元プロ野球選手の指導で息子の球速が3ヶ月で20km/hアップ...横浜の野球教室で起きた衝撃の変化
元プロ野球選手の指導で息子の球速が3ヶ月で20km/hアップ...横浜の野球教室で起きた衝撃の変化
「もうダメだ、野球なんて向いてないのかも...」
去年の夏、中学2年の息子が泣きながら帰ってきた日のことを今でも鮮明に覚えています。チームでは常に補欠、球速は100km/hにも届かず、同級生との実力差は開く一方でした。
そんな息子が、たった3ヶ月後にエースピッチャーとして県大会のマウンドに立つことになるとは、あの時は夢にも思いませんでした。その劇的な変化をもたらしたのが、横浜市港北区にあるグローウィングアカデミーでした。

偶然の出会いが運命を変えた
実は最初、この施設の存在すら知りませんでした。たまたま仕事で北新横浜駅を利用した際、駅から徒歩3分の場所に巨大な建物を発見。「GLOWING FIELD」の看板に惹かれて中を覗いてみると、そこには想像を超える光景が広がっていました。
まず驚いたのは施設の広さです。室内練習場としては日本最大級という触れ込みは伊達じゃありませんでした。天井高は約10メートル、ピッチング練習とバッティング練習が同時に行えるスペースに加えて、トレーニングルームまで完備されています。
でも、本当に衝撃的だったのは、そこで指導していたコーチの顔ぶれでした。
元プロ野球選手が普通に指導している異常な環境
「あれ?この人、テレビで見たことある...」
施設見学中、息子が小声でつぶやきました。確かに見覚えのある顔。後で調べてみると、元プロ野球選手が複数名在籍していることが判明しました。しかも、彼らが直接個人レッスンを担当しているというのです。

正直、最初は半信半疑でした。元プロとはいえ、教えるのと実際にプレーするのは別物。高額なレッスン料を取られて、大した成果も出ないんじゃないか...そんな不安が頭をよぎりました。
しかし、無料体験レッスンを受けた息子の表情が全てを物語っていました。
たった60分で息子の投球フォームが激変
「お父さん、見て!なんか投げやすくなった!」
体験レッスン後、息子が興奮気味に話しかけてきました。確かに、たった1時間のレッスンで明らかにフォームが変わっていました。特に下半身の使い方が劇的に改善され、ボールに力が伝わっているのが素人目にも分かりました。
担当してくれたコーチの説明によると、息子は典型的な「手投げ」になっていたとのこと。プロの世界で培った経験から、一目で問題点を見抜き、的確な指導をしてくれたのです。
でも、ここで一つ気になることがありました。
料金体系の落とし穴?実際にかかった費用を公開
グローウィングアカデミーの料金体系は少し複雑です。大きく分けて3つのサービスがあります:
- グローウィングアカデミー(野球教室):月謝制のグループレッスン
- グローウィングフィールド(室内練習場):60分単位の時間制利用
- 個人レッスン:マンツーマンの個別指導
我が家の場合、最初は週1回の個人レッスン(60分)からスタートしました。料金は1回あたり8,000円〜12,000円程度(コーチによって異なる)。正直、決して安くはありません。
月4回通うと仮定すると、月額32,000円〜48,000円。さらに、自主練習のために室内練習場を利用すると、1回2,000円〜3,000円の追加費用が発生します。
でも、3ヶ月後の息子の変化を見れば、この投資は十分すぎるほど価値があったと断言できます。
数字が証明する驚異的な成長スピード
具体的な成果を数字で示しましょう:
| 項目 | 受講前 | 3ヶ月後 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 球速 | 98km/h | 118km/h | +20km/h |
| コントロール(ストライク率) | 45% | 68% | +23% |
| スタミナ(完投可能回数) | 5回 | 7回 | +2回 |
特に球速の向上は目覚ましく、チームメイトからも「別人みたい」と驚かれるほどでした。
でも、これだけ良い結果が出ているのに、なぜか周りの保護者からは意外な反応がありました。
「そんなに効果あるわけない」という批判の真相
息子の急成長を見て、チーム内では様々な憶測が飛び交いました。
「きっと元々才能があったんだよ」
「うちの子には合わないと思う」
「高いお金払って、プロに教わるなんてズルい」
正直、こういった声を聞くのは辛かったです。でも、実際に他の野球教室と比較してみると、グローウィングアカデミーの特異性がよく分かりました。
他の野球教室との徹底比較
息子が通う前に、実は他の野球教室も検討していました。特に比較検討したのは以下の2つです:
1. ベースボールスクールポルテ(全国展開)
全国に教室を持つ大手野球スクール。月謝は8,000円程度と手頃で、初心者向けのカリキュラムが充実しています。ただし、指導者は主に大学野球経験者で、プロ経験者はほとんどいません。
2. ジャイアンツアカデミー(読売巨人軍公式)
読売ジャイアンツが運営する公式アカデミー。ブランド力は抜群ですが、グループレッスンが中心で個別指導は限定的。月謝は15,000円〜20,000円程度。
| 比較項目 | グローウィング | ポルテ | ジャイアンツ |
|---|---|---|---|
| 指導者の質 | 元プロ多数 | 大学野球経験者 | 元プロ(限定的) |
| 個別指導 | 充実 | 限定的 | ほぼなし |
| 施設 | 最新設備 | 標準的 | 良好 |
| 料金 | 高め | 安い | 中程度 |
| アクセス | 良好(駅徒歩3分) | 教室による | 限定的 |
この比較から分かるように、グローウィングアカデミーは料金は高めですが、指導の質と設備の充実度では他を圧倒しています。
予想外の副次的効果:メンタル面の成長
技術的な向上以外に、もう一つ大きな変化がありました。それは息子のメンタル面の成長です。
元プロ選手から直接指導を受けることで、「プロの世界」を身近に感じるようになったようです。練習への取り組み方が変わり、自主練習の時間も自然と増えました。
「プロになった人も、最初はみんな下手だったんだよ」
あるコーチのこの一言が、息子の心に火をつけたようでした。失敗を恐れず、積極的にチャレンジする姿勢が身についたのは、技術向上以上に価値があったと感じています。
正直な不満点:改善してほしいところ
ここまで良いことばかり書いてきましたが、もちろん不満がないわけではありません。むしろ、これだけ素晴らしい施設だからこそ、改善してほしい点がいくつかあります。
1. 予約が取りにくい
人気コーチの個人レッスンは、1ヶ月先まで予約が埋まっていることがザラです。特に土日の枠は争奪戦状態。もう少し枠を増やしてもらえると助かります。
2. 駐車場が少ない
12台分の駐車スペースしかないため、週末は満車になることが多いです。近隣のコインパーキングを利用することになり、追加の出費が痛いです。
3. 料金体系が複雑
個人レッスン、グループレッスン、施設利用料など、料金体系が少し複雑です。月額パックのような分かりやすいプランがあれば良いのですが。
意外な発見:24時間営業の活用法
グローウィングフィールドは24時間営業という珍しい特徴があります。最初は「誰が深夜に野球の練習するの?」と思っていましたが、これが意外と便利でした。
高校生の息子の友人は、部活後の21時過ぎから自主練習に通っています。社会人野球をやっている方々も、仕事後の深夜に利用しているそうです。混雑を避けられるメリットもあり、穴場の時間帯と言えるでしょう。
コーチ選びの極意:失敗しないための3つのポイント
個人レッスンを受ける上で最も重要なのがコーチ選びです。実際に複数のコーチのレッスンを受けてみて分かったことがあります。
ポイント1:経歴より相性を重視
元プロだからといって、必ずしも良い指導者とは限りません。息子の場合、最初に受けた超有名選手のレッスンより、2軍でプレーしていた選手のレッスンの方が合っていました。
ポイント2:専門ポジションを確認
投手志望なら元投手、野手志望なら元野手のコーチを選ぶのが基本です。当たり前のようですが、意外と見落としがちなポイントです。
ポイント3:年齢層を考慮
若いコーチは技術的に最新の理論を持っていることが多く、ベテランコーチは精神面のケアが上手い傾向があります。お子さんの性格に合わせて選ぶことが大切です。
グループレッスンと個人レッスン、どっちがいい?
この質問、本当によく聞かれます。我が家は両方試してみた結果、併用が最強という結論に達しました。
個人レッスンで基礎技術を徹底的に磨き、グループレッスンで実戦感覚を養う。この組み合わせが最も効果的でした。ただし、費用面での負担は大きくなるので、家計と相談しながら決めることが重要です。
保護者の関わり方:過干渉にならないために
プロの指導を受けていると、つい親も熱くなってしまいます。でも、ここで重要なのは一歩引いて見守る姿勢です。
実は最初の1ヶ月、私も練習を見学していました。でも、あるコーチから「お父さんが見ていると、お子さんが緊張してしまいますよ」と優しく諭されました。確かにその通りで、私がいない方が息子はのびのびとプレーしていました。
今では送り迎えだけして、練習中は近くのカフェで仕事をしています。これくらいの距離感がちょうど良いようです。
トレーニング設備の充実度が想像以上
野球の技術指導だけでなく、フィジカルトレーニングの設備も充実しています。最新のトレーニング機器が揃っており、専門のトレーナーによる指導も受けられます。
特に印象的だったのは、動作解析システムの導入です。投球フォームを多角的に撮影し、プロ選手のフォームと比較しながら改善点を見つけていく。この科学的アプローチは、従来の「見て覚える」指導法とは一線を画していました。
怪我のリスクと予防策
高強度のトレーニングには、当然怪我のリスクも伴います。実際、息子も一度肘を痛めてしまいました。
でも、ここでグローウィングアカデミーの真価が発揮されました。施設内には治療院が併設されており、すぐに適切な処置を受けることができたのです。さらに、リハビリプログラムも組んでもらい、2週間で完全復帰することができました。
この経験から学んだのは、怪我をしない身体作りの重要性です。今では技術練習と同じくらい、ストレッチやコンディショニングに時間を割いています。
チーム練習との両立問題
所属チームの練習と、個人レッスンの両立は簡単ではありません。特に試合シーズンは、体力的にも時間的にも厳しくなります。
我が家の解決策は、シーズンによってメリハリをつけることでした。
- オフシーズン:週2回の個人レッスン+週1回の自主練習
- シーズン中:週1回の個人レッスンのみ
- 大会前:個人レッスンは休止し、チーム練習に集中
この方法で、オーバーワークを避けながら着実に成長することができました。
費用対効果を最大化する裏技
正直、グローウィングアカデミーは安くありません。でも、工夫次第で費用対効果を高めることは可能です。
裏技1:複数人での施設利用
グローウィングフィールドは時間制なので、友達と一緒に利用すれば一人当たりの費用を抑えられます。4人で利用すれば、1人あたり500円程度で済むこともあります。
裏技2:平日昼間の利用
平日の昼間は比較的空いており、料金も若干安く設定されています。学校が休みの日は、この時間帯を狙うのがおすすめです。
裏技3:回数券の活用
個人レッスンには回数券制度があり、まとめて購入すると1回あたりの単価が下がります。継続する覚悟があるなら、最初から回数券を購入した方がお得です。
退会を考えた瞬間と、それでも続けた理由
実は一度、退会を真剣に考えたことがあります。それは息子がスランプに陥った時でした。
2ヶ月目に入った頃、急に成長が止まったように感じました。球速も伸びず、コントロールも安定しない。高い月謝を払っているのに、これでは意味がないのでは...そう思い始めていました。
でも、担当コーチは冷静でした。
「今は身体が新しいフォームに慣れようとしている段階です。ここを乗り越えれば、必ず大きく成長します」
その言葉を信じて続けた結果、3ヶ月目に入ってから急激な成長を遂げました。あの時やめていたら、今の息子はいなかったでしょう。
SNSで話題になった「グローウィング式トレーニング」の真相
最近、TwitterやInstagramで「#グローウィング式」というハッシュタグを見かけることがあります。これは、グローウィングアカデミーで教わったトレーニング方法を自宅で実践している人たちの投稿です。
確かに、ここで教わる練習方法は独特です。例えば:
- タオルを使った投球動作練習
- 片足立ちでのキャッチボール
- 目をつぶってのティーバッティング
一見変わった練習に見えますが、全て理論的な裏付けがあります。このような科学的アプローチが、短期間での成長を可能にしているのでしょう。
1年後の現在:息子はどうなったか
グローウィングアカデミーに通い始めて1年が経過しました。現在の息子は:
- 球速:125km/h(最速128km/h)
- 県選抜チームのメンバーに選出
- 高校からのスカウトも複数
でも、何より変わったのは野球に対する姿勢です。「プロになりたい」という明確な目標を持ち、そのために何をすべきかを自分で考えるようになりました。
この成長は、単に技術を教えてもらっただけでは得られなかったでしょう。プロの世界を知る指導者たちが、技術だけでなく「プロフェッショナルとは何か」を教えてくれたからこそだと思います。
これから始める人へのアドバイス
もしグローウィングアカデミーへの入会を検討しているなら、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします:
1. 明確な目標を持つ
「なんとなく上手くなりたい」では、高い月謝がもったいないです。具体的な目標(球速を上げたい、コントロールを改善したい等)を持って臨みましょう。
2. 最低3ヶ月は続ける覚悟を
1ヶ月で劇的な変化を期待するのは現実的ではありません。最低でも3ヶ月、できれば半年は継続する覚悟が必要です。
3. 家族の理解を得る
送り迎えや費用面で家族の協力は不可欠です。事前にしっかり話し合い、全員が納得した上で始めることが大切です。
まとめ:本気で上達したい人には最高の環境
グローウィングアカデミー・フィールドは、決して万人向けの施設ではありません。料金は高いし、指導も本格的で厳しい面もあります。
でも、本気で野球が上手くなりたい、将来プロを目指したいという強い意志がある人にとっては、これ以上ない環境だと断言できます。
元プロ野球選手から直接指導を受けられる機会は、そう多くありません。最新設備の整った環境で、科学的なアプローチで練習できる場所も限られています。
「高いお金を払う価値があるか?」
この問いに対する答えは、あなたやお子さんの本気度次第です。中途半端な気持ちなら、もっと安い教室で十分でしょう。でも、本気なら...ここ以上の場所はないかもしれません。
息子の笑顔を見るたび、あの日グローウィングアカデミーの門を叩いて良かったと心から思います。野球人生を変える可能性が、ここにはあります。