朝5時。また吐き気で目が覚めた。

会社のことを考えるだけで胃が痛くなり、手が震える。でも今日も出社しなければならない。この地獄のような日々が、たった1本の電話で終わるなんて、あの時の私には想像もできなかった。

退職代行ガーディアンを使って3ヶ月。今では朝の目覚めが楽しみになり、新しい仕事で毎日充実している。でも正直に言うと、最初は退職代行なんて「逃げ」だと思っていた

退職を決意するまでの苦悩|限界だった3つのサイン

入社して2年目の春、私の体に異変が起き始めた。

1. 身体が発する危険信号

最初は「ちょっと疲れているだけ」と思っていた。でも症状は日に日に悪化していった:

  • 朝起きると必ず吐き気がする
  • 会社の最寄り駅で降りると動悸が激しくなる
  • 上司の声を聞くだけで冷や汗が出る
  • 日曜日の夜は眠れない

病院で検査しても「異常なし」。でも心は確実に壊れかけていた

2. 仕事のパフォーマンス低下

かつては営業成績トップクラスだった私が、簡単なタスクすらこなせなくなっていた。集中力は続かず、ミスを連発。そのたびに上司から「やる気がない」「根性が足りない」と罵倒される。

悪循環だった。ミスをする→怒られる→萎縮する→またミスをする。この繰り返しで、自分の存在価値すら分からなくなっていた

3. 人間関係の崩壊

最も辛かったのは、同僚たちの態度の変化だった。

「また休むの?」「みんな頑張ってるのに」「甘えじゃない?」

理解してくれると思っていた先輩からも冷たい視線。昼休みは一人でトイレの個室で過ごすようになった。

退職代行サービスとの出会い|最初は疑いしかなかった

ある夜、布団の中でスマホを見ていた時、「退職代行」という言葉を初めて知った。

「は?お金払って退職を代わりにやってもらうって...」

最初の印象は最悪だった。社会人として恥ずかしくないのか、自分で言えないなんて情けない、そんな考えが頭をよぎった。

調べれば調べるほど増える不安

それでも、藁にもすがる思いで情報を集め始めた。すると、想像以上に多くのサービスがあることに驚いた:

  • 料金は2万円〜10万円とバラバラ
  • 「100%成功」「失敗したら全額返金」などの謳い文句
  • 弁護士系、労働組合系、民間企業系など種類も様々

正直、どれも怪しく見えた。本当に退職できるのか、会社から訴えられないか、転職に影響しないか...不安は尽きなかった。

3つのサービスを徹底比較した結果

1週間かけて、評判の良さそうな3つのサービスを比較検討した。実際に無料相談も利用して、対応の違いを肌で感じた。

項目 退職代行ガーディアン A社(弁護士系) B社(民間企業系)
運営主体 東京労働経済組合 弁護士法人 株式会社
料金 29,800円(追加料金なし) 55,000円〜(交渉内容により追加) 27,000円(オプション別料金)
対応時間 365日対応 平日9-18時 24時間(LINEのみ)
会社との交渉 ◎(労組の団体交渉権) ◎(弁護士交渉) △(伝達のみ)
有給消化交渉 ◎(別料金) ×
退職金交渉 ◎(別料金) ×
無料相談の印象 親身で具体的 事務的 営業感が強い

なぜ退職代行ガーディアンを選んだのか|決め手となった3つの理由

1. 労働組合が運営している安心感

正直、最初は「労働組合」と聞いてもピンとこなかった。でも調べてみると、これが最大の強みだった

民間企業の退職代行は、法律上「退職の意思を伝える」ことしかできない。つまり、会社が「本人と話したい」と言えば、結局自分が対応しなければならない可能性がある。

一方、労働組合には団体交渉権という法的な権利がある。会社は労組との交渉を拒否できない。これは本当に心強かった。

2. 料金体系の明確さ

29,800円。この金額に全てが含まれている。

他社では「基本料金」は安くても、有給消化の交渉や退職金の請求には追加料金がかかることが多かった。精神的に追い詰められている時に、「これはオプションです」なんて言われたら...と想像するだけで嫌になった。

ガーディアンは追加料金一切なし。この透明性が信頼につながった。

3. 相談時の対応の温かさ

これは完全に主観的な話だが、無料相談の時の対応が決定的だった。

他社:「では退職の意思は固まっているんですね?料金は...」

ガーディアン:「今、本当に辛い状況なんですね。まず、よくご相談くださいました」

この一言で涙が出た。ビジネスではなく、一人の人間として接してくれた

実際の退職までの流れ|想像以上にスムーズだった48時間

Day 1:相談から正式依頼まで(所要時間:約2時間)

13:00 - 昼休みに公式LINEから相談開始

トイレの個室から震える手でメッセージを送った。5分後には返信が来た。

13:30 - 電話相談(約30分)

現状を話すと、「それは本当に大変でしたね」と共感してくれた。退職の流れ、必要な情報、今後の対応について丁寧に説明を受けた。

14:30 - 正式に依頼を決意

必要事項を記入し、料金を支払った。クレジットカードが使えたのも助かった。

15:00 - 担当者から連絡

「明日の朝一番に会社に連絡します。もう出社しなくて大丈夫ですよ」

この言葉を聞いた瞬間、3ヶ月ぶりに深呼吸ができた気がした。

Day 2:会社への連絡と交渉(所要時間:終日)

9:00 - ガーディアンから会社へ第一報

私は家で待機。正直、会社から電話が来るんじゃないかと怯えていた。

11:00 - 経過報告の連絡

「会社側も状況を理解し、手続きを進めることで合意しました」

えっ、もう?あっけないくらいスムーズだった。

15:00 - 詳細な交渉結果の報告

  • 即日退職が認められた
  • 有給休暇23日分を全て消化できることに
  • 退職金も規定通り支給される
  • 私物は着払いで送ってもらえる
  • 離職票などの書類は2週間以内に郵送

特に有給を全て消化できたのは大きかった。精神的にも経済的にも、次のステップへの準備期間ができた。

その後のフォロー体制

退職が決まった後も、ガーディアンのサポートは続いた:

  • 離職票が届かない時の催促対応
  • 源泉徴収票の請求サポート
  • 会社から連絡が来た時の対処法アドバイス

結局、会社から私に直接連絡が来ることは一度もなかった。

退職代行の流れ

退職代行を使って良かった点|予想外のメリット

1. 精神的な負担が劇的に軽減

「明日も会社に行かなきゃ」というプレッシャーから解放された瞬間、体が軽くなった。

退職を切り出す勇気が出ない、上司に怒鳴られるのが怖い、引き止められたらどうしよう...そんな不安を全てプロに任せられるのは、想像以上に楽だった。

2. 時間の節約

通常の退職なら、退職願の提出から最短でも2週間〜1ヶ月。その間も出社し続けなければならない。

でも退職代行なら即日退職が可能。私の場合、有給消化も含めて実質的にその日から自由になれた。この時間を使って、心身の回復と転職活動に専念できた。

3. 正当な権利の確保

自分で退職を申し出ていたら、おそらく有給は消化できなかっただろう。「引き継ぎが...」「人手不足で...」と言われて、泣き寝入りしていたはずだ。

労働組合の交渉力で、法律で保障された権利をきちんと行使できた

正直なデメリット|使ってみて感じた課題

良いことばかりではなかった。デメリットも正直に書いておく。

1. 職場の人間関係は完全に切れる

お世話になった先輩や、仲の良かった同期とも連絡が取れなくなった。SNSでつながっていた人からも、そっとフォローを外された。

「裏切り者」「逃げた」そう思われているんだろう。でも、自分の命を守ることの方が大切だった

2. 転職活動での説明が必要

面接で退職理由を聞かれた時、正直に「退職代行を使いました」とは言いにくい。

私は「体調不良で急遽退職することになり、医師の指示で直接のやり取りが困難だったため、正式な手続きは第三者を通じて行いました」と説明している。嘘ではないし、詳しく聞かれることもなかった。

3. 罪悪感との戦い

退職してから1ヶ月くらいは、罪悪感に苛まれた。

「もっと頑張れたんじゃないか」「甘えだったんじゃないか」

でも、今振り返るとあのまま続けていたら本当に壊れていたと思う。罪悪感より、自分を守れた安堵感の方が大きい。

3ヶ月後の今|新しい人生のスタート

退職代行を使ってから3ヶ月。私は今、全く違う業界で新しい仕事をしている。

給料は少し下がったが、定時で帰れるし、休日出勤もない。何より、朝起きるのが苦痛じゃなくなった

同僚との関係も良好で、「前の会社、大変だったんだね」と理解してくれる人ばかり。退職代行を使ったことを恥じる必要なんてなかった。

心身の回復

  • 朝の吐き気→完全になくなった
  • 動悸→たまにあるが、以前の1/10程度
  • 不眠→睡眠導入剤なしで眠れるように
  • 食欲→美味しく食事ができるようになった

医師からも「よく決断しましたね。このままだったら、本当に危なかった」と言われた。

退職代行ガーディアンが向いている人・向いていない人

向いている人

  • 精神的・身体的に限界を感じている人
  • パワハラ・セクハラを受けている人
  • 退職を申し出ても聞き入れてもらえない人
  • 有給消化や退職金をきちんと受け取りたい人
  • とにかく早く退職したい人

向いていない人

  • 円満退職を望んでいる人
  • 同業他社への転職を考えている人
  • 職場の人間関係を維持したい人
  • 退職理由が明確でない人

退職代行は最終手段だと思う。できれば使わない方がいい。でも、使わざるを得ない状況があることも事実だ。

利用前に確認すべきポイント|失敗しないために

1. 運営会社の信頼性

退職代行サービスは玉石混交。中には悪質な業者もある。必ず以下を確認:

  • 運営会社の実態(所在地、代表者名など)
  • 過去の実績と成功率
  • 口コミ・評判(複数のサイトでチェック)

ガーディアンは東京労働経済組合が運営しているため、この点は安心だった。

2. サービス内容の詳細

  • 料金に何が含まれているか
  • 対応可能な交渉事項
  • アフターフォローの有無
  • 失敗した場合の保証

3. 自分の状況整理

相談前に以下を整理しておくとスムーズ:

  • 雇用形態(正社員、契約社員、パートなど)
  • 勤続年数
  • 有給休暇の残日数
  • 退職希望日
  • 会社に返却すべきもの

まとめ|退職は「逃げ」じゃない、「選択」だ

退職代行を使うことは、決して恥ずかしいことじゃない。

確かに「普通」ではないかもしれない。でも、自分の心と体を守るための正当な選択だ。

私は退職代行ガーディアンを使って本当に良かったと思っている。あの日、勇気を出して相談しなければ、今頃どうなっていたか分からない。

もしあなたが今、会社に行くのが辛くて仕方ないなら。体が悲鳴を上げているなら。その苦しみから解放される方法があるということを知ってほしい。

人生は一度きり。会社のために壊れる必要なんてない。

3ヶ月前の私のように苦しんでいる人が、この体験談を読んで少しでも希望を持ってくれたら嬉しい。

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