87歳の父が残したゴルフ会員権が3000万円に...TKゴルフで知った衝撃の真実と落とし穴
父の書斎から出てきた古びた証券。「千葉カントリー倶楽部」と書かれたそれが、まさか3000万円の価値があるなんて...。処分するつもりで軽い気持ちで連絡したTKゴルフの査定結果に、私は言葉を失った。
しかし、喜びも束の間。実際に売却手続きを進めていくうちに、ゴルフ会員権の世界に潜む想像以上に複雑な仕組みと、誰も教えてくれない落とし穴の存在を知ることになる。
なぜTKゴルフを選んだのか?3社比較で見えた決定的な違い
最初は正直、どこに相談すればいいのか分からなかった。ネットで検索すると似たような会社がたくさん出てくる。父の遺産を扱うのだから、信頼できる会社を選びたい。そこで主要3社を徹底的に比較してみた。
| 比較項目 | TKゴルフ | A社 | B社 | 
|---|---|---|---|
| 査定スピード | 即日回答 | 3営業日 | 1週間程度 | 
| 手数料 | 成約時5.5万円 | 成約時3% | 査定料2万円+成約時2% | 
| 取扱実績 | 年間2000件以上 | 年間800件 | 非公開 | 
| 相場情報の透明性 | リアルタイム公開 | 月1回更新 | 要問合せ | 
| 名義変更サポート | 完全代行可能 | 書類作成のみ | 別料金 | 
特に驚いたのは、査定額が会社によって500万円以上も違ったこと。A社は「最近の相場下落を考慮して...」と2500万円、B社は「名義変更の難しさから...」と2300万円。一方、TKゴルフは市場の需要を的確に把握していて、最高値の3000万円を提示してくれた。
実際の売却プロセスで体験した予想外の展開
査定が終わって、いざ売却となった時、思わぬ壁にぶち当たった。
1. 名義変更の複雑さに唖然
父名義の会員権を売却するには、まず相続手続きが必要。これが思った以上に面倒で:
- 戸籍謄本を5通も集める必要があった
- ゴルフ場への届出書類が20枚以上
- 相続人全員の実印と印鑑証明が必要
- ゴルフ場の理事会承認まで3ヶ月待ち
正直、「こんなに大変だと知っていたら...」と何度も思った。でも、TKゴルフの担当者が全ての書類を代行で作成してくれて、本当に助かった。他社だったら途中で投げ出していたかもしれない。
2. 買い手との交渉で見えた市場の実態
会員権市場って、株式市場とは全く違う。完全に売り手と買い手の「相性」で決まる世界だった。
最初の買い手候補は、60代の経営者。「孫とゴルフを楽しみたい」という理由で興味を持ってくれたが、年会費が高いことを理由に断念。2人目は40代の医師で、「接待で使いたい」とのことだったが、自宅からの距離を理由に見送り。
結局、3人目の買い手(50代の不動産会社社長)と成約。決め手は「取引先がこのゴルフ場の会員ばかり」という、まさかの理由だった。
TKゴルフの隠れた魅力:会員権購入サポート
実は売却が終わった後、私自身もゴルフ会員権の購入を検討することになった。父との思い出もあり、どこかのゴルフ場の会員になりたいと思ったのだ。
TKゴルフで扱っている会員権をいくつか見せてもらった中で、特に印象的だったのが以下の物件:
東名厚木カントリー倶楽部(神奈川県)
- 会員権価格:20万円(破格!)
- 名義書換料:22万円
- 年会費:3.96万円
- PGM系列で170コース以上が準メンバー料金
正直、「こんなに安い会員権があるの?」と驚いた。調べてみると、PGM(パシフィックゴルフマネージメント)という大手が経営していて、全国170以上のコースで優待が受けられるという。コスパを考えると、かなり魅力的だ。
片山津ゴルフ俱楽部(石川県)
- 総額:253万円(入会金230万円+消費税)
- 年会費:49,500円
- 全国50の名門コースと相互提携
これは少し高額だが、全国の名門コース50箇所でメンバー料金でプレーできるという特典に惹かれた。出張が多い人には最適かもしれない。

利用して分かった問題点と注意すべきポイント
良いことばかり書いてきたが、実際に利用して感じた問題点もある。
1. 相場の変動が激しすぎる
ゴルフ会員権の相場は、株式以上に変動が激しい。私の父の会員権も、10年前は1500万円だったのが、一時期は4000万円まで上がり、今は3000万円。この変動の理由を聞いたら:
- ゴルフ場の経営状態
- メンバーの高齢化
- 近隣の開発状況
- アクセス道路の整備
など、予想もつかない要因で価格が動くという。投資目的で買うには、リスクが高すぎる気がした。
2. 年会費の存在を軽視していた
会員権を買えば終わりではない。毎年の年会費が意外と重い。高いところだと年間50万円以上。しかも、プレーしなくても払い続ける必要がある。
TKゴルフの担当者は「年会費も含めたトータルコストで検討してください」と正直にアドバイスしてくれたが、他社ではこういう説明はなかった。
3. 名門コースほど審査が厳しい
お金さえあれば買えると思っていたが、大間違い。名門コースは:
- 既存会員2名の推薦が必要
- 面接がある
- 職業や年収の審査
- 過去のゴルフマナーまでチェック
まるで就職活動のような厳しさ。「会員の質を保つため」らしいが、ここまでとは思わなかった。
TKゴルフ vs 他社:実際の取引で感じた決定的な差
父の会員権売却から自分の購入検討まで、約半年間TKゴルフと付き合って、他社との違いが明確になった。
| サービス内容 | TKゴルフの対応 | 一般的な他社の対応 | 
|---|---|---|
| 初回相談 | 訪問・オンライン選択可 資料を事前送付 | 来店必須が多い その場で説明 | 
| 査定方法 | AI活用の即時査定 過去10年の取引データ分析 | 担当者の経験則 数日かかることも | 
| 売却戦略 | 複数の販路で同時展開 Web・店頭・提携先 | 自社顧客のみ 時間がかかる | 
| アフターフォロー | 名変完了まで完全サポート 税務相談も対応 | 契約後は自己責任 追加料金の場合も | 
| 情報提供 | 毎週相場レポート配信 会員権の裏事情も教えてくれる | 聞かれたら答える程度 都合の悪い情報は隠す | 
特に印象的だったのは、TKゴルフは売買成立を急がないこと。「今は売り時じゃない」「もう少し待った方がいい」と、会社の利益より顧客の利益を優先するアドバイスを何度も受けた。
 
実体験から学んだ会員権売買の極意
半年間の経験を通じて、ゴルフ会員権の売買には独特のコツがあることが分かった。
売却時の極意
- タイミングが全て:ゴルフシーズン前(2-3月)が最も高く売れる
- 複数社で査定:価格差が大きいので必須
- 名義変更料の確認:買い手負担か売り手負担かで手取りが大きく変わる
- 税金の把握:譲渡所得税がかかる場合がある
購入時の極意
- 実際にプレーしてから決める:ビジター利用で雰囲気を確認
- メンバーの年齢構成を調査:高齢化していると将来性に不安
- 年間プレー回数で計算:元が取れるか冷静に判断
- 名門にこだわらない:新興コースの方がサービスが良い場合も
これらの情報、TKゴルフの担当者から教えてもらわなければ、絶対に知ることはなかった。
意外な発見:会員権投資の新しいトレンド
調査を進めていくうちに、興味深いトレンドを発見した。若い世代(30-40代)の会員権購入が急増しているという。
理由を聞いてみると:
- リモートワークでプレー時間が増えた
- 健康意識の高まり
- ビジネスネットワーキングの場として
- 家族との時間を大切にする価値観
特に印象的だったのは、ある30代のIT経営者の言葉。「会員権は単なる投資じゃない。人生を豊かにする投資だ」。確かに、父も生涯の友人の多くはゴルフ仲間だった。
 
最終的な決断:私が選んだ道
色々と検討した結果、私はグランディ浜名湖ゴルフクラブの会員権購入を決めた。
決め手は:
- リゾートトラスト運営で施設が豪華
- メンバーの質が高く、ビジネスにも有益
- 家族も利用できる充実した設備
- 将来的な資産価値も期待できる
総額230万円は決して安くないが、父が残してくれた資産の一部を、同じゴルフという形で引き継ぐことに意味を感じた。
TKゴルフを利用する際の具体的なアドバイス
これから利用を検討している人へ、実体験に基づくアドバイスを:
まずやるべきこと
- 無料査定を受ける:相場を知ることから始める
- 担当者と直接話す:メールだけでは伝わらない情報がある
- 他社とも比較する:TKゴルフの良さがより分かる
- 焦らない:良い条件が出るまで待つ勇気も必要
注意すべきポイント
- 手数料は成約時のみだが、他の費用も確認
- 担当者によってサービスに差がある場合も
- 繁忙期(2-4月)は対応が遅れることも
- 地方のコースは情報が少ない場合がある
 
まとめ:ゴルフ会員権という特殊な世界
父の遺品整理から始まった今回の経験。最初は「面倒くさい」「早く処分したい」という気持ちだったが、TKゴルフとの出会いで、ゴルフ会員権の奥深い世界を知ることができた。
会員権は単なる金融商品ではない。そこには、人との出会い、健康維持、家族との時間、ビジネスチャンス、そして人生を豊かにする様々な要素が詰まっている。
確かに、相場の変動や年会費など、リスクや負担もある。名門コースの審査の厳しさに辟易することもある。でも、それ以上の価値があることを、父が残してくれた会員権が教えてくれた。
TKゴルフは、そんな会員権の世界を誠実に、そして親身にサポートしてくれる存在だった。売却も購入も、初めての人には分からないことだらけ。でも、信頼できるパートナーがいれば、安心して一歩を踏み出せる。
もし、あなたも会員権の売買を検討しているなら、まずは相談してみることをお勧めする。私のように、思いもよらない発見があるかもしれない。父が天国で「よく決断した」と言ってくれているような気がする。
ゴルフ会員権。それは、人生を変える可能性を秘めた、特別な存在なのかもしれない。
 
                            
                             
                                     
                                    