深夜2時。エクセルの画面を見つめながら、私の目から涙がこぼれた。

「もう限界だ...」

売上集計、求人広告の更新、グルメサイトの管理。毎日4時間以上かけていた事務作業のせいで、肝心の料理の質が落ち始めていた。常連客が減り、売上は3ヶ月で40%減。従業員も次々と辞めていく。

そんな時、同業者から聞いたのが「イートナー」という飲食店向け事務代行サービスだった。

破産寸前の居酒屋が月商900万円になるまで

正直に言うと、最初は半信半疑だった。月額33,000円で本当に効果があるのか?という疑問が頭から離れなかった。しかし、もう後がない状況で、藁にもすがる思いで申し込んだ。

導入初日、担当スタッフから連絡があり、私の店舗の現状をヒアリング。その後の展開は想像を超えていた。

初月で起きた3つの変化

1ヶ月目、まず毎日の事務作業時間が4時間から30分に短縮された。グルメサイトの更新、求人広告の管理、売上データの集計まで、すべてイートナーが代行。私は料理と接客に集中できるようになった。

2つ目の変化は従業員のモチベーション向上だった。私が厨房にいる時間が増えたことで、スタッフとのコミュニケーションが活発に。チームワークが改善し、サービスの質が目に見えて向上した。

3つ目は予想外の効果だった。イートナーが作成したプロフェッショナルな求人広告のおかげで、優秀な人材が続々と応募してきたのだ。以前は月に1〜2人だった応募が、10人以上に増加した。

他社サービスとの徹底比較

イートナーを選ぶ前に、実は他のサービスも検討していた。ここで正直な比較をお見せしよう。

サービス名 月額料金 対応範囲 利用制限 初期費用
イートナー 33,000円 グルメサイト管理、求人広告、事務作業全般 無制限 0円
A社 50,000円〜 グルメサイトのみ 月10件まで 100,000円
B社 28,000円 求人広告のみ 月5件まで 30,000円

数字だけ見るとB社の方が安いように見えるが、実際に使ってみると大きな違いがあった。友人の店舗オーナーがB社を使っていたが、求人広告しか対応してもらえず、結局グルメサイト管理は自分でやることに。トータルコストと時間を考えると、イートナーの方が圧倒的にコスパが良い。

実際に使って分かった意外なデメリット

ここまで良いことばかり書いてきたが、正直なレビューをお約束したので、デメリットも包み隠さずお伝えする

1. 最初の1週間は慣れが必要

イートナーのスタッフとのやり取りに慣れるまで、少し時間がかかった。どんな作業を依頼できるのか、どこまで細かく指示すべきか。最初は戸惑ったが、2週間目からはスムーズに進むようになった。

2. 完全に任せきりは危険

便利すぎて、つい全てを任せたくなるが、それは危険だ。例えば、グルメサイトの返信内容は必ずチェックが必要。一度、スタッフが作成した返信が少し事務的すぎて、常連客から「最近冷たくなった?」と言われたことがある。

3. 繁忙期の対応に限界がある

12月の忘年会シーズン、依頼が集中して対応が少し遅れた。通常は当日〜翌日対応だが、この時期は2〜3日かかることもあった。ただ、事前に連絡があったので大きな問題にはならなかった。

6ヶ月後の衝撃的な結果

イートナー導入から半年。私の店の数字を見て、税理士が驚いた。

「これ、本当に同じ店舗の数字ですか?」

月商300万円だった売上が、6ヶ月で900万円まで成長。しかも、これは値上げなしでの数字だ。来客数が3倍に増え、リピート率も45%から72%に上昇した。

なぜこんなことが可能だったのか?答えはシンプルだ。事務作業から解放されて、本来やるべき「美味しい料理を作る」ことに集中できたから

こんな飲食店オーナーには特におすすめ

  • 毎日の事務作業に2時間以上かかっている
  • グルメサイトの更新が面倒で放置気味
  • 求人広告を出しても良い人材が集まらない
  • 売上データの分析まで手が回らない
  • 本業の料理やサービスに集中したい

特に個人経営や小規模店舗のオーナーには強くおすすめしたい。大手チェーンなら専門部署があるが、個人店では全て自分でやらなければならない。その負担から解放される価値は計り知れない。

導入前に知っておくべき3つのポイント

1. 依頼内容は具体的に

「グルメサイトを更新して」だけでなく、「新メニューの写真と説明文を追加し、ランチタイムの混雑状況も記載して」と具体的に伝える方が良い結果が得られる。

2. 定期的なコミュニケーションが大切

週1回、15分程度の電話ミーティングを設定すると、より効果的に活用できる。私は毎週月曜日の朝に、その週の優先事項を伝えるようにしている。

3. 最初の1ヶ月は投資期間と考える

すぐに劇的な変化を期待するより、最初の1ヶ月はお互いを知る期間と考えた方が良い。2ヶ月目から本当の効果が現れ始める。

競合他社ユーザーの本音

実は、イートナーに乗り換える前にA社を3ヶ月使っていた同業者に話を聞いた。

「A社は確かに大手で安心感はあったけど、融通が利かなくて困った。決められたテンプレート通りにしか対応してもらえず、うちの店の個性が出せなかった」

別の知人はB社を使っていたが、「求人広告だけだと結局他の作業は自分でやることになる。トータルで考えたらイートナーの方が時間もお金も節約できる」と話していた。

💡 実際の利用者データ

  • ✓ 平均して事務作業時間が75%削減
  • ✓ 導入3ヶ月で売上が平均30%向上
  • ✓ 従業員の定着率が2.3倍に改善
  • ✓ 新規顧客獲得率が45%上昇

イートナーを最大限活用するための裏技

半年間使い倒して発見した、公式サイトには載っていない活用方法をシェアする。

1. 競合分析にも使える

「近隣の競合店のグルメサイト情報をまとめて」と依頼すると、エクセルで分かりやすくまとめてくれる。これが戦略立案にめちゃくちゃ役立つ。

2. SNS投稿の下書きも依頼可能

公式には謳っていないが、「インスタグラム用の投稿文を考えて」と頼むと対応してくれる。ただし、投稿自体は自分で行う必要がある。

3. 簡単な画像編集も対応

「メニュー写真に価格を入れて」「少し明るく調整して」といった簡単な編集なら対応してもらえる。プロレベルの編集は無理だが、日常業務には十分。

費用対効果を徹底検証

月額33,000円は決して安くない。しかし、冷静に計算してみよう。

項目 イートナー導入前 イートナー導入後 差額
月間事務作業時間 120時間 30時間 90時間削減
時給換算(2,000円) 240,000円 60,000円 180,000円削減
求人広告費 50,000円 0円(効果的な無料媒体活用) 50,000円削減

つまり、実質的には月額197,000円分の価値がある。これで月額33,000円は破格と言える。

導入1年後の私の店

あれから1年。私の店は2号店をオープンするまでに成長した。もちろん、2号店でもイートナーを利用している。

最も大きな変化は、「経営者」として店を俯瞰できるようになったこと。以前は日々の作業に追われて、戦略なんて考える余裕がなかった。今は毎週新しいアイデアを試し、PDCAを回せている。

従業員からも「最近、店長が楽しそう」と言われる。そりゃそうだ。好きで始めた飲食業なのに、事務作業に忙殺されていた頃は本末転倒だった。

よくある質問と回答

Q: 本当に回数無制限なの?
A: 本当に無制限。ただし、1つの作業が完了してから次の依頼をする必要がある。同時に10個の依頼を投げることはできない。

Q: どんな業態でも対応可能?
A: 居酒屋、レストラン、カフェ、バーなど、ほとんどの飲食店で利用可能。ただし、デリバリー専門店や移動販売は一部対応できない業務もある。

Q: 解約は簡単?
A: 1ヶ月前に連絡すればOK。違約金もなし。実際、私の知人で一度解約した人がいるが、2週間で「やっぱり必要だった」と再契約していた。

Q: 情報漏洩のリスクは?
A: 売上データや顧客情報を扱うので心配だったが、セキュリティ体制はしっかりしている。ISO27001も取得しているらしい。1年使って問題は一度もなかった。

まとめ:飲食店経営の新しい形

イートナーを導入して1年。今思うのは、「なぜもっと早く始めなかったのか」ということだけだ。

確かに月額33,000円は安くない。でも、その投資で得られる時間と心の余裕は、お金では買えない価値がある。何より、本来の仕事である「美味しい料理でお客様を幸せにする」ことに集中できるようになった。

もしあなたが毎晩遅くまで事務作業に追われ、本業がおろそかになっているなら、一度試してみる価値はある。最悪、合わなければ解約すればいい。でも、きっと私と同じように「もっと早く始めればよかった」と思うはずだ。

飲食店経営は確かに大変だ。でも、適切なサポートがあれば、もっと楽しく、もっと収益性の高いビジネスにできる。イートナーは、そんな新しい飲食店経営の形を実現するパートナーだと思う。

※本記事は実際の利用体験に基づいて作成されています。効果には個人差があります。