築20年の我が家。前回の外壁塗装から15年が経過し、北側の壁にはコケが生え、南側には細かいひび割れが無数に走っていた。

実は、15年前に大手ハウスメーカーに依頼した外壁塗装工事で、私は大きな失敗をしている。施工後わずか3年で塗装の剥がれが始まり、5年後には雨漏りまで発生。結局、部分的な補修を繰り返すことになり、トータルで300万円以上の出費になってしまった。

その苦い経験から、今回は徹底的に業者選びをした。そして辿り着いたのが、東京都江戸川区を中心に施工を行っている「株式会社yutakahome」だった。

なぜ大手ではなく地域密着型のyutakahomeを選んだのか

正直に言えば、最初は大手の安心感に惹かれていた。しかし、前回の失敗を思い出すと、「大手=安心」という図式は必ずしも成立しないことを痛感していた。

yutakahomeを知ったきっかけは、近所で施工していた現場を見かけたことだった。職人さんたちの丁寧な養生作業と、現場監督が何度も確認している姿が印象的だった。

調べてみると、この会社の特徴は「自社完結体制」にあることがわかった。つまり、営業から施工、アフターフォローまですべて自社で行うということ。これは前回の失敗の原因だった「下請け丸投げ」とは正反対のシステムだった。

見積もり段階で感じた違い

実際に見積もりを依頼してみると、他社との違いは明確だった:

  • 建物の劣化診断に2時間以上かけて細部まで調査
  • ドローンを使用した屋根の状態確認(無料)
  • 劣化箇所の写真付き診断書の提出
  • 塗料メーカーごとの特性説明と、我が家に最適な提案

特に驚いたのは、「この部分はまだ塗り替える必要がありません」と正直に言ってくれたこと。普通なら売上を増やすために全面塗装を勧めるところを、必要な箇所だけの提案をしてくれた。

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実際の施工で感じたプロフェッショナリズム

施工が始まってから、yutakahomeの「品質へのこだわり」を実感する場面が何度もあった。

想定外だった細やかな配慮

施工初日、職人さんたちが現場に到着したのは朝8時30分。しかし、作業を開始したのは9時だった。理由を聞くと、「近隣の方々への配慮で、9時前の作業音は控えている」とのこと。

また、我が家には小さな子供がいることを伝えると:

  • 塗料の臭いが少ない水性塗料への変更提案
  • 子供の昼寝時間(13時〜15時)は騒音作業を避ける配慮
  • 庭の遊具周辺は特に念入りに養生

こういった顧客目線の細やかな配慮は、マニュアル化された大手では難しいのではないだろうか。

施工中に発見された問題への対応

施工3日目、外壁の下地処理中に、見積もり時には発見できなかった構造材の腐食が見つかった。これは追加工事が必要なレベルの問題だった。

しかし、現場監督の対応は素晴らしかった:

  1. すぐに写真付きで状況を説明
  2. 放置した場合のリスクを丁寧に説明
  3. 複数の補修方法と費用を提示
  4. 「今回は見送って、数年後に大規模修繕する」という選択肢も提案

結局、最も経済的な補修方法を選択したが、追加費用は当初見積もりの5%程度で済んだ。

他社との比較で見えてきた真実

実は、yutakahome以外にも2社から見積もりを取っていた。比較することで、それぞれの特徴がより明確になった。

比較項目 yutakahome 大手リフォーム会社A 地域工務店B
見積もり金額(税込) 178万円 235万円 165万円
施工体制 完全自社施工 下請け委託 一部外注
保証期間 10年 10年 5年
使用塗料 日本ペイント
シルビアWS
自社オリジナル塗料 エスケー化研
クリーンマイルド
診断の詳細さ
写真付き報告書

簡易報告書

口頭説明のみ
対応スピード
即日〜翌日

3〜5営業日

翌日〜2日
アフターサービス 定期点検あり
(1,3,5,10年)
定期点検あり
(1,5,10年)
要請時のみ

地域工務店Bは価格が最も安かったが、保証期間が5年と短く、何より診断が簡易的すぎて不安を感じた。一方、大手A社は安心感はあるものの、価格が高く、何より施工は全て下請け任せという点が前回の失敗を思い出させた。

施工完了後の率直な感想

全ての工事が完了して3ヶ月が経過した今、改めてyutakahomeに依頼して良かったと感じている点と、若干の不満点を正直に書いてみる。

期待を上回った点

  • 仕上がりの美しさ:素人目にも分かる丁寧な塗装。特に細部の処理が秀逸
  • 近隣トラブルゼロ:事前の挨拶回りから施工中の配慮まで完璧だった
  • 追加費用の透明性:想定外の補修が必要になった際も、明朗会計だった
  • 施工後のフォロー:1ヶ月後に点検に来てくれ、気になる箇所を無償で手直し

改善の余地がある点

完璧な業者というものは存在しない。yutakahomeにも改善してほしい点はある:

  • 職人による対応の差:ベテランと若手で、説明の丁寧さに差があった
  • 工期の遅れ:雨天による遅れは仕方ないが、代替日程の調整がやや遅かった
  • ウェブサイトの情報不足:施工事例は豊富だが、料金の目安が分かりにくい

ただし、これらの不満点を差し引いても、総合的な満足度は非常に高い。特に、前回の失敗と比較すると、その差は歴然としている。

費用対効果を冷静に分析してみる

178万円という金額は、決して安い買い物ではない。しかし、長期的な視点で見ると、この投資は十分にペイすると考えている。

前回の失敗から学んだコスト計算

15年前の外壁塗装:

  • 初期費用:150万円
  • 3年後の部分補修:30万円
  • 5年後の雨漏り補修:80万円
  • その他メンテナンス:40万円
  • 合計:300万円(15年間)

今回のyutakahome:

  • 初期費用:178万円
  • 10年保証付き
  • 定期点検込み
  • 高耐久性塗料使用で15〜20年は持つ見込み

つまり、初期費用は若干高くても、トータルコストでは大幅な節約になる可能性が高い。

yutakahomeをお勧めできる人、できない人

私の経験を踏まえて、yutakahomeが向いている人と向いていない人を整理してみた。

向いている人

  • 品質重視で、10年以上の長期的視点で考えられる人
  • 施工の透明性や説明の丁寧さを重視する人
  • 江戸川区、葛飾区、江東区など施工実績の多いエリアに住んでいる人
  • 自社施工による責任の所在の明確さを求める人

向いていない人

  • とにかく最安値を求める人
  • ブランド力のある大手でないと不安な人
  • 即日対応を求める人(繁忙期は1ヶ月待ちもある)
  • 施工エリア外に住んでいる人

実際に依頼する前に確認すべきポイント

もしあなたがyutakahomeに興味を持ったなら、以下の点を事前に確認することをお勧めする:

  1. 施工実績の確認:自宅と同じような建物タイプの施工経験があるか
  2. 使用塗料の選択肢:予算と耐用年数のバランスを相談
  3. 保証内容の詳細:何が保証対象で何が対象外か明確に
  4. 支払い条件:分割払いやローンの利用可否
  5. 繁忙期の確認:春と秋は混み合うので早めの相談を

特に無料診断は積極的に活用すべきだ。私も最初は「無料だから適当なんだろう」と思っていたが、実際は有料級の詳細な診断だった。

最後に:外壁塗装で失敗しないために

外壁塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスだ。私のように一度失敗すると、その代償は大きい。

yutakahomeは完璧な業者ではない。しかし、「顧客の立場に立って仕事をする」という基本的な姿勢が、随所に感じられた。それは、自社施工だからこそ可能な、責任を持った仕事への現れだと思う。

東京都内で外壁塗装を検討している人には、選択肢の一つとして検討する価値は十分にある。ただし、どんな業者を選ぶにせよ、複数社から見積もりを取り、じっくり比較検討することが何より大切だ。

私の失敗と成功の経験が、あなたの業者選びの参考になれば幸いだ。家は家族の大切な財産。後悔のない選択をしてほしい。

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