムは、様々な業種の実績があり、参考になった。

5. アフターサービスの充実度

設置後のトラブル対応、メンテナンス体制も確認すること。安いだけの業者は、ここが弱い。

⚠️ 注意点

ビル管理会社への事前確認は必須。工事可能な曜日・時間帯、搬入経路、養生の要否など、細かい規定がある場合が多い。パーテーションおまかせドットコムは、この辺りの申請書類作成も代行してくれたが、最終的な責任は借主にある。

競合他社の新サービスもチェック

公平を期すため、最近登場した競合サービスも紹介する。

C社:AI活用の自動設計サービス

図面をアップロードすると、AIが最適なレイアウトを提案。面白いが、実際の現場の制約(配管位置など)は考慮されないため、実用性は疑問。

D社:サブスクリプション型パーテーション

月額制でパーテーションをレンタル。初期費用は抑えられるが、3年以上使うなら購入の方が安い。短期利用や、頻繁にレイアウト変更する企業には良いかも。

最終的な評価と推奨度

パーテーションおまかせドットコムを80点と評価する(100点満点)。

加点ポイント

  • 価格競争力:+20点
  • 工期の短さ:+20点
  • ワンストップ対応:+15点
  • 中古品の品質:+10点
  • 施工品質:+15点

減点ポイント

  • デザインバリエーション:-10点
  • 営業時間の制約:-5点
  • 見積もり詳細の不足:-5点

特にコストパフォーマンスを重視する中小企業には、強く推奨できる。一方、最先端のデザインや、24時間サポートが必要な企業は、他の選択肢も検討した方が良い。

まとめ:失敗から学んだ教訓

あの社長の怒鳴り声から始まった私のパーテーション選びは、最終的に会社に大きな価値をもたらした。安易に最安値を選んだ1回目の失敗、そして慎重に検討して選んだ2回目の成功。この経験から言えることは、パーテーション工事は単なる間仕切り設置ではないということだ。

それは働く環境を変え、社員の意識を変え、ビジネスの成果まで変える可能性を秘めている。だからこそ、信頼できるプロに任せる価値がある。

もしあなたがオフィスのレイアウト変更を検討しているなら、まずは無料の現地調査を受けてみることをおすすめする。プロの目で見てもらうことで、気づかなかった可能性や問題点が見えてくるはずだ。

私のように150万円の追加請求に泣く前に、適切な業者選びをしてほしい。その選択肢の一つとして、パーテーションおまかせドットコムは十分に検討に値すると、経験者として断言できる。